頭がいいとは。

教師として、担任する子供達を統率するため、さまざまなリーダーシップに関する本を読みました。

この統率という概念は、陸軍の兵学提要に載っているとも教えもらいました。

統御と統制にわかれます。わかりやすく言えば、統御はやる気にさせること、統制は管理することです。統御に関わることで、その人の決断が当たるというのがあります。プロスポーツだとわかりやすいのですが、勝てるということです。成果が出ないリーダーには、ついていきたいとは思えないです。

例えば、教室でいえば、時々蜂や虫が飛び込んでくることがあります。

「むしー!」と子供達が叫ぶことがあります。

その時に落ち着くよう声をかけ、窓をあけ、電気を消します。虫は走光性の本能がありますので、外に出ていきます。

その後に、頭が良いとはこういうことだよ、と子供達に伝えます。走光性の本能を知り、現実場面にいかし、問題解決し、集団に利益を与える。教室の教師に対する空気がほんのちょっぴりだけ変わります。(気のせいかもしれませんが(笑))

次から虫が入ってきても、前ほど騒がなくなります。言葉でなく、事実で示していくと説得力が上がります。

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