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SF的ゲーム感想文

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簡単にハード別に記事が読める「もくじ記事」をご用意しましたのでご利用ください。 新作よりも中古ゲーム。メジャーよりもマイナーなゲーム感想文を書いていきます。
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2023年10月の記事一覧

11年ぶりの007ゲーム!【Cypher 007】(Apple Arcade)

そいつは突然現れたなんとなくアプリストアでApple Arcadeを覗いてみたら目を疑った。なんと新作の007ゲームが配信されているじゃないか!前情報とか一切知らなかったから驚いたのなんの! 思えば最後に007ゲームが販売されたのは2012年の「007 Legends(日本未発売)」だった。あれ以来007のゲームは販売されず、ずっと心待ちにしていたが、ジェームズ・ボンド60周年の今年、突如新たな007のゲームが登場したのだ。その名は「Cypher 007(サイファー 007)

バイオライクでエヴァ風味【 SIGNALIS 】(Xbox series X)

バイオハザードが好きだ。特にPS1の一作目のバイオハザードは最高だ。心もとない弾薬と回復アイテムを管理しつつ、謎だらけの館を攻略していくのが大変だけれども達成感もひとしおな超楽しい作品だった。続編もたくさん登場したけれどやっぱり初代の面白さには敵わない。グラフィックもやっぱり想像力を掻き立てる荒いポリゴンが良い。思えばリアルすぎると怖さが逆に引き立たないんだ。 そんな事を思っていた人が他にもいたようで、2022年に登場したゲームである「SIGNALIS(シグノーシス)」はそん

アルタゴは連打大陸【 イースSEVEN 】(Steam)

アドル=クリスティン、新たな国へカナン諸島の旅もつい半年前、そんな7作目でアドル(23)が向かうのはアフロカ大陸の大国であるアルタゴ公国。イースシリーズは辺境、秘境に向かうことが多かったのでここに来て大国へ向かう展開だ。アルタゴの首都はイースシリーズでは初めて見るスケールの大都会でとても新鮮な気分だ。 今回は大画面で遊べるSteam版でプレイ。ボイスが英語のみの仕様なので、流暢に英語を喋るアドルやドギが面白すぎるぞ。 SEVENは常にドギと一緒!そして今回からアドルは仲間を

郷愁のネット徘徊ゲーム【 餓史シャチの幸 】(Steam)

それは20年前の思い出インターネット。2000年代前半、ボンクラ中学生男子の目の前に現れたソイツはまさしくパンドラの箱だった。おもしろFlashにフリーゲームそしてエロ画像。欲しいものが次々と出てくる空間にハマらない訳がない。Yahoo!で検索して個人サイトからリンクページでさらなる深部へ、あの探索感がたまらなくドキドキしたのを覚えている。 もちろんその好奇心のおかげで顔が真っ赤になる思いや、ブラクラやワンクリック詐欺を踏んでビクビクした事もあった。しかしそれにもめげずに暗