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大人のいじめ。アンフェアな仕事。

ビジネスをしていく上で、コスト管理や、それにに必要な交渉は必要不可欠です。利益を少しでも多くしたいというのは、悪いことではないし、むしろ当然のことです。

しかし、元受けと下請けの関係性の中で、絶対服従関係的なものが構築されてしまっている場合、フェアとは言えない取引が行われることは多々あります。

様々なケースがあるかと思いますが、下請けいじめは身近に存在しています。

これは今に始まったことではなく、古くからの商習慣で積み重ねてきた一種の『あたりまえ』なのかもしれません。

一般的に下請けにしてみたら、要求に逆らえば仕事がなくなるという不安から、従わざるを得ないケースも多のかと思います。

近年では監視体制もあって、万引きGメンならぬ、「下請けGメン」や「転嫁Gメン」などという人たちもいます。

公正取引委員会とか、なんちゃらGメンとかに助けを求めたい個人や企業はたくさんあるはずですが、そんなことできようはずもありません。

もし、そういった機関に助けを求めるのなら、
その元請けとは縁を切るくらいの覚悟をもってやらなければなりませんし、それぞれの業界の悪い情報はすぐに広まります。
場合によっては「反逆者」として、業界自体から総スカンを食らうリスクも考えなければなりません。

しかも、小さい会社であれば、取引先が多いわけではなく、一社依存しているケースが多いのです。
だからこそ、後々のことを考えるとどんな要求にも首を縦に振り、泣き寝入りするしかないのが下請けの弱さでしょう。

どんな理不尽なことがあっても、
表に出るようなことは基本的ない

その背景には、上記のような原因が隠れています。

しかも、一部の業界で起きている現象なのかというとそんなことはなく、
どんな業界でも起きているといっても間違いないでしょう。

様々な変化の中で、そこから抜け出せずに、貴重な技術や人が失われていることも多々あるのだということを知っておかなければなりません。

失ったものを取り戻すことはできないかもしれませんが、
今あるものを未来につないでいくことはできるはず。

指をくわえて飲み込まれていくのを待つのか。
それとも新しい未来を作っていくのか。

それは、あなたの決断と行動次第です。





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