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私流Slackのtimes(分報)活用術 〜雑談は正義〜

この記事はUbie Discovery アドベントカレンダーの延長戦、Ubie Discovery 無限アドベントカレンダーの投稿です。

初めまして、Ubie Discoveryで事業開発オペレーションをしているshachiと申します。入社して早いもので1年少々が経ちました。
入社時もこのnoteを書いてる今もコロナ禍ですが、そんなご時世だからこそ活きるSlackのtimes活用方法について今日は書いてみたいと思います。

会社にtimesはあるけど、いまいち活用の仕方がわからない。どんなことを書き込めば良いのかわからない方に少しでも参考になれば幸いです。

SlackのTimesチャンネルとは??
いわゆる「分報」と呼ばれるものです。
(別名「社内Twitter」とも)
今何をしているか、何に困っているかといった業務のことから、ちょっとした雑談など、個人個人が開設し、自由に利用することができるチャンネルです。
他の人のTimesチャンネルに参加しておけば、業務の合間の雑談やその人が何の業務をしているのかがわかるので、コミュニケーションの活性化に繋がります。

https://engineering.nifty.co.jp/blog/10990

私のtimesはこんな感じ

  • timesへの参加者:95人 

    • Ubie Discovery組織のうち、70%強のカバー率

  • timesへの書き込み数:510件 

    • 集計期間:直近1ヶ月

    • 他メンバーの書き込みも含む

  • timesへ投稿したメンバー:41名

    • 参加者のうち、半数近くのメンバーが私のtimesへ書き込み経験あり

  • timesを表示したメンバー:86名

    • 参加者のうち、90%近くのメンバーが私のtimesを見た経験あり

Ubie Discoveryの全員とはいかなくとも、多数のメンバーが私のtimesに訪れ、何かを書き込み、見ていると言えます。

何を目的としているか

1. 期待値調整をしたい

私が入社したのは先述の通りコロナ禍真っ只中でした。Ubie Discoveryではフルリモート・フルフレックス可であるため、会社に行っても全員に会うことはできません。顔や、どんなキャラクターであるかが分からないまま仕事を進めるのは個人的にとてもやりにくいので、一刻も早く一緒に働く人のことを知りたいと思っていました。
また、私はできることや知識がかなり凸凹しているタイプの人間なので、1を伝えて10を期待される状況は避けたいと考えていました。

2. 情報を薄く広く拾いたい

先述の通り、私は事業開発オペレーション(Ops)として働いています。
Opsに固定の仕事はなく、事業の必要性に応じてやることが刻々と変化します。よって、変化のキャッチアップは早ければ早いほど良いと考えています。※もちろん全社会議等によって追うことも可能ですが、それより早いタイミングだと嬉しい場合も多々あります。

また、ベンチャーという点でも社内の状況は目まぐるしく変わっていきます。ただ待っているだけでは情報を取り損ねてしまうことも少なくありません。

timesですべての情報を網羅することは不可能ですが、逆にすべてのチャンネルを日々巡回し把握することも無理です。
そこで、「情報を薄く広く拾う」という目的でtimesを活用しています。

例えば、仕事上関わらないチームの人とtimes上で雑談することによって、その人が「何の役割を担い、何が得意で、今何に困っていて、今後何をしようとしているのか」が何となく見えてくる場合があります。

広く浅く知る、という意味においては十分だと考えます。

3. ふざけることが推奨されている会社

Ubie Discovery固有の価値観(理解・実践が絶対とされるもの)の一つに、「バカになる」という項目があります

「バカになる」
心理的安全性は、生産性やエンゲージメントをもたらしてくれる。遊びや余白が、イノベーションを創出する。という理屈っぽい一般論はさほど重要ではない。純粋にその方が楽しいから。楽しいことをするのに、理由は要らない。

Ubie Discovery 固有の価値観「バカになる」を体現するために
Do’s
圧倒的に雑談する、圧倒的に飲み食いをする、圧倒的に人間として仲良くする

Don’ts
業務以外の部分では他の人と絡まない、個として最大出力を出すので干渉しない

理由
スクラムの奥義は「ただ話す」。インフォーマルなコミュニケーションから、心理的安全性と付加価値を生み出す。というか、そうした方が絶対楽しいじゃん!
(参考:久保 note『バカでないとゼロイチの事業はつくれない』)

