教務主任5 職員室

職員室の嫌いな教師が1年職員室にいました

職員室が嫌いでした。

職場の人間関係がどうということはありません。

ただ、情報が多いのです。

先生方が話す声。

電話の音。

頼まれごとなどなど。

落ち着いて何かを考えることには職員室は向いていません。

私は、放課後、教室で子どもと話した1日のことを考えたり、明日の授業の準備をしたり、子供達のノートを見たりして過ごすのが好きでした。
私淑する向山洋一氏も放課後の教室で子供の姿を思い出されていました。
斎藤喜博氏も初期の頃の全集で、放課後の教室でそのようなことをされていた記述があったように記憶しています。

教務になると、教室がありません。

職員室で過ごすことになります。

ストレスの多くは、断続的な電話対応です。

一回一回中断するので、慣れるのに時間がかかりました。いまだに慣れません。

その私が1年、職員室にいられたのは、周りの方に恵まれたのだとしか言いようがありません。

感謝です。

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