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【#広尾学園】合否を左右する高校3年生の「添削指導」からAさんを外すのをやめてください!

 広尾学園で非常勤講師として働くAさんは、学園から不当な懲戒処分や厳重注意などを連続して受け、それを理由に雇止めの危機がありましたが、さまざまな取り組みや多くのみなさんの支援の結果、新年度の雇用契約を勝ち取ることができました。どうもありがとうございました。

 ただし、契約更新は約束されたものの、来年度の業務内容の詳細についてはまだ確定していませんでした。

 Aさんは、新高校3年生への担当の持ち上がりを強く希望していました。学園は、Aさんの希望を受け入れる姿勢を示しましたが、受験生にとって合否を左右するといっても過言ではない「添削指導業務」について、Aさんに担当させないと回答しました。添削指導とは、難関国公立大学・私立大学の論述試験に関する個別指導のことです。

 添削指導は、担当教員と生徒たちとの信頼関係に基づいて行なわれることによって、大きな成果が得られます。すでに、高2の3学期からAさんのもとで添削指導がスタートしている生徒がいるにもかかわらず、いきなり、顔も知らない授業も担当していない教員にその大切な添削業務をさせることは、果たして生徒たちにとって有益なのでしょうか?

 これまで、Aさんは長年受験生の添削指導を行ってきました。もし、Aさんに手当を支給したくないために、学園がこのような理不尽な対応をするのであれば、私たちは強く抗議します。Aさんを信頼し、自分たちの夢の実現のため、必死に勉強しようとしている生徒たちの気持ちを学園はどのように考えているのでしょうか?

 生徒たちとの絆を大切にし、だれよりも生徒たちのことを思っているAさんが添削業務に携わることができるよう、私たちは求めています。それは、生徒の教育環境にも大きな好影響を生むものです。

 引き続き、皆様のご支援を何卒よろしくお願いいたします。

◆教員の労働環境、生徒の教育環境を一緒に変えていきましょう

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