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隔離ホテルへの到着

朝6時くらいに成田空港に着いて、上海での隔離のホテルに到着したのは、夜8時前。
辺りはもう真っ暗。屋外の街灯に照らされたスペースにバスから荷物を移して、入り口にあるQRコードの看板を読み取っていると、前の方々が係員にお金を支払っている様子。

前情報として、ホテル代はホテル退去時に現金(中国元)で支払うと聞いていたので、当分使わない現金はスーツケースの奥底にしまっていたのです。
百度翻訳さんで「帰りに払うと聞いたんだけど!」と伝えたけれども、「今!」とのことで。
消毒液で濡れたスーツケースを屋外で開けて現金の入った財布を探すものの、薄暗くて焦っている中ですぐ見つかるわけでもなく。
見かねた日本人の方が立て替えてくださり、何とかチェックインできました。
その際、何枚かの「注意事項」の紙と消毒グッズや体温計を渡されました。

この「財布はどこだ!」騒動のとき私は気が気でない状態でしたが、子どもたちは厳重装備の防護服の方々と携帯電話の翻訳アプリで「変な翻訳だね〜」なんて言いながら笑い合っていたり、カップ麺をもらったりして、楽しいひと時だった様子。

なんだか、気を張らなくてもいいんだなぁって思った瞬間でした。

ちなみに、ここの隔離ホテルも、次に移動した隔離ホテルも、私たちのような入国者は当然ロビーからホテルに入れず、裏口からチェックインです。


【得た教訓】
・情報は日々変化しているので、何ヶ月か前の経験者の情報や会社からの情報を鵜呑みにしない。(健康申告の入力項目ですら、当日空港で航空会社が配っている見本から変わっていました。また、スーツケースへの消毒はビチャビチャになるとも聞いていましたが、私のところはそんなになかったです。)

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