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感想戦等の背景深堀!:藤井名人将棋タイトル8冠達成の裏話?

REV5

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

王座戦の第四局、藤井名人の勝利で3勝1敗で終わりましたが、最終戦第四局の感想戦や動画での各感想配信内容など纏めてみました。

既に、第四局では藤井名人が、うなだれている様に見える姿が、沢山見られ、感想戦などでのコメントを確認すると、どうやら、感想戦やそれ以外の解析動画などで指摘されている、先手の永瀬前王座がどこに何を打てば、藤井名人が詰まされてしまうか、認識されていた様です。

そんな中、講師が確認した限り、藤井名人は敢えて自身の駒を大きく動かして、永瀬前王座に対応即ち駒打ちをさせたり、後一手で詰み始めさせられる時点で、相手の永瀬前王座の玉の側に逆に駒を打ち、注意を反らせるなどの行為を裏で行っていた様です。

何が言いたいかというと、藤井名人は、完全に詰まされる迄は、ありとあらゆる手を打って、ある意味、相手のミスを待っていたという事です。

例えば、前述の駒を大きく動かして、相手に手駒を消費させるというのは、どういう事に繋がっているかというと、実はこの手が無くて、永瀬前王座の持ち駒が減っていなければ、実は実際に打たれた、竜の王手の先でも、詰める事が可能だった可能性が高いのです。

然しながら、手駒を消費させられたので、満々と藤井名人に逃げられてしまったのです。

尚、この相手の手駒消費策は、相手玉近くへの駒打ちでの注意反らしの前に既に行われています。

即ち、詰められる可能性のある手筋を徐々に藤井名人は取り除く行為をしていたという事になります。

そういう意味で、対局時は現在、AI等が次の手の候補を幾つか提示したりしているのですが、こういった、ある意味目くらましの様な手を藤井名人は敢えて選択している可能性があり、AIの読みと全く異なる手を時に指すことが多い様に感じます。

言い換えれば、Aiでも読めない・考えない手は、実は、ミスか?詰めへの布石か?ある種目くらまし?の様な場合に現出しているのではないかと、推測できる様に思えます。

今後、藤井名人(8冠)の対局でAI情勢分析やAIの次の一手などが提供されている場合は、AIの分析と全く異なった手を藤井名人が選択された場合は、何か意味があると考えるのが自然に思えます。

今後、藤井名人の対局をTVや動画などで見る場合は、一つ、この様な視点が追加で必要な様です。

涼しくなってきた今日この頃、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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