Ubie Discovery カルチャーガイド (公開版)

この考えは、私も強く共感しています。(元々かしこまった場だととても緊張してしまい、自分をうまく表現できない性格ゆえだと思います。)

どんなにアホな質問でもとりあえず投げかけることができるのは、上記の価値観が推奨されてるからかもしれません。

timesを活用した結果どうだったか

上記の目的をすべて達成できました!
期待値調整が適切になされ、「社内のあらゆる人とコミュニケーションをとるのが上手いよね」とフィードバックをもらい、バカになれています。

結果として私の心理的安全性は向上し、余計な不安を抱えることなく仕事に集中できていると思います。

また、たまにメンバーと物理で会う際もtimesの話をきっかけに雑談が始まり、話題にも困らなくなりました。(何を話すかとても気を遣うタイプなので、事前情報があると自分自身がとても楽です。)

副産物として、雑談から派生した「今困ってることに対する解決策」も生まれています。

上記の目的以外にも、仕事と仕事の合間にtimesを眺めたり書き込んだりすることで(大袈裟な表現かもしれませんが)リラックス→集中の好循環を自ら生み出すことができたり、「誰かに笑ってほしい自分が失敗した話」を共有して笑ってもらえたり、結構楽しく活用しています。

今日からできる、times活用術

と、ここまで書いてきましたが「じゃあ何を書けばいいの?」と思う方もいらっしゃると思います。
いくつか私が実際書き込んでみてよかったトピックを共有します。

1. 天気の話

実際に人と会った時も定番の天気の話。
誰も傷つけず、誰でも毎日関連している鉄板の話題。晴れでも雨でも曇りでも台風でもとりあえず状況を書けばいい。
私は低気圧になると頭痛がひどくなるタイプですが、稀によく社内で仲間が見つかって頭痛解消術をシェアしています。

2. 日々のTo Do

アウトプットはそもそも頭の整理に繋がり有用。
整理を人に見せることで無駄な作業をしてないか自分も意識するし、他者から指摘を受ける機会も増えます。

あとは全社的にやらないといけないタスクを書き込むと、「そうだ!そのタスク忘れてた!」と思いもよらぬ人のリマインダーになったりもします。

3. 日々のちょっとしたお困りごと

仕事でもプライベートでも、困っていることを書き込むとどこからともなく教えてくれる人が現れたりします。
最近は冬のパソコン作業中のお助けアイテムの知見がもたらされました(ありがたし)

4. 他、自分がリラックスできるものなら何でも

  • 好きな音楽の話

  • 今筋トレを頑張っている話

  • 突然誰かにシェアしたくなった昔の黒歴史

  • 社内のやりとりで笑った話

逆に書かない方がいいものは、政治・宗教・野球のような大きく派閥が分かれており、かつ一方的に批判的であることかなと思います。人知れず誰かが傷つくかもしれない話題は極力避けたいものです。(私もすべてに配慮出来ているとは言えませんが…)

終わりに

以上私なりのtimes活用術でした。
もちろんtimesは強制ではないですし、書き込まないことによる不利益もありません。
しかしながら、「会社が推奨してるし雑談の機会増やしてみるか〜」と気軽にtimesに色々なことを書き込んだ結果、すべて私のメリットとして返ってきたのでtimes活用文化が広まれば良いなと思っています。
どなたかに少しでも参考になれば幸いです。

We Are Hiring!!

仕事には全力投球が大前提ですが、その隙間時間を雑談に当てて適度にリフレッシュし、同僚との阿吽の呼吸を合わせていく仕組みを前提とした組織開発は、手前味噌ながら見事だな〜と思います。
現在Ubie Discoveryでは、以下の職種を大募集中です!
ご興味をもたれた方がいらっしゃいましたら、ツイッター等でお気軽にお声がけください。お待ちしています。

  • 事業開発オペレーション

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  • SRE (Site Reliability Engineer)

  • プロダクト開発エンジニア

  • Strategic Technical Solutions Engineer

  • メディカルコンテンツディレクター

  • パートナーマネジメント・事業開発

  • 医師

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