【映画: Red Rocket】人生は近くから見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である。(短め感想)
故・立川談志の弟子、テレビでもよく見る立川志らく師匠が「談志の凄さ」について語る動画をいつだか見たことがある。その時に語られた談志の「落語とは何か」ということに関しての独自の見解が面白くて今でもそれが脳裏に染みついている。以下に引用しよう。
「人間の業の肯定」、この「業」という言葉の解釈だけで記事が一つ書けそうなので、ここでは一般的な意味合い、「人間の行為」と解釈してみましょう。談志師匠が言うには、落語とは「基本的にクズな人間を美化することなく、そのクズさをありのまま肯