「いいなー、そんなに想われたことないからうらやましいわー」

そう笑いながら言った婚活の戦友（男性）にドロップキックを食らわせてやりたい気持ちでいっぱい！

しがないOLの特技は『アクティブさを生かした婚活パーティのはしご』である。去年は一層すごかった。

去年の、とある1日のスケジュールは下記である。

今思えば、よくやってたな自分…！と去年の自分に拍手を贈りたい。
最近は落ち着いてきて、1日2～3個が限界になった。

体力もそうなのだが、年齢的に参加できないものが増えてくる。
やはり、若い女性が圧倒的に勝てる婚活パーティの場では、対象には含まれていても、勝率が悪くなってくる。

婚活は、年齢特効が大きいソシャゲのイベントだと捉えた方がいい。
若いうちからすべし！できるだけ早いうちにすべし！

さて、そろそろ婚活パーティ参戦歴がもうすぐ300回に達成しそうである。
これぐらい参加していると、『顔見知り』が何人か出てくる。

お互いタイプでもないけど、もう『同じ婚活というフィールドで戦う戦友』として、お互いの近況報告をし、3分間楽しく話すだけの関係である。

『あ、また会いましたね！最近どうですか？』みたいな近況報告や、『前言ってた女の子とうまくいかなくなっちゃってさぁ』など、恋愛相談話をしたりする。

その日はたまたま見知った顔も多く、
「婚活パーティじゃなくて近況報告会だなコリャ…」と思っていた。

当たり前の話だが、お互い番号を書かないので、勝率は燦燦たるものになる。誰一人からも番号を書かれない日、それが知り合いの多い日だった。

中間印象シートを見て、「ん？」と思った。
見知った顔の人で一人、しがないの番号を書いた人がいた。

「どうしたんですか？？話したりなかったですか？^^」
と冗談交じりに、2回目のトークを始めると、

「僕が書いたのは、しがないさんの番号だけです！！！僕は、しがないさんのことすごくいいなと思ってて、この後お茶でもどうですか！！！」

…へ？

さすがの歴戦の婚活パーティの猛者しがないも、表情を取り繕ったまま、頭に『？？？』が浮かぶ。

そんな中、相手は
「もうこの場でLINE交換しましょう！！！」
など、勝手にのたまわってくるのだが、混乱している頭で「スマホの充電が切れてて…」と丁重にお断りした。

その人とは、絶対的に合わないという確信があったからだ。

いわば、『たった3分間の顔見知り』という関係で話すのであれば話すこともあるが、同じクラスだと友達にもなってないという自信しかない。

相手は死ぬほどプライドが高くて神経質なところがあるなぁ…と思ったので、基本的にしがないとは合わないのだ。

プライドが高いとわかっていたので、帰る間際に係員から手渡してもらうメッセージカードに、

【〇〇さんは、もう同じ婚活を戦う戦友だと思っているので、またお会いしたら、楽しくお話できればうれしいです！】

と連絡先を書かずにメッセージだけ書いて渡してもらった。
出来るだけプライドを傷つけずに、出来るだけ穏便にお断りする方法を、最終投票の番号を書く間の短時間で最大限考えてメッセージに込めたつもりである。

それで、この『たった3分間、話すだけの関係』が続くと思った、しがないが愚かだったことを後に知ることになる。

違和感に気づいたのは、そこから2週間ぐらいたったころだった。

婚活パーティの建物の前に、毎回＂いる＂のだ。

初めは、「あれ？この後の婚活パーティ参加するのかな？」と思っていたが、どうやらそうではないらしい。（しがないは参加しているが相手がいないため）

「なんで毎回いるんだろう…？」とぼんやり思ってた矢先、しがないを見るなり、同じエレベーターに乗ってきて、その人は降りるということを繰り返し始めた。（パーティには参加しない）

もう意味不明である。
こちらに話しかけてくるわけでもなく、ただ、密室の空間で10秒ほど一緒にいたいのだろうか…怖すぎるだろ！！と思っていた。

そうしているうちに、婚活パーティ会場の前で待ち伏せは続行で「こんにちは！」と声をかけてくるようになった…！（スルーして会場へ向かう

そんなことが何週か続いたとき、ついに、会場で出会うことになる…！
正直恐怖！！

「あ、今日は参加してたんですね」と言うわけにもいかず、引きつった表情で会話していたに違いない。
何を話したかは覚えてないが、「えっ、普通に怖いし無理」と強く思ったことだけは確かである。

ちなみに、その人はマッチしたかはわからないが、エレベーターを降りてきたしがないを待ち伏せし、「あの！！！」と声をかけてきたが、イヤホンをして聞こえないふりして帰った。

…普通に怖いし気持ち悪いし無理では…！

この話を、別の＂3分間の顔見知り＂に話したら、
「あっ、いるね！！毎回よくわからないけど待ってる人！！」
と、男性の間でも有名だったらしい。

ここで冒頭の、
「いいなー、そんなに想われたことないからうらやましいわー」と言われたので、「…タイプでもない女性からやられたいですか？？？」と問うと、笑いながら「いいえ」という返事が返ってきた。

ということで、毎週行ってた婚活パーティがすごく行きづらくなり、最近参加出来ていないなぁ…とぼんやり思った話でした…！

わりと恐怖！！
『次会ったら』を道端で会ったらってことと勘違いしている？？？
婚活パーティ会場で！って補足を記載しておけばよかったなと反省した！

でも、もうしがないには、好きな人がいたり、例のヲタク婚パでマッチした人もいるし、『しばらくは婚活パーティには参加せず、きちんと今の人と向き合え』という神様からのお告げだと思って、ほどほどにしようかなぁ…とぼんやり思ってます。

ちなみに（その１）

その出待ちストーカーくんは、
しがないと同じエレベーターに乗ることを繰り返していた矢先、参加登録していないのに受付まで行って追い返されてたこともあったりで、本当に恐怖しかない…！

ちなみに、運営には報告済（しかし、会場外のことで、実害も出てないので、どうにもできないとのこと）、期間も1か月ぐらい空けてみたりしているものの、効果はいまのところありません…！

困ったなぁ。。。というのが正直なところです。

ここまで想ってくれているというのはうれしいことですが、そこまでさせるほど傷つけてしまったのかと思うと若干胸が痛い…が、怖い方が勝つ。

ちなみに（その２）

ストーカーされたのはこれが初めてではなく、
しがないがまだ婚活パーティ初心者のころ、
A社の某会場で参加したときに、ほぼ強引に連絡先を交換したが、そのあと返さなくなった（ブロックした）人からもわりとしつこい弱ストーカーを受けていて恐怖でした。※最近は会わないので安寧の日々だったのに…！

その人がいるからA社の某会場はいかなくって、B社の別の地域の会場に入り浸ってたのですが、そこで会ってしまい地獄！！

その人の何がNGかって、一番初めに会ったときに書いてた年齢と年収が毎回違うことなんですよね。。。正直勘弁！！

あなたの年齢、この回の対象年齢じゃないから！！！！！と声を大にして言いたい。これも運営には通報済ですが、どうやら身分証明書を偽造しているらしい…怖くない…？

限界婚活も、そろそろ限界を迎えるのかなぁ…と思うと、寂しい限りです。。。