端っこに詰まったロマン
「端っこ」は無限の可能性を秘めているのではないか、と思うときがあります。
パンやカステラの切り落とし部分は、美味しいし安く手に入る。
ノートの隅を千切って出来た切れ端には、大事な情報が書かれていたり(誰かへの伝言とか)何かに使えるアイディアが走り書きされているかもしれない。
電車の座席の一番端は何だか落ち着く。
パズルの四隅に当たるピースは、他のピースをはめていくための手がかりになる。
光と影が切り離せないように、「端っこ」があるから「真ん中」が存在する。
地球は丸いから「端っこ」はないけれど、世の中は様々な「端っこ」で溢れていて、その「端っこ」たちがスパイスになっているのかな、なんて思ってみたり。
普通に考えたら「真ん中」がメインになるのでしょうが、何となく「端っこ」の方がロマンがあるような気がしてくるのはやはり「端っこ」にしかないものがあるからなのでしょうか。
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