作詞時の語尾の修正

書くことないしなー。
と、言ったところ、「作詞における語尾の使い方とか書いてください」と、言われたのでその辺りをちょいと。
いつもやっていることをダラダラっと書くだけですので、「何いってんだ?」となりそうなのでおっかなびっくりですが。まぁ書き逃げます。
あ、どうも。shachiです。作詞とか脚本とか演出とか(iOSのPGとか)やってます。

とりあえず、さっくりとした例題から行きましょう。

「つまづいたって
笑われたって
前を観て立ち上がろう
一歩でも進めば
それがあなたの力になる」

という歌詞があるとします。
ふむ、まぁ、「って」という語尾で合わさったフレーズが二つ。そして、「ろう」で伸びる終わりと「ば」という止める終わり、「なる」という巻き舌の終わりが見えますね。

音は大体、たったったったったーたったったったったーと流れて、転調してたたたたったったーたたー。そこから、たったったたたー、ときてまたさっきの転調してからのたたたたったったーたたー。という5音5音7音5音7音という普通のテンポだとしましょう。判りやすいですね。

では、分解しましょう

「最初は呼吸しながらなので、朗々とうたいやすく」

出だしはまだ声が出てない場合が多いので、小さく口が開く音から入ります。
「つ」は「う」の口になりますので小さめですね。良いかと。
そこから、「うあういあっえー」となるので「えー」で伸びるので音も聞き取りやすくなりそうです。
次「あああえあっえー」ですが、「あ」が増えますね。ちょっと聞き取りにくくなりそうです。ちょっと変えましょう。「指刺されたって」「ういあえあぅえー」ちょっと意味が薄くなりましたが、音は聞きやすくなりますね。語尾も良いでしょう。

「伝えたいところは語尾を強く」

『立ち上がろう』というのが主題1になりますので大事ですね。言葉も「あえおいえあいああお(ぅ)ー」ですので、変化もありますね。「あお(ぅ)ー」のところは強めに声を張っても平気そうです。

「繋ぎは綺麗に」

繋ぎの言葉は耳に流してしまうほうがいいので、綺麗に済ませましょう。
「いっおえおううえあ」「一歩」と「めば」がちょっと引っかかる音になりますが、「めば」で良いキーになりそうです。

「最後決めも音を引っかけて伝えていく」

『あなたの力になる』というのが主題2、メインになります。たちあがっていこうそれが力になるよ。というストーリーが見えて来ますね。音に分解するとどうでしょう。「おえあおああおいああいあう(ぅ)」「あ」から「う(ぅ)」へと繋がる音はよく滑りますが、これなら聞いて貰えそうです。
でも、ちょっと語尾を変化させてより「引っかかる」音にしましょうか。
「それはあなたの力だから」とすると「おえああああおいあああああ(ぁ)」となって同じ音の連打になりますので力が込めやすくなり、最初の「それが」の部分での引っかかりを通す形になりましたね。

ということでこうなりました。

「つまづいたって
指刺されたって
前を観て立ち上がろう
一歩でも進めば
それはあなたの力だから」

うん。大分変わりました。

こんな感じで数回ブラッシュアップして言葉を「洗って」行く作業が多いです。
短いですが、今回はこの辺で。

#詩 #作詞 #書き方

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shachi

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