見出し画像

お願いされたら断れない人の特徴と対処方法について

■真面目な人は期待させるセリフを言う人の言葉を信じてしまう

前回の「良い人」が「都合の良い人」になってしまうというお話の中に、お話し合いをして、先方が納得いかなければ、契約解除もやむなし・・・的なことをお伝えしました。

しかし、そもそもお願いをされたときに「バシッ」とお断りすることが出来ていれば、問題ないわけです。

でもね、私もそういう所があるのでよくわかるのですよ・・・

人間、いつの世も良い人でいたいのです。

お断りしたら申し訳ない・・・

と思ってしまう人というのはいるわけですよ。中には

出来ないと言いたくない

なんて人もいるかもしれません。
余談ですが、この「出来ないと言いたくない」という人が身近にいたら要注意です。
ちゃんと自分の言葉に責任をもってやってくれる人なら問題ないのですが、こう考えるほとんどの場合は

期待させるセリフだけを言って、結果は絶対に伴わない

わけです。
期待させることをいうからどうしても信じてしまうわけですよ。
しかし残念ながらこの期待は必ず裏切られます。

なぜなら、この期待させるセリフを言う人は、自分の言葉に責任を持たないので、信用もありません。

ですから、もし身近にそのような感じの方がいるようでしたら、振り回されたりしないように注意してくださいね。

稀に、期待を裏切らない場合もあります。
その見極めは簡単で、期待に「根拠」があるかどうかです。
自信でありません。裏付けに基づいた根拠がある期待のセリフであれば、大丈夫な場合がありますが、それは話を聞いていればだいたいわかります。

そのセリフを言っている方の、肩書、資産やバックボーン、そしてご自身の「欲」を全部取り払ってその人を見たときに、信用できるかどうかを見極めてみてくださいね。

■断ることのできない人の特徴

さて、話を戻しますが、お願いされたら断ることがなかなか出来ない人の特徴としては、真面目で優しい方が多いことは言うまでもなく、断るための「理由」を言おうとしている人・・・ですね。

単純に、〇か✕かの「✕」を出す「理由」をどう説明しようか、一生懸命考えておられる。
そこにすごく悩んでしまう。
それはなぜか・・・

断ることを申し訳ないと思っているから・・・

時と場合にもよりますが、断ることが申し訳ないと思っているのは、断るお相手の心中まで考えておられるわけです。

ホントに申し訳ないと・・・

ご自身に「理念」があり、進むべき方向があるのであれば、あなたの人生なのですから本来は「申し訳ない」と思わなくても良いのです。
しかし、人間ですからやはり少なからずそのような気持ちになることもあるのは理解できます。

では、どうすれば良いのか・・・

お断りするのに「理由」はいらない

ということです。
もし、今、何かしらイメージできるのであれば、「理由」を言わずにシンプルに断ってみてください。

そしてお相手から

理由は?

と聞かれたとしても、

今回はそう決めたんで・・・

で、終了です。

お相手が食い下がって理由を聞いてきたら、

理由を言う必要、無いですよね?

で、終了です。

冷たい???
お相手との関係が悪くなる???

では本件が終了したら、試しにあなたから世間話でもしてみてください。

基本的には大丈夫なので・・・

だって、あなたはお相手をキズつけるような卑劣なことは何も言っていません。
確かにお相手は理由が聞けなくてモヤモヤしているかもしれません。

しかしそれはあなたに対しての怒りとかではなく、理由が聞けないストレスでしかないわけです。

それでもどうしても理由を言わざるを得ないのであれば、全然関係のない第三者のせいにしてください。

ご家族が反対したとか・・・

■まとめ

このような書き方をしてきましたが、真面目で優しい方は、はっきりと断る意思を示すことが出来ないことが多いのです。
「理由」をいうということは、お相手に「チャンス」を与えているにすぎません。その「理由」をクリアすれば断られないと・・・

であれば「理由」を言わなければ、ひっくり返されることはないわけです。

物腰やわらかく、

「今回はお断りさせていただきますね。」

→え、どうしてですか?

「色々考えて決めたことなんで、これはもう変わりません。ごめんなさいね。また今度お茶でもしましょう!」

なかなか断ることが出来ないという方がおられましたら、こんな感じで一度試してみてはいかがでしょうか?

何かの参考になれば嬉しいです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。





いつもサポートいただきありがとうございます!サポートいただいたお金は、共感していただける事業主様向けの勉強会で使用する文房具やコミュニティ運営に役立てさせていただきます。