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隔離ホテルでの暮らし(2軒目)

上海(3日間)の隔離ホテルから、1か月弱の長期にわたって滞在する隔離ホテルへ移動して来ました。
ここでのコロナ対応の関係は別のnoteに書いたので、今回は部屋や食事のことを。


部屋は、上海の時と同じくかなり豪華。100平米はありそうなくらいで、部屋3つ(リビング、寝室、書斎)、トイレ2つ、風呂2つと、これまで日本で住んでいた家よりも断然広い!!軽いショックを受けました。

卫生间(風呂、トイレ、洗面所)は、上海の部屋で衝撃を受けたシースルーではなく、一応独立した部屋になっています。(が、洗面台と風呂との仕切りがなく、シャワーを浴びている姿を洗面台の大きな鏡を通じて直視しないといけません!)
また、卫生间は水はけがよいほうではなく、水浸しになるため、クロックスのような水に強いスリッパを持ってきて重宝しました。

部屋にある主な設備は、電気ポット、冷蔵庫、ドライヤー、テレビ2台、空気清浄機。
消耗備品は、スリッパ、タオル、バスタオル、足拭きマット、歯ブラシ、石鹸、洗面用コップ。
バスルームには洗濯ロープはありません。
部屋の端に、じゅうたんを止めているピン先が出てチクチク刺さる部分がいくつかあったので、スリッパを持ってきていて正解でした。

生活する中でいちばん大変なのは、やっぱり手洗い洗濯。
上海と比べて乾きにくく、部屋の欄間やドアにハンガーをかけて、空気清浄機も使って乾かしています。(服は乾くのに2日かかります。)
掃除は、持参した小さなホウキでゴミを掃いて集めて捨てています。髪の毛など気になるときは、コロコロをしています。

そして、テレビは、地域の番組とCCTVが見られる感じ。
上海の時のようにアマプラみたいな配信が見られるテレビではなさそうで、「机顶盒(set top box)」に悪戦苦闘しながら、最近やっとCCTVの番組チャンネルを見たい番組に合わせることができるようになりました。(HPでCCTVの番組表を毎日チェック。)
でも、全て中国語であまりわからないので、パソコンで日本のバラエティ番組を見ることも多いです。(ここらへんのことは、またnoteに書きたいなぁと思っています。)

ちょっと困ったのが、ネット環境。
フリーWi-Fiが来ているはずですが、ネットワーク名がわからなくて。
ホテルで困ったことがあったときのために、夫の会社がホテルとのチャットを開設してくれたので、そこで相談してWi-Fiをつなぐことができました。

ご飯は、初日は人数分届いていましたが量が多すぎるため、1人分減らしてもらいました。(が、今でも時々、この量で合っているのか?というくらいの量が届くことも。)
朝ごはんは少なめで、上海とほぼ同じメニュー。昼ごはんと夕ご飯は量が多くて、ご飯(1人前は茶碗2杯分相当はありそう)+おかず6品以上+汁物+果物2種類以上。
全て油っこいけど、かなり美味しくて、デリバリーを頼んではいけないだけに十分な量!
(お菓子を食べようという気にならないくらい。)
また、毎日缶ジュースが出てくるので、飲みかけたときは持参したラップをかけて冷蔵庫に入れています。

飲料水は、あらかじめ1箱(500ミリペットボトル24本)が届いていましたが、ポットでお湯を沸かして、日本から持ってきた紅茶、緑茶、ルイボスティー、中国茶などを、日替わりで楽しんでいます。

また、昼食と夕食の時に出される果物を洗うのは、ペットボトルの水ではなく、ポットのお湯を冷ましておいたものを使っています。

申し分のない部屋と申し分のない食事。
退室時にいくら支払わないといけないのか、予想もつかずビクビクです。


【得た教訓】
・洗濯用洗剤とハンガーと洗濯ばさみは必須。着るものは速乾性のものが良い。毎日洗濯していると手荒れやマメや擦れができるため、ゴム手袋があると助かった。
・持参してよかったもの:醤油(味のない蒸し野菜が出てくる)、ふりかけ(子どもが食べられるおかずが少なかったときに重宝)、果物ナイフ(果物が丸ごと・皮ごと出る)、台拭き・手拭きタオル(食事で手を使うものが多い)、耳かき・爪切り・髪切りバサミ、養生テープ(物を止めたり束ねたりするときに跡も残らず便利)
・持参した方が良かったもの:スプーン(ヨーグルトやおかゆやスープを食べるため)、箸(割り箸が不良品のことも)

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