小紅紅

令和3年1月の夫の海外赴任を機にnoteを開始。 ワンオペ生活、帯同休業、コロナ禍での…

小紅紅

令和3年1月の夫の海外赴任を機にnoteを開始。 ワンオペ生活、帯同休業、コロナ禍での渡航準備から帰国までの記録として。 ゼロコロナ真っ最中の令和3年11月に中国へ渡航。令和6年3月本帰国。

マガジン

  • 中国でのちょっとした驚きの日々

    中国で、へぇ!と思ったこと。違いがあるって、素敵ですね。

  • 海外での帯同生活

    2021年の終わりに、夫の仕事のため海外帯同。約2年間と期間が決まっているので、短期しか滞在できない生活を最大限に濃厚にしていくべく奮闘中。

  • 海外でのホテル隔離生活

    中国での厳格なホテル隔離の日々。14日間隔離。それ以降は健康観察といってもほぼ変わらない状況で、省によって決められた日数を過ごします。

  • 渡航準備の日々

    渡航はまだ先だなと思っていた矢先のビザ発給。 約9週間の、母子での渡航準備です。

  • 帯同ビザ発給待ちの日々

    令和3年1月に夫が海外赴任。子どもたちの卒業・卒園と自分の仕事の切りをみて帯同したいと思いきや、帯同家族用ビザの発給が感染症拡大防止のために中止に。 いつ行けるのか先の見えない中で、ぼちぼち帯同の準備を進めていく日々を綴っていきたいと思います。

最近の記事

神話か策か

今住んでいる中国の都市では、コロナの発生も身近だったりするため、エリア外に外出するのを控えるようにしていますが、 やっぱりせっかくいるので旅行をしたい!と地図を眺めています。 今日は中国の地図の話。 地図を検索していると、「オスのニワトリ」というワードが。 今の領土になって、その形がこのように例えられているようです。 首都北京は機能上の心臓ということだけでなく、地図の形から見ても心臓部分に位置しているのだとか。 神話的に後付けされた話なのか、戦略的なものなのかわかりませ

    • 貝の種類

      中国で暮らし始めて10ヶ月。 幸い子どもたちは、中国の食材や中華の味は食べられるほうで。(苦手な子だと、本当に大変そう。) それでも、これまでタンパク質といったら、肉がメイン。そして卵。 豆腐や大豆製品はちょっと臭みがあって、食べるのは嫩豆腐(絹どうふ)くらい。 魚に至っては、地域柄川魚が多いこともあり、また、大き過ぎたり何の魚か分からなかったりで、ほぼ食べてない。 そんな中で、最近、貝の美味しさを知ってしまい、はまってます笑。 中国では、野菜の種類が多いのは有名だけれど

      • インター校と日本人学校と現地校と。

        学齢期の子どもを海外に帯同するときに、結構早い段階で悩むのが、未就学児や児童生徒をどの幼稚園・学校に入れるかということ。 <選択肢> ・現地の子どもたちと同じところにする ・日本と同じカリキュラムのところにする ・上のどちらでもなく、外国との繋がりを深めた特色あるところにする 選び方は、子どもの性格にもよりますが、何よりも「その国や地域では、日本人の児童生徒にとって、どのコースがオーソドックスか」を把握することに尽きます。 国や地域による差が大きいので、海外駐在経験のある

        • 中国番組の字幕

          中国語が聞き取れるようになるためにはテレビを見ると良いと聞くけれど、今住んでいる家では録画版ケーブルテレビみたいな番組しかうつらないので(しかもすぐに有料版に切り替わるし)、もっぱら日本のテレビをネット経由でみています。 こんなドラマが今流行っているよ!と教えてもらったけれど、どんなふうしたら見られるのか考えていたところ、ネット経由で見ている人が多いとのこと。 日本でいうTverみたいな放送後から見られる一部有料のアプリを教えてもらいました。 「わかりやすい話の展開とシン

        神話か策か

        マガジン

        • 中国でのちょっとした驚きの日々
          12本
        • 海外での帯同生活
          6本
        • 海外でのホテル隔離生活
          12本
        • 渡航準備の日々
          14本
        • 帯同ビザ発給待ちの日々
          26本
        • コロナ禍での海外渡航
          3本

