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溶けた銃口は

tetoの溶けた銃口は単語から個人的にAcid Black Cherryのピストルを彷彿とさせるんだけどドロドロさが違うし、ゆずのいちごはもっとポップだしフォーリミのmilkはもっと甘ったるい、とろとろって感じ

人それぞれのなんらかの夏があるし何もない夏もあると思うんだけど、よく目に入ったものは海かもしれないし空かもしれないし見慣れたテレビやティッシュかもしれないし
だけどそんな先の思いや過去の風景を思い起こしながらまだ暑い暑いと言いながらあるいは思いながら歩くコンクリートの上は、暑いはずなのにどこか心地よいタオルケットの感覚を思い出して身震いする

秋ってなんだよ、全然汗の臭いしかしないじゃんかってなる中ドラッグストアで買った100円に満たないアイスを口に入れた瞬間、なぜか今年最後のアイスのような気がして、自分も結局秋を待つ一人なのだと、少しの希望と哀れみを感じた

今日は9/5だった 
もうすぐあの人の誕生日か、とか思った
思っただけ
あれが僕の溶けた銃口だったのかとそんな綺麗でも汚いものでもないのだけど、君が笑っていたのなら別にいいかと無理やり美談にしては壊したくなる
壊れてしまえばいいのにそんな勇気も気力もないから今日もまた音楽を聴いて懐古するのだろう


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