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世界一周プロジェクト⑥インド

こんにちは!
本日からインドについて紹介します🇮🇳

インドについて

世界2位の人口と日本の約9倍の広大な国土を有する多民族国家
公用語は公用語はヒンディー語と英語、その他21の憲法で公認されている言語があります。

インドの国旗は中央の紋章が仏教のチャクラと呼ばれるシンボルであり、オレンジはヒンズー教、緑はイスラム教、白は両者の和解と平和を表しており、多民族国家らしい国旗となっています。

※チャクラとは
3世紀頃のインドの神殿の柱に飾られていたもの。
24の車輪は1日の時間を表している。

インドの社会問題

貧困を図る指標の一つである国際貧困ラインは現在1日1.9ドル以下で生活する人々の割合を貧困率と定めています。
1973 年では 54.9%であった貧困率は年々減少し、1994 年には 49.4%、2010 年には 32.7%と推移しています。

インドの労働人口の約 80%は路上での商売や、 臨時雇い、ゴミ拾いなどのインフォーマルセクターで働いています。

COVID-19 による都市封鎖や外出禁止の措置がとられると職を失ってしまう人増えてしまいます。

また、労働者の 11%はホテルやレストランで職を得ていると言われており、店舗や施設の封鎖によりインドの貧困問題はさらに悪化しています。

カースト制度と教育

インドといえば「カースト制度」というイメージがある人も多いのではないでしょうか。

インドでは「カースト」という不条理な差別をはね返し、IT 産業での成功を勝ち取るた

め、若者たちが熾烈な競争を繰り広げている。
カースト差別は法律で禁止されているものの、インド社会には結婚などに今も色濃く残っている。

しかし、都市部での新しい職種のIT 産業なら職業カーストの枠を乗り越えることができる。そのため、IT 産業での成功を夢みる若者は優秀な大学に入るため狭き門を突破しなくてはならない。
この激しい競争には本人のみならず、家族の期待も重くのしかかる。
また、そのプレッシャーに耐えきれず自殺する子どもも相次いでいる。

解決策

貧困やカーストなどによる格差を解消するために大学入試や公務員採用などに対して、

被差別カーストの人々を対象にした、優先枠がある。

「留保制度」と呼ばれ政治と結びつき対象枠が徐々に増えているが、上位カーストの人々が大学入試や公務員採用で高得点をとても合格が難しくなるという事態が起きており、逆差別だという意見もある。

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