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隔離中の学校の代替学習

中国で私たちが住む予定の地域は、入国後に実質4週間の外出制限があるところ。
つまり、その期間(プラスアルファ、出国前の何日かと外出制限解除後入学手続きが終わるまでの何日か)は、学校に無所属となるのです。
中学1年生と小学1年生の子どもを帯同渡航しているにあたって、この、約5〜6週間学校に行かない期間をどう過ごしているのかを今回書きたいと思います。
といっても、まだ隔離期間中。また学校に行き始めて、そして、慣れてきた頃に、今回隔離中の過ごし方がどうだったのか、おいおい振り返っていくつもりです。

まず、出国前1か月〜1か月半前くらいに。
日本で通っている学校と転出手続きの書類をやり取りするタイミングで、隔離期間中の学習についてオンライン授業