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コロナ禍のアイドルについて語る

コンサート2日前の本日、2日間の全3公演及び後日行われる予定だった劇場公演の中止が発表された。


わたしは、もちろん推しの現場に入る予定であったので、この知らせを知った時、絶望とともにコロナへの怒りと憎しみが押し寄せた。


なんで、コロナ禍が2年も継続し、アイドルである彼女たちまで貴重なアイドル人生を邪魔されなければならないのか。

女性アイドルの寿命は、一般的に長くない。

小学生でオーディションを受けて、中学生でデビューするアイドルが多い。13歳から25歳くらいまでの約10年前後、アイドルでいられる時間はそんなに長くない。

もちろん、高校進学や大学進学を機に、アイドルという職業を終わりにするアイドルたちもいるし、順当にデビューが回ってくるとも限らないので、20歳でデビューに至るアイドルもいる。

と、なると、誰もが10年間アイドルでい続けられるわけではないし、わたしたちファンが、アイドルの姿を見続けられるとも限らない。

そんな中で、2年以上も続いているコロナ禍で、彼女たちの貴重な2年間、思うような活動ができずに苦悩を強いられているのである。

誠に遺憾。


こればかりは、どうしようもないし、誰のせいでもないのはわかっている。だからこそ、やるせない気持ちでいっぱいなのだ。


2日間のコンサートのために、彼女たちがどれだけ頑張って毎日レッスンを行い、スケジュールの合間を縫って練習や配信を行っていたことか。

コンサートという大きな舞台が最後となる、卒業が決まっているメンバーも多かったため、卒業メンバーを生で見ることができる最後のチャンスでもあった。このままでは、劇場公演での卒業公演すら危うい。

コロナ禍と向き合いながら、アイドルでいてくれる推しには本当に感謝しかないが、今回のように楽しみにしていた活動の場がなくなってしまうと、燃え尽きてしまわないか、心から心配である。

アイドルがアイドルでいられる時間は短いのに、
アイドルがアイドルとして輝ける場所を奪われている現実と、何もできない自分の無力さ。

貴重な青春時代をアイドルという道に捧げてくれた彼女たちが、アイドルになれて良かった!と心から思えるような活動をできる社会になってほしい。