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SF的ゲーム感想文

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簡単にハード別に記事が読める「もくじ記事」をご用意しましたのでご利用ください。 新作よりも中古ゲーム。メジャーよりもマイナーなゲーム感想文を書いていきます。
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2023年2月の記事一覧

ソ連超科学ツアー開幕 【 ATOMIC HEART 】(XBOX SX)

やっと遊べる!ついに発売された。衝撃のトレーラーから5年と6ヶ月と30日。即購入を決意したあのゲームがついに発売された。一時期はこのまま消滅するんじゃないかと諦めかけていたゲームがついに遊べる。 自分がどれだけこのゲームを心待ちにしていたかはこちらの記事を見ていてほしい。やっと、やっと遊べるのだ。…というかこの記事ほぼ3年前かよ! ビジュアル最優先の世界観!ATOMIC HEART。第二次大戦後に科学が発展しすぎたソ連を巡るSF世界が舞台のバイオショック的探索型FPSだ。人

逃げろ 【 INSIDE 】(Steam)

状況から世界を見る本作はごく普通の横スクロールアクションだ。 しかし主人公の少年は常に身を隠し、逃げている。理由はわからない。しかし大人達に見つかれば捕まえられ、犬に襲われればそのまま殺されてしまう。絶体絶命だ。 そんな頼れる見方も武器もない、どこまでも孤独で殺伐な状況をただ右に向かって進んでいくゲーム。それが小島秀夫氏も驚嘆した本作「INSIDE」だ。 基本的にはごく普通のジャンプや、モノを持ったりするアクションゲームで、立ちはだかる敵を避け、謎解きギミックをクリアしなが

魔神を倒せ 【 水曜どうでしょう 対決列島 タイピングゲーム 】(PC)

水曜どうでしょう唯一のキャラゲー?北海道の伝説ローカル番組「水曜どうでしょう」、僕もDVDの一巻が出たあたりに見始め、大泉洋たちの珍道中を笑って繰り返し見ていたものである。そして当時の大泉洋よりも年上になってしまったのはなんとも言えない気分だ。そんな水曜どうしょうのゲームが実はPCから発売されていた。それが本作「水曜どうでしょう 対決列島 タイピングゲーム」だ。 タイトル通り水曜どうでしょうの中でも随一の名企画「対決列島」をモチーフにしたタイピングゲームで、対決列島の名場面

iPhoneから始まる長い旅路【 FANTASIAN 】(AppleAcade)

iMacを買い換えたんですなんだかんだ僕はAppleユーザーだ。Apple Watchは持っていないけど、iPhoneにiPadにiMacと身の回りのガジェットをAppleで固めている。理由は昔それがとてもCOOLに今を生きるGUYだと思っていたからだ。ちなみに今はもうただの惰性だ。 そして僕は15年以上Macを使い続けてその環境から抜けきれず、3台目のiMacを買ってしまった。2台目のLate2012モデルをCS5のPhotoshopとIllustratorを使いたいがた

スライムの濁流へ...【 Kawaii Slime Arena 】(Switch)

今日はあのゲームの発売日仕事をしながら今夜遊ぶゲームのことを考える。この感覚は中学生の頃、学校終わりに新作ゲームを買うために授業中にずっとワクワクしていた頃を思い出す。しかし今宵遊ぶゲームは一大メーカーの大作RPGでも注目の音ゲーでも小島ゲームでもない。あの問題作「 WAIFU IMPACT 」を制作したMitsuki Game Studioの新作が発売する日なのだ。 当初は困惑したが、あのプレイヤーを突き放す感覚が忘れられない。あの戸惑いと衝撃をもう一度味わいたい...そう