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SF的ゲーム感想文

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簡単にハード別に記事が読める「もくじ記事」をご用意しましたのでご利用ください。 新作よりも中古ゲーム。メジャーよりもマイナーなゲーム感想文を書いていきます。
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#任天堂

【もくじ】ゲーム感想文・ハード別索引

こちらからゲームハード別で記事に飛ぶことが出来ます。 ちなみに50音順です XBOX series X / S & Xbox ONEATOMIC HEART CALL OF DUTY GHOST Ghostwire TOKYO サイバーパンク2077 SIGNALIS SUNSET OVERDRIVE Starfield STRAY 挑戦1 Kiss or Kill Telling Lies Touhou Luna Nights BIOHAZARD7 residentevi

郷愁と新発見のリメイク【 スーパーマリオRPG 】(Switch)

蘇るRPG原体験高らかにパックンフラワーが歌うCMが今も忘れられない。1996年発売されたスーパーファミコンの「スーパーマリオRPG」に当時小学生低学年の自分は完全にやられていた。そして本作がRPG原体験であった事を思い出す。プリレンダCGによる美麗で立体的なグラフィック、耳から離れない楽しくも深みある音楽とSE、他のマリオとは違うどこかシュールな雰囲気、賑やかに動くキャラクター、面白くも毒気のあるテキスト、大量の小ネタとミニゲーム。その全てが新鮮で、ワクワクして、楽しくて何

ダニエル・クレイグで再撮影!【ゴールデンアイ 007】(Wii)

突如アイツが帰ってきた!2010年。Wiiでのゴールデンアイ発売に当時とても驚いたことを覚えている。あの伝説のFPS「ゴールデンアイ 007」がリメイクされて帰ってくるとは。発売はアクティビジョン、開発はEUROCOM、そして日本での販売はなんと任天堂だ。日本の販売を一任しているとは、任天堂のゴールデンアイに対する特別な想いが伝わってくるね。(まぁそのせいでグラフィックの良いPS3と360版が日本で発売されなかったけれど) しかし本作は64のゴールデンアイとはほぼ別物だった

良心と金…あと野球【 だるめしスポーツ店 】(3DS)

ここはだるめしスポーツ店。しがない元プロ野球選手で店長・樽飯イヌジ 10才(人間年齢換算56歳)が営むスポーツショップ。若者のスポーツ離れから経営は悪化、再帰復活を狙うためイヌジは新たな商品展開としてHONTENDO 4DSというゲームハードとそれに付随するゲームソフトを売り始めた…。 本作は任天堂開発の2013年配信のゲーム内で遊ぶソフト購入していくタイプの課金要素が存在するゲーム。しかし当時は本作を遊ぶモチベーションは上がるわけなかった。「こんな胡散臭い親父の売るゲーム

最も残酷な任天堂ゲーム 【 ピクミン 】(GC)

リアルタイムストラテジーそれはPCゲームではポピュラーであったが、家庭用でしかも2001年ではまだまだ珍しかったマイナーなジャンルだった。本作はそんなRTSをあの任天堂が家庭用に落とし込んだ一作だ。 そしてその中身は一言で言えば「残酷」である。 今ではスマブラでもお馴染みオリマー(所帯持ち)が遭難した惑星で出会った、ピクミンたちを使って猛毒の酸素が大気の星で生命維持装置が止まる30日以内に壊れたロケットのパーツを探していくのが本作のストーリー。(彼の書き記す遭難日誌は淡々と

今更遊ぶぜスプラ1#まだ人がいるよ!【 スプラトゥーン 】(WiiU)

WiiUを購入したんです。 来年3月でWiiUのストアが終了の発表を受け、数々のレアなレトロゲーム達を見逃すことできない。 それでせっかくならWiiUのゲームも遊びたい。そして僕には一つ遊びたいゲームがあった。そう、スプラトゥーンだ。あのイカしたゲームだ。 実は僕はすでにSwitchのスプラトゥーン2を持っている。Switchと同時に買ったんだ。 だけど2は続編だけあって一度にやってくる情報量がとても多い為になかなかついていけず、いつのまにか遊ばなくなってしまった。 でも、

それは麻薬 【 立体ピクロス 】(DS)

ピクロスは苦手だ。やり方が教えてもらってもよくわからない。横軸?縦軸?ここをこうして…え?なんで違うの?うーん…と言った具合だ。根本的に僕と合わないのだ。 しかし「立体ピクロス」となったら話は別になる。 本作は高橋名人が大好きなゲームとして挙げていたので購入。正直半信半疑だったけれどゲームの中身は遊んでみなくちゃわからない。 内容はというと文字通りピクロスのように文字の書かれたブロックの塊を数字に合わせて削っていくだけだ。いろんな方向から書かれた数字を鑑みて削っていくとい

美しき箱庭世界へ【パイロットウイングス64 (N64)】

今なら分かるかもしれない・・・。当時祖父に買ってもらったニンテンドー64。発売早々買ってもらった64。 ローンチソフトは3つしか無かったが全部買ってくれた。早くやりたくてしょうがない「スーバーマリオ64」そして「パイロットウイングス64」あと「最強羽生将棋」。 子供の僕は目もくれず期待していたマリオ64に齧り付き。他の2本は触ってはいたがほとんどプレイしていなかった。(特に羽生将棋) 「パイロットウイングス64」も低学年の僕には楽しさが伝わりにくく、要求する繊細な操作はボン

目を閉じて遊べ【 bitGenerations Soundvoyager 】(GBA)

本作は任天堂の原点回帰「bit Generationシリーズ」の一つ。グラフィクはシンプルながらも個性的なゲーム達がこのシリーズの魅力だが、その中でも突出して異彩を放っているのがこの「Soundvoyager」である。本作では7つのミニゲームを楽しむ事の出来るアクションゲームなのだが、プレイには必ずヘッドホンを使わなければならない。それはこの作品が画面を見る以上に、「音」に集中しなければいけないためだ。 ミニゲームは、音を集めて一つの曲にしていく「sound catcher