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THIS RECORD SHOULD BE PLAYED LOUD Let It Bleed The Rolling Stones レットイットブリード ローリングストーンズ

Let It Bleedは1969年にリリースされたThe Rolling Stonesのアルバム

カバーが1曲収録されている、Robert JohnsonのLove in Vain、マンドリンはRy Cooderが弾いている、27clubのメンバーであのクロスロード伝説のRobert Johnsonの曲、ストーンズはアルバムExile on Main St. メイン・ストリートのならず者でもRobert JohnsonのStop Breaking Downをカバーしている

Keith Richardsによると、The King of Delta Blues Singers がRobert Johnsonの唯一のアルバムだと思っていたが、67年か68年頃にLove in Vainを含むbootlegが登場した。Love in Vainはとても美しい曲でMickもKeithもこの曲がお気に入りだった、Love in Vainを別のアレンジで表現できないかと模索し始め、少しカントリー風でフォーマルにしてみた

Mick Jaggerは、1995年にRolling Stone誌のインタビューで、Love in Vainのアレンジについてコメントしている。アレンジはRobert Johnsonのものからかなり変更した、Robert Johnsonのバージョンにはないコードを追加しよりカントリー調にした、Love in Vainは不思議な曲で、とても心に響くものがある、Robert Johnsonの歌詞は素晴らしい、彼の歌はしばしば愛について歌っているがそれは荒涼としている

収録曲
1.Gimme Shelter
2.Love in Vain
3.Country Honk
4.Live with Me
5.Let It Bleed
6.Midnight Rambler
7.You Got the Silver
8.Monkey Man
9.You Can’t Always Get What You Want

The Rolling Stonesレコーディング時メンバー
Mick Jagger
Keith Richards
Brian Jones
Bill Wyman
Charlie Watts
Mick Taylor

レコーディングに参加したギタリストはBrian Jones、Mick Taylor、Keith Richardsの3名、しかしKeith Richardsがほぼひとりでギターを弾いている

Let It Bleedレコーディング時、Brian Jonesは薬物使用によりほとんどのセッションを欠席、居ても演奏できない状態だった、結局2曲だけの参加(ギターでは無くcongasとautoharp)の後The Rolling Stonesから離脱
Mick TaylorはCountry HonkとLive with Meの2曲のみの参加
よってこのアルバムで聴けるギターは大半がKeith Richardsによるもの、またYou Got the Silverでは初めて単独でリードボーカルも担当している、大活躍


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