M-1GPに見た原点回帰
和牛のネタはめちゃくちゃおもしろい。加えてうまさや技術的な部分も見えて毎年面白い。
偉ぶって評価がしたいわけじゃないですが、ここ最近のM-1決勝をみてると、オモシロイと同時に「上手さ」とか「なるほど」といった感情が湧いていました。
もちろんそれもすごいことなんですが、2019年大会で優勝したミルクボーイの勝因は「シンプルさ」にあったんじゃないでしょうか?
審査員を務められた、ダウンタウン松本人志さん、サンドウィッチマン富澤たけしさんのコメントに注目してみましょう。
松本さん→これぞ漫才というものを見た
富澤さん→何も考えずに笑える
この言葉がすべてな気がします。
ショーレースにおいて、他と差別化した見せ方をするためにテクニックや新しさを求めて、いわゆる複雑化な構成のものが多かったように感じてます。
漫才がコント化していったり、舞台を広く使ってみたり‥‥ほんとに上手い。そしておもしろい。
ただ、どシンプルかつ、強力なミルクボーイのようなモンスターが出てきたときには、
どんな複雑さもテクニックも無と化すというのが見えたように私は思いました。
これは、ビジネスの世界でも同じなんじゃないでしょうか?
・他に真似されないように
・差別化するために
・結果を出すために
様々な工夫をして、複雑化していくビジネスモデル。
しかし、シンプルさを追求した原点モデルほど強いものはない。
M-1GPを見ていた時は、そんなこと考えずにシンプルに見ていましたが、終わってからそんなことを考えた年の瀬です。
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