        記事

          外国語の発音の把握方法

          先日、中国人の女の子が「漂亮」って日本語で何ていうの?と聞いてきたときの話です。 「きれい」とゆっくりクリアに言って聞かせ、その子が何度か繰り返すのですが、なかなかうまく言えなくて。 その子が次に言ったことに衝撃を受けました。 「マスクをとって口を見せて。」 口の形をしっかり見て、同じような口の大きさや舌の状態を真似して、やっときちんとした「きれい」の発音ができました。 これは外国語習得の時にはあたりまえのことなのかもしれませんが、私自身はこれまでいろいろなシーンで「

          外国語の発音の把握方法

          中国の子どもたちのスキル

          中国では、今でも一人っ子が多く、子どもの教育費やそれに付随することにいろいろとお金がかかると言われています。 私の住むところは都市部で比較的教育水準の高い学区ということもあり、小さな頃から、英語、芸術、スポーツなどを習い、小さな頃から塾に通って、学習面では、すでに小学校1年生で5年生レベルの数学が解けたり、小学校高学年ですでに中学卒業レベルの語学力があったり。 去年、子どもたちの健全な遊びの時間を確保するために、塾が規制されたと聞こえてきていますが、それでも、これまでの学

          中国の子どもたちのスキル

          (海外滞在3か月)住まいの選び方を振り返って

          約3年間の海外滞在が予定されていますが、中国に来て3か月が経った今、住まいの決め方を振り返ってみて思うことを。 ちなみに、当初は夫の赴任以降早い時期に家族も渡航するはずでしたが、感染症の流行のため帯同家族の渡航が約1年弱遅れることとなって。家族で住む場所・部屋は、主人が渡航後にあらかじめ不動産屋さんと2軒に絞っておいたものを、日本に居ながらオンラインで見学して決めていきました。 <決めた住まい> ・ショッピングモールが近い ・公園が近い ・地下鉄やバス停から徒歩10分圏内

          (海外滞在3か月)住まいの選び方を振り返って

          乗り超えれば乗り超えるほど本当に強くなるのか

          海外に来てからは、何かしら新たなことに直面することが多い日々です。 初めてコーヒー屋さんに行く、初めて靴屋さんで買う、初めて電車やバスに乗る、初めて美容室に行く、初めて習い事教室に通う、初めて病院にかかる・・・などなど。 飲食店でも、セルフ式のお店や焼き肉やさんなど、お店によって勝手が違っていたりして、よくシステムがわからなかったりすることも多々あって、シーンが変われば「初めまして」のことが付いてきます。 言語の不安がある中で初めてのことをするのは、かなり腰が重いもので、勢

          乗り超えれば乗り超えるほど本当に強くなるのか

          海外に来て気づいた自分のインセンティブ

          海外に来て3か月ですが、週にいくつも語学の授業を入れたり、料理教室やお茶教室やバドミントンサークルに行ってみたり、初めての食べ物に挑戦したり、いろんな場所に出かけてみたり。 どれも実は、一人で飛び込むことが多いです。 というのも、同時期に来中した人がいなかったり、好みを合わせるのが難しかったりで。 もともと、誰かと一緒でないとイヤということもないので、「アグレッシブだよね」「よくもまぁ一人で行くよね」「その行動力はどっから来るの?」と言われることも。 何が私の行動のインセ

          海外に来て気づいた自分のインセンティブ

          チーズはどこへ?中国の乳製品。

          海外生活では、食事が合わないのがいちばんつらいと聞きますが、中国では意外と口に合う食べ物が多くて不自由なく暮らせます。 日本の食材や調味料も、日系スーパーやネットで簡単に手に入るし。 でも、海外製品のほうが断然美味しいと思ったのは、乳製品。 (もともと乳製品はかなり高額で、種類もそう多くありません。) 子どもが「ベビーチーズが食べたい!」と言い出したので探しに行ったものの、なぜか棒付きのものが多く売っていて。 見かけは似ているので買ってみると、フニャフニャプルプルの丸いチ

