りゅう しゃんめい

"美しいものを心から味わう"という意味の『賞美(しゃんめい)』とい…

りゅう しゃんめい

"美しいものを心から味わう"という意味の『賞美(しゃんめい)』という名前をおじいちゃんからもらいました。在日三世中国人です。大阪で日本で暮らす外国の方と共に観光を盛り上げるにお仕事をしています。【光を観る】を通じて、今存在している様々な光を見つめて大切にする日々を綴れたら…

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美しいこと13-初春文楽公演

恒例になった毎年の「初春文楽公演」 今年も晴れやかな新年の空気を感じてきました。 今回は朝一番の公演を鑑賞。 お祝いの舞が開演前に舞われていたり、最初の演目が七福神さまが龍の船に乗って福を届ける景事だったり。 舞台の上や劇場には「睨み鯛」が飾られ、あちこちが華やかな1月の様子に。 七福神さまの後は、切ない結末を待つ演目でしたが、やっぱり生で感じる舞台が1番心が震えます。 今年も,心に文化の豊かさを届けて行きたいと思います。

    • 美しいこと12-刃物の鍛錬

      昨日からお仕事で兵庫県のあちこちへ。 日本最古の金物のまち三木市にて、刃物の鍛錬を体験させてもらいました。 こんなに、こんなに、大変だとは… 決して綺麗だったり楽しいだけではなく、「どれだけ大変か」を体験してもらって、その中からそれぞれかわ、見出す感覚を大切にされてました。 はぁ、とにかく深くで味わいある時間だった。 私が初めて叩いた鉄。 冷えて固まったと思ってても分子はまだ動いてるんだって。 はぁ、素敵な時間だった。

      • 美しいこと11-金沢・加賀・能登展

        今日が催事最終日だった阪急うめだ本店の【第39回 旨し、美し。金沢・加賀・能登展】へ開店と同時に向かう。 去年お仕事でこの展示に参加する作家の方々に出逢って来たばかりで、今回の年明けの震災。 いくつかのお店が出展叶わなかったようですが、多くのお客さんで賑わってました。 売上の一部が寄付されるみたいです。 京都とは異なるダイナミックさも感じる工芸品たち。 去年訪問した時に迎え入れた木のコップを大切に使っていることを作家さんへお伝えできました。 山中温泉にある工房は大き

        • 美しいこと9-地球歴カレンダー

          お友達のお家で見つけた「地球歴カレンダー」 太陽系の星たちの動きと地球や月の動きと一緒に暦を感じるもの。 とっても美しくて そして、昔から旧暦の数え方の方がしっくり来ていたその感覚を大事にしたくて 迎え入れてみました^ ^ ワクワクして部屋に貼ったら、地球歴の新年は「春分」からだった。(笑) あと3ヶ月ほど。 ゆっくりじっくり星を観ながら、読み方を慣らしていこうと思う。

        美しいこと13-初春文楽公演

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        記事

          美しいこと8-初笑い

          今日は好奇心のかたまりのようなホテルコンシェルジュの方と^ ^新春初笑いにお出かけ。 いつもお世話になってる桂かい枝さんの落語家生活30周年記念の独演会へ。 太神楽・獅子舞もあって、新春の雰囲気も味わいたくて^ ^縁起の良いネタも盛り沢山で、かい枝さんの世界が暖かくて、面白くて^ ^ 芸能を楽しむ時間をギフトできて良かった。 ふふふ

          美しいこと8-初笑い

          美しいこと7-新春の酒蔵

          今日は撮影で兵庫県灘の酒蔵へ。 日本酒の文化は日本の暮らしそのもの。 水が綺麗だからこそ活きる 四季折々の恵みと祈りと 目には見えないけど、確かに在るものを 今日も感じてきました^ ^ 背筋がピンとする。 お酒飲めないけど、酒蔵好き^ ^

          美しいこと7-新春の酒蔵

          美しいこと6–現代美術史 山本浩貴著

          昨日の日経新聞の夕刊文化面で紹介されてた山本浩貴さんの「人新世 アートの模索」の記事で去年京セラ美術館で開催された展示の作品が紹介されてた。 ある美しいチューリップが17世紀のオランダで、物珍しさから大変な人気で、とてつもない高価で取引されたらしい。 でもその独特な模様の原因がウィルスだと判明した途端、突如として嫌味嫌われ焼却処分の対象になったらしい。 その歴史を芸術作品として昇華させた作品が紹介されてました。 去年京セラ美術館へ展示観に行った時も衝撃を感じた作品。 こ

          美しいこと6–現代美術史 山本浩貴著

          美しいこと5-宝恵駕(ほえかご)行列

          4年ぶりに復活しました。大阪ミナミに新春を告げる伝統行事。 商売繁盛を願う今宮戎神社の十日戎にあわせて行われます。 私の遊び場のビルは昔から心斎橋に根付いている家族の方のビルなので、地元の神さま達とのご縁も深いんです。 ビルの仲間たち、家族たち、そして、ビルの方々を通じて地域の方々ともつながってる感覚を感じさせてくれます。 去年に引き続き、ビルの皆さんと今宮戎神社さんの行列を待って(去年は福娘さん達だけ)、笹と御守りを拝受させていただきました。 福のシェアをしてくださ

