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【合格体験記】横浜市とのダブル合格(特別区経験者採用)

【受講生情報(K.Yさん・男性)】

現職:人材紹介業(転職歴1回)
年齢:30代前半
受験経験:1回目
併願先:横浜市(14位合格)
受験区分:1級職・事務
最終合格順位:37位合格

【合格者への質問(1問1答)】

Q:数的処理の勉強方法を教えてください。
A:畑中敦子シリーズの「畑中敦子の社会人採用 数的処理ザ・ベスト」を使いました。これを3周ほど解いて、過去5年分の過去問を解きました。問題集はこれしか使ってません。あとは過去問を解きました。私の場合は本格的に勉強を開始したのが遅かったので、週に3回くらいは1日2時間ほどを数的処理の勉強に充てていました。数的処理の中でも判断推理は回答のパターンがあるので、何度も同じ問題を解いて、解法のパターンを吸収するようにしました。
 
Q: 働きながらでは、勉強時間の確保は難しかったのではないでしょうか。
A: 残業も多く22時とかに帰宅することがありましたが、そこから1時間は数的処理を解くようにしました。私の場合は高校も大学も野球の推薦で進学しており、勉強が苦手で完全な文系人間でしたので、気合いで夜の帰宅後にも勉強するようにしました。
 
Q:文章理解はどのように対策しましたか。
A: まず、英語は捨てました。現代文については、問題集を1冊買ってそれを解くようにしました。現代文はだいたい解けたので、そこで得点を稼ぎました。
 
 
Q:社会科学・自然科学・人文科学はどのように対策しましたか。
A: 自然科学と人文科学は完全に捨てたので勉強はしませんでした。社会科学については、「初級スーパー過去問ゼミ社会科学(高卒程度・社会人)」の1冊のみをやりました。ここで分からない内容はインターネットで調べるようにしました。それ以外はやっていませんが、特別区や横浜市にも対応できたので、この1冊はオススメです。
 
Q:時事対策の方法を教えてください。
A:「速攻の時事」をやりました。この「速攻の時事」には演習用のテキストも販売されているので、それも購入して2冊で勉強しました。けっこう読み込みました。ただ、特別区では「速攻の時事」からはほとんど出題されていないので役立ったとは言えないです。ただ、併願先の横浜市では「速攻の時事」からもいくつか出題されました。
 
Q:横浜市に向けた特別な対策はやりましたか。
A:特にしていません。Gravityの特別区対策に専念して論文対策や面接対策に取り組むことで横浜市にも対応することができました。
 
Q:論文対策の方法を教えてください。
A:書店で論文の参考書を2冊買いましたが、あまり役に立ちませんでした。市販の参考書は全国の自治体を想定した内容であるため、内容が薄いように感じられました。一方で、答案例においてはいきなり細かい政策を提案していることもあり、行政の知識がない私には再現性のない内容であるように感じました。このため、私はGravityの模範答案集を徹底して利用し、あとは論文の添削を受けて論文を学んでいきました。Gravityの模範答案集では、細かい政策知識を細かく論じる必要がないことを教えてくれましたし、特別区に特化した内容でもあったため、私はこれだけをひらすら読み込んで対策を進めました。
 
Q:論文対策で受験生へのアドバイスはありますか。
A:論文対策はできるだけ早めに取り組んだほうがいいです。私もそうでしたが、多くの受験生は「まずは教養対策」と考えてしまうと思います。私の場合は、妻が社会人採用で公務員になっており、妻から「論文は予備校の添削を受けたほうがいい」というアドバイスを受けてGravityを利用しました。ただ、今思えば、年明けから論文対策を始めても早すぎることはないと思います。また、論文は実際に紙に書いたほうがいいです。本番では本当に指が疲れます。書き慣れることが本当に大切です。私の場合には、オンラインで提出する際に、いきなりWordに入力することはせず、いったん紙に書いてからWordに入力して奥田先生に提出していました。最初は提出した論文に対してめちゃくちゃ指摘をされましたが、それでいいと思います。まずは50~60%の出来でいいので添削をしてもらい、指摘を踏まえながら改善していくほうがいいと思います。
 
Q:2次試験(人事委員会面接)の対策方法を教えてください。
A:Gravityの講義を受講し、与えられたワークシートを作成することから面接対策を進めました。筒井先生との模擬面接は5回ほど行いましたが、指摘をするだけではなく具体的な回答案なども示してくれたので、改善と練習を効率的に繰り返すことができました。また、模擬面接はその内容を録音し、自分なりに改善を行うように努めました。録音をして復習するのはオススメです。さらに、自宅の部屋では壁に向かって話す練習を何度も行いました。そのときに3分プレゼンの練習も行いました。3分プレゼンの練習をすると志望動機や自己PRの内容が体に染み込むため、本番では聞かれませんでしたが、やっておいてよかったです。
 
Q:面接対策での反省点はありますか。
A:ボランティア活動など、面接のネタを作っておくべきだったなと思います。併願先の横浜市の面接試験では、市内でのボランティア活動の経験をアピールする受験生や、市内のすべての区役所を訪れて住民に自らアンケートをとったことをPRしている受験生(合格者)がいました。私の場合には仕事で忙しくて区役所を訪れたり区内を散策したりもしていなかったので、面接で安心感を持つためにも自分なりの自発的な活動をしておくべきだったと思います。
 
Q:最後に、受験生へのメッセージやアドバイスをお願いします。
A:まず、特別区では論文対策を早めにやることだと思います。また、面接試験では厳しい突っ込みや指摘もありますが、できるだけ明るく前向きでポジティブな回答をすることを意識すべきだと思います。面接練習が不足していると、ただ暗記したことを話している状態となってしまいます。模擬面接や自宅での練習を繰り返して会話のキャッチボールを自然な形で行えるようにするとよいと思います。頑張ってください!
 

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