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【アセック株式会社】へ申し入れをしました。セクハラ・パワハラを許さない!

みなさん、こんにちは。私はアセック株式会社という会社で働いていましたが、上司からセクハラ、パワハラを受け、現在休職をしています。

【アセック株式会社とは?】
アセックは、みなさんお使いの携帯やパソコン内部の部品同士を接着する接着剤を開発・製造・販売をしている、日本では30人ほどの規模の小さな会社です。数年前に台湾の企業の傘下に入ったこともあり、台湾や中国の生産拠点から全世界へ接着剤を流通させています。
私がいた部署は、私と上司である部長のみが所属していました。どの部署も人手不足で、部長たちは複数の部門長且つプレイヤーを兼任しており、上司も複数の部門長を兼任していました。

【受けたハラスメントの内容】
これまでも長時間、上司と2人きりで打合せをすることは多々ありましたが、私を育てようとしてくれていると信じ自分の気持ちに折り合いをつながら業務に従事してきました。一方で仕事が上手くいった際には、頭を撫でられることが増えていき、遂には抱きつかれることも何度かありました。会社へ告発しても自分の仕事が無くなることは目に見えていたので我慢し続けていました。

案の定、会社にセクハラ、パワハラの被害を相談したらひとまず聞き取り調査は行ったものの、被害内容についての聞き取りは20分程度で打ち切られ話したいことは何も言えず状態。そんなずさんな調査を行ったのみで、上司が同席している状況で私の部署異動が告げられました。会社はセクハラはあったとしたものの内容の精査はせず、上司へは軽微な処分のみ下されました。しかし、上司の部署異動はありませんでした。なぜならば、前述したように上司は複数の部門の長を兼任していた為、会社としては部署を変えることはできないと言われました。

納得がいかず会社とは話し合いを重ねましたが、その中で副社長と役員からは「セクハラ、パワハラっていうのも受ける立場でだいぶ変わるのかなと思うんだよね」、「人間関係で逃げなきゃいけないところとかも色々とわかったと思うし」など、人格までも否定するような事をつらつらと言われました。

上司からのセクハラ、パワハラに加え、こうした副社長と役員の発言や上司の態度が原因で適応障害となり私は2022年6月から休職しています。休職している間もずっと上司は、私のことを指し「こいつ馬鹿じゃねえの、パワハラなんて言って」、「ただの死骸、いるだけ邪魔」、「人格障害」など、人格までも否定するような発言を繰り返し、周りの社員を取り込もうと吹聴し続けています。会社がセクハラの一部を認めた際に、一応上司からは威圧的な謝罪は受けましたが、やはり形だけだったのだと思わざるを得ません。
さらにはこの発言に対して指摘並びに調査を会社に依頼した際には、上司が認める発言をしているにもかかわらず、会社は「そのような事実はありません」と会社ぐるみで隠蔽したのです。

【総合サポートユニオンに加入!会社へ申し入れ&街頭宣伝】
これまで労働局や警察といった外部機関を頼ってきましたが、これ以上個人でできることはないと限界を感じていたところ、総合サポートユニオンと出会いました。
ユニオンに相談する中で自分が表立って会社と闘うことが果たしてできるのかずっと思い悩んでいましたが何度も面談を重ね、会社と闘うことを決意しました。

そして、総合サポートユニオンに加入し、2023年8月7日に、団体交渉の申し入れを行いました。
要求事項の概要は下記の通りです。
・上司からのセクハラ、パワハラ、これまで続いているセカンドハラスメントのちゃんとした再調査、事実認定並びに上司の懲戒解雇の実施
・副社長と役員から受けたセカンドハラスメントの調査、事実認定ならびに懲戒処分の実施
・私を異動させたことならびに上記ハラスメントを行い、且つ処分を行った事実の社内及び社会的に公表すること
・セクハラ、パワハラが二度と起こらない為の再発防止策の提案並びに実施
・本問題の解決及び復職の環境が整うまでの間の私の休職扱いを保証すること
・労災が決定した際の給与との差額の保証 などです。

申し入れには、数年間企業に対して裁判で闘ってきた過労死遺族の学生、通信制高校に対して生徒ときちんと向き合える労働環境を求めて闘った経験をもつ元教員の女性、会社の更年期差別に対して抗議してきた女性、5年以上ユニオンの活動に取り組んできた女性、外国人労働問題に取り組んでいる学生、ボランティアの高校生など、さまざまな組合員たちが参加しました。

要求書を渡すべく副社長を呼ぶよう会社に伝えましたが、一向に応じてくれず、そのまま1時間半が経過した頃、警察が来ました。会社が警察を呼んだのです。しかし、警察は‘‘民事不介入‘‘の為なすすべもなく、ただ私たちと一緒にその場で会社に待たされるだけ。そのまま更に1時間が過ぎ、ようやく「副社長を呼んでくるので待つように」と会社は警察もいる目の前で約束をしました。