          チーズはどこへ?中国の乳製品。

          チャーミングにコミュニケーション

          感染症の流行で渡航が遅れ、中国滞在の予定期間が短くなってしまったこともあり、また、急に渡航が決まって十分な準備期間もなかったことから、「中国で何を得て帰ってきたいか」を考えずここにやって来てしまいました。ノープラン。ほんとうに、我ながらもったいないことを・・・(反省)。 夫の海外赴任が決まった当初は、子どもたちが学校に行っている間に、私も語学を学ぶために大学に行きたいな〜と漠然と思っていました。 でも、日本にいる間に語学の勉強を少しして中国の大学へのオンライン短期留学も経験

          チャーミングにコミュニケーション

          外国人になった時コミュニケーションボードに思うこと

          先週3・11東日本大震災の周年日を迎え、そして、先日また東日本で大きな地震があり、今も大きな余震が続いているので、最近は自然災害時の啓発に関する記事をよく見かけます。 その中で、被災時に外国人とコミュニケーションがとれるための多言語の「コミュニケーションボード」の記事もいくつかあって。 コミュニケーションボードとは、外国人から状況や要望を聞きとったり伝達事項を知らせたりするための、指さしイラスト集みたいなものです。 もちろん、良いものです。しかし、ちょっとモヤモヤした気

          外国人になった時コミュニケーションボードに思うこと

          中国でよく道を聞かれます。

          私だけなのかと思ったら、主人もらしいですが、 中国ではよく道を聞かれるのです。 顔は同じアジア人なので国籍が一見してわかりにくいかもしれませんが、でも、服装や連れている子どもの人数などの端々から、中国人ではないとわかったりします。 加えて、日本語を話しながら道を歩いていますから。 それでも、話しかけられ、道を尋ねられるのです。そのほかにも、何か出来事があっていたりすると、それについて聞いてきたりします。 特に固有名詞は、熟知していること以外は聞き取るのが難しいので、その

          中国でよく道を聞かれます。

          地震の国から離れてみて思うこと

          日本では地震は日常茶飯事。 子どもの頃は地震がほとんどない地域に住んでいて、大人になってから住んでいる地域もあまり大きな地震はないけれど、阪神淡路大震災や東日本大震災や熊本地震や、それ以外にもニュース速報で毎月のように地震情報が流れてくるのが普通なので、地震は当たり前の出来事だと思っていました。 いちおう、ここ数年は、非常用持出袋も用意していたし、大量の飲料水や簡易トイレや保存食も置いていたし、家具や家電にも転倒防止やガラス飛散防止の対策をとっていたし。 そして、中国に

          地震の国から離れてみて思うこと

          中国に来るまでにこんな中国語の勉強をしておけば良かったと思うこと。

          中国で生活を始めて3か月。 中国語を1年弱独学で日本で勉強して、いちおうHSK4級に合格して渡中したのですが、これでも不十分ではあったけれど、少しでも勉強しておいてから渡航してよかったということを切に感じています。 特に、感染症の時期は、隔離やPCR検査に関する指示を適切に把握してしっかりと対応しないといけないので、少しでも理解できる状態だったことが救いでした。 そして、実際生活が始まってみて・・・。 それまでのいわゆる公的機関や医療機関等ではなく一般の商店などで会話す

          中国に来るまでにこんな中国語の勉強をしておけば良かったと思うこと。

          海外での携帯電話番号の取得

          長い隔離&健康観察期間が終了してすぐにする手続きは、居留許可申請でもなく、銀行口座の開設でもなく、携帯電話番号の取得でした。 他の国はどうかわかりませんが、ひょっとして中国特有かもしれません。 というのも、公共交通機関を使うにも、商業施設に入るにも、居留許可等の申請に行くにも、感染症対策のため携帯電話で健康コードを提示しないといけないのですが、それが携帯電話番号に紐づいているのです。 携帯電話番号がなければ、実質どこにも行けないのです。 また、お店での支払いなどはほとんど

          海外での携帯電話番号の取得