日々生活している中、学校などで生きている理由について考えることが時々ある。

人は誰しも根本的に、何かしらの理由を持って生きていると思っている。

それは家族のためだったり、将来のため、はたまた自分の趣味や好きなことのため、大きなことから他人からしたらどうでもいいくらい小さなことだったり様々だ。

ただ、これらは共通してその人間の原動力になっている。

そんなことを考えるとき、決まって僕は自分を動かしているものの答えにたどり着けない。

日々流れに身を任せて、怠惰に過ごしていたと何回自覚させられてきたのか分からない。

多くの人が持つ、家族のため、自分の将来のためといった理由ではないと思う。

家族とは仲はいいが好きかと聞かれると正直答えられない。思えば最近距離が離れていた気がする。

自分の将来はやりたいことも見つかっていないため不安だらけだ。

生きる目的もなければ、理由も見つからないのは非常にまずいことだ。

いつか自分に絶望し、押しつぶされ、身を滅ぼしてしまう。

そのまえに生きる理由を見つけなければいけない。

でもそう考えた次の日にはそんなことどうでもいいと思っている僕がいる。

この何事にも無関心な気持ちが芽生え始めたのはいつからなのか。

それはそれで僕らしいのだが。決していいことではないのだけれど。

そろそろ一呼吸置いてゆっくり煮詰めていこうと思っている。

少しずつ、少しずつでいいので考えていこう。

そう思えた日だった。