これまでも会社の対応は酷いものでしたが、数分後にハラスメントをしてきた副社長張本人が私の元へやってくると考えたら途端に息が苦しくなり立っていられなくなりました。周りのみんなに介抱してもらいながら、会社の言う「時間調整をしている」という言葉を信じ待つこと更に2時間。それだけ待たされた挙げ句、「副社長は来ません、あとは弁護士に電話してください」と言って、弁護士を通じて書面を出してきたときには啞然としました。書面は「アポがないので対応できない、代わりに人事総務部が申入書を受け取る。」という内容でした。会社は何も対応しないばかりか、会社側からした約束までも反故にし、なかったことにさえしたのです。労働組合の申し入れの際アポがなくても非難されることではありませんし、会社は弁護士が書面を出す時間稼ぎの為’’時間調整’’をしていただけで最初から対応する気がなかったのだと思わざるを得ません。

4時間も待たされた挙句のこの仕打ちにみんな腹を立て、私たちは急遽会社の前で街頭宣伝を行うことを決断しました。
就業時間の17時30分までいてもいいと管理部に言われたので、会社の玄関に座り込み、チラシ作成の作業をし、小1時間で街頭宣伝の準備ができました。それだけではなく、33℃を超えるほどの暑い中、メガホンを買いに行った人、お昼ご飯を調達しに行った人もいました。みんな各々ができることを考え、動き、あの連携には圧倒されました。

私としては、こんなに早く街頭宣伝をすることになるなんて思っていなかったので心の準備ができてなく怖気づいていましたが、みんなが先陣を切って声を張り上ている姿のを見ているうちに、自分も声を上げたいと思えるようになっていました。
街頭宣伝中も副社長へ申入書を受け取りに来るよう呼びかけ続けましたが、私たちの元へやってくることは最後までありませんでした。しかし、街頭宣伝が終わってみると、自身で声をあげられたことにとてもハツラツとした気分でした。

これまで、’’労働者は会社に従うのは当たり前だ’’という凝り固まった考えがありましたが、そうではないこと、労働者の権利について声をあげていいことを肌で感じ、実際にそれができたことは、私にとってはとても大きな出来事になりました。

【要求書に対する会社の酷い対応】
団交の日程の回答期限を過ぎても会社からは音沙汰がありませんでした。弁護士に確認すると、「申入書を受け取ってない」と…。申し入れを行った日、就業時間が終わってしまうこともあり会社に電話をかけ代わりの人が取りに来ると返答があったので待っていましたが、誰も来ませんでした。仕方なく誰もが見る場所に申入書を置き、写真を撮り、その事を担当者へLINEしていました。にも関わらず、受け取っていない事にした会社側の対応は不当労働行為と言っても過言ではありません。後に弁護士を通じ、その時の対応について「個人で連絡を取ることは控えた」など、とってつけたような言い訳が送られてきました。

【第1回団体交渉に向けて】
会社に申し入れに行きインターホンを押すとき、1人だったら逃げ帰っていたと思います。申し入れの最中も苦しくなる場面もありました。でも諦めずに闘えたのは1人ではなかったから、一緒に闘ってくれる仲間がいたからです。とても心強く、安心感がありました。
1人の問題を皆んなでシェアして共闘していくとはこういう事なのかと、更には個人の問題にとどめず、社会でずっと繰り返されてきた普遍的な問題である、だから会社や社会に対する不満は声を上げていいし、闘っていいんだと考えが一変しました。まさに私にとっては新しい世界です。
私はまだスタートラインに立ったばかりですし、これから会社がどういった対応をしてくるのかわかりませんが、最後まで諦めずに闘っていきたいと思います。
第1回の団交は9月11日の予定です。みなさま、引き続きご支援、ご協力のほどお願いいたします。

【会社で辛い思いをしている方、そういった人が近くにいる方へ】
ここまで読んでいただきありがとうございます。
私自身、この総合サポートユニオンと出会うまで、さらには会社と闘うと決心するまで1年以上かかりました。その間、精神的に辛いこともありました。
また、一個人が会社に対して声を上げることは容易なことではありません。私は今回のこの経験でユニオンの強さや、権力関係のない自由な権利の為のこうした活動の可能性を感じました。同じ意志を持った仲間と闘うなら、辛いこともあるだろうけれどそれだけじゃない、私自身自由で面白く、楽しくさえ感じる場面もありました。
しかし、辛い目や理不尽な目に遭わされたなら、何をするにも億劫に感じるかもしれません。なのでその時は周りの人に助けを求めてみてはいかがでしょうか?
総合サポートユニオンはいろんな境遇の人がいますので共に共感できるところがあると思います。そこには権威関係はありません。悩んでいることがあればまずは相談してみるというのも1つの手だと思います。ご活用ください。

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