          美しいこと5-宝恵駕(ほえかご)行列

          美しいこと4-文化庁長官のコラム

          今日は、とある式典のための原稿準備を。 式典主催団体の考え方を理解したくて調べてる内に、発起人でもあり、元文化庁長官でもあった方の在任期間中のコラムに辿り着いた。 2002年4月から2007年1月まで着任なさっていた故河合隼雄氏。 こころの専門家として、「文化が人の心を豊かにし、元気にする」ことを掲げ、尽力されていた河合さんの文化庁月報のコラムが本当に人柄を表す素晴らしい内容で、一気に読み切っていました。 心から文化を愛して、幅広い分野に目を向け、ワクワクしている様子、

          美しいこと4-文化庁長官のコラム

          美しいこと3ー中之島美術館

          今週末は毎日心斎橋の遊び場へ行く予定。 毎日変化ある時間をギフトしたいので、今日は遊び場へ行く前に、自分を喜ばす時間として、行きたかった中之島美術館の「テート美術館展」に。 光 それぞれの時代で、それぞれの場所で光に心奪われた人たちがいたんだなって。 なんとかその感覚を残そうとした人たちとコンタクトして その光の存在を今日感じれたことが嬉しかった。 原田マハさんのお陰で、大分モネお爺さんへの偏愛がすぎるのだけど いらっしゃたモネ爺さん^^ ふふふ。 美術館^^

          美しいこと3ー中之島美術館

          美しいこと2-お正月のお花

          お正月用にお花を迎え入れました。 いつもこの季節は、香りが良いお花が溢れてて 寒いのに「春〜♬」って気分にしてくれる^^ 高さのあるベース用に枝ものを選んで、 両手にお花を抱えて歩いてる時の心の踊る感じが堪らない。 ブリッジの空間にお花をプレゼント。 蝋梅はここぞとばかりに香り立ってて チューリップは一気に花パカーンてなってるけどw 観葉植物たちのじんわりじんわりとは違って 分かりやすく「華やかでっせ」って生命力溢れ出してくるから ニヤニヤしちゃって独り言が増える。 生

          美しいこと2-お正月のお花

          美しいこと1-いのり

          今年最初の遊び場スタートの日に アメ村の神様にご挨拶をして、 新しいお札を迎え入れて。 この場所から素敵なことを沢山つくって 循環させることをお伝えして来ました。 そして 久しぶりにお祈りの紙を新調した^ ^ ①生命を授かり、家族と共に生かされていることへの感謝。 ②全ての人たちの人生の上に心の平安が訪れますように。全てへの祈り。  この2つは今までと同じ。しっくりくる言葉遣いに調整をして,,,, ③自分へ届ける言葉。  3つ目を今の自分にしっくりくる言葉に選び直して、向

          美しいこと1-いのり

          きょうの美しいことを

          数えることを意識したら 1日の中でフォーカスする世界が違ってくるんじゃないか・・・・ という好奇心から そんな遊びを加えてみようと思った。 せっかくなので 自分の名前の「賞美」にちなんで 心が反応した美しいことを数えてみようと。 中国語で、欣赏 の「赏」・ 美丽 の「美」 爷爷がつけてくれた名前。 せっかくなので、地球を目一杯 賞 美したいと思う。

          きょうの美しいことを

          集中と分散。

          明治時代から日本国という一つの国の意識が確立して、藩ごとの意識から、日本国という新しい意識が生まれた。 地域ごとの情報から大衆向けの情報へ日本での日刊新聞は幕末から。明治時代に確立。 同じく明治時代に、速報性の高い日刊ではなく、専門性に特化した雑誌が登場。宗教・医学・教育・文学・芸術など大正時代にかけて注目されて行く。 次いで誕生したのが、映画。エジソンが発明した3年後には明治期に日本に伝わっている。それまでは劇場の舞台が主流だった娯楽に、新しい流れが生まれる。 ラジオ

          ふわふわの今を感じる

          今の気分のメモとして。 つい過去に起こった出来事に、今の心が引っ張られてしまいがちだけど・・・それは過去であって、今ではない。 この瞬間瞬間は、今の心が創るものだから、過去よりも今が大事。過去の感情ベースで今とその先も引っ張られてたら、今が勿体ないよ。 《〜やらないといけない》《〜すべき》は今の自分の心じゃなくて、外側から、人からどう見られるかが動機になっている感情。 大事なのは、今の自分の心。 人からどう見られるかは他人軸であって、自分に寄り添えていない。 今の

          ふわふわの今を感じる

          効率の逆。

          何度目かの高野山 奥の院。 今回は観光ではなく、宿坊の取材。 でもせっかくだからと言う事で、タクシーで弘法大師さまの御廟に一番近い入り口まで向かって拝観をすることに。 今回、一緒に取材同行したアメリカ人のスタッフは「空海さん初対面」 普段なら2キロほどの道のりを歩き進んでたどり着く御廟ですが、タクシーを使ったので、あっという間に御廟前まで。 。。。。。感動が薄い? あまりにも簡単に目の前に現れた場所に対して、心の準備?期待を重ねる時間?想い馳せる時間からの感動が省