仕事が別の仕事になったような感覚でした。

　しかし、体力的、物理的には疲れていたのですが、精神的には、担任の方が大変だなと思うことがありました。

　放課後、電話に出るときに、先生達の意識が、こちらに向かうのを感じ、「担任の時はこうだったなあ」と感じました。

子どもを泣いたまま理由が聞けずに返してしまった時、強く叱ってしまった時、放課後電話があると、「あのことかも」とドキドキしました。

　自分でないと「ホッ」としましたし、自分の時は「やっぱりかあ、なんと言おうか」と思ったものです。

　始業式の前の日や、夏休み明けに、子ども達が言うことを聞かなくて、立ち往生して、途方に暮れる夢を何度も見ました。

　疲れ方の質が違っているなあと感じました。

　もちろん、今の職場は恵まれているので、難しい連絡調整をしなくて良いというのはあります。

　また、ベテランの方が多いので、細かく決めなくてもなんとなく上手くいくことが多いというのもあるでしょう。

　先生方が主体性をもち、ご自身の個性を発揮しながら子供達に向かい合っていく職場を作っていきたいですね。