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5度目の「初音ミク『マジカルミライ』」

先週の8/11から3日間、インテックス大阪(大阪市)で初音ミク「マジカルミライ2923」OSAKA公演が行われました。
今回は2日目の昼公演を観てきました。

TOKYO会場(幕張メッセ)には番組でブース出展した2020と2021の2回のみ参加ですが、インテックス大阪には2019以来、5年連続で足を運んでいます。

今回も大好きな近鉄「ひのとり」で、娘とともに名古屋から向かいました。
近鉄難波駅から現地への乗り換え、トイレ、コンビニ、喫煙所の場所(最重要案件)などはしっかり頭に入っています。

ちなみにこのnoteでは名古屋メシについて書くことも多いですが、OSAKA進撃での楽しみもやはり食事。

個人的に大阪でのマストグルメはたこ焼き、お好み焼、串揚げじゃありません。
実は大阪で最も美味しいのは、カレーショップをはじめとする洋食店なのです。

無駄に香辛料を使わず、激辛メニューも少なく、味付けも濃くないのですが、素材の美味しさをしっかり堪能できるお店が本当に多いのです。
特に揚げ物は他の都市圏と段違いに軽く、美味しく感じます。
おそらく油の違いなのかなと思います。

今回もあれこれ画策してたんですが、当日ちょっとしたアクシデントがあって、帰りのなんば駅にあるカレーショップでカツカレー喰った程度でちょいと悲しい。

まあ、ここも例に漏れず、甘さと辛さがバランス良く同居するルー、そしてトンカツがさっぱりと美味で、まったく胃もたれしませんでした。

閑話休題。
まだTOKYO公演もあるので、あまりセトリについて詳細は書きませんが、終演後「バランスのいい選曲だな」と感じました。

定番曲や新しめの曲、ライブ初演奏となる名曲が散りばめられ、今回のテーマ曲「HERO」(Ayase feat. 初音ミク)への繋がりも絶妙。
そしてモジュールの動き(特にKAITOとレン)の良さなど、クリプトンズそれぞれの見せ場も多く、ショーとしても楽しめました。

前回がマジミラ集大成の10周年で、今年はサンボル(国内ツアー)も挟んでいたので、もっと最近の曲が多いかなと思ってたんですが、ちょいと意外でした。

中でも、コラボ以来仲良くさせていただいているボカロP・たかぴぃさんが関わられている「ある曲」がもう、嘘偽りなく最の高で、ボロ泣きしてしまいました。

過去に聴いたボカロ楽曲でここまで泣けたことはなく、また音楽としても『ドラえもん』の挿入歌「ゾウさんの瞳はなぜ青い」以来、45年ぶりの号泣でした。

そして企画展は、メインビジュアルの等身大像、「ピアプロの壁」をはじめとする定番企画、橋本漆芸さんなどの企業ブースなど、毎度ホッとさせられるもので安心しながら周りました。

今回は「ファン同士のコミュニケーションを広げる」目的の「コスプレ・コミュニケーションエリア」なるスペースがありました。

そこでしばらくボーっと突っ立ってみたんですけど、ここで何をすれば参加された方とコミュニケーションが取れるのか、事前に詳しく調べておけばよかったと感じました。
ユニフォームのお面でも持参すればよかったな。

今回一番引っかかったのは、Ayaseさんの推薦で参加されたというLAMさん作のメインビジュアル。

黒いアウター&インナーに赤ベースのパンツスタイルという、これまでとは一線を画すコスチュームに加え、よく見るとアイデンティティのはずのツインテールがなんとエクステ!

サンボルの時も「ずいぶん攻め込んできたな」と思いましたが、以前コラボキャラでのやり取りから運営サイドが持つ強固な初音ミク観を伺っていたので、今回は「すげー、これにOK出したんだ!」との驚きの方が先でした。

正直なところ、微妙な気持ちのまま現地へ向かったんですけど、ライブステージを見て思ったのは「これしかない」。
語弊を生じるかもしれませんが、LAMさんの描いたミクは今後の新しいスタンダードになる可能性があると確信しました。

企画展の公式物販では恒例のビジュアルブックを購入しました。
詳細な設定画像や、LAMさんとAyaseさんの対談に目を通すうちに、「これは『シン・初音ミク』なんだ!」と、悲しくなるほどチープな表現で納得し、すっかりデザインの虜になってしまいました。

マジミラダギャー2023

そんなわけで、帰りの「ひのとり」車内で描き始めたのがこちらでございます。
ご笑納ください。

ラジオ局勤務の赤味噌原理主義者。シンセ 、テルミン 、特撮フィギュアなど、先入観たっぷりのバカ丸出しレビューを投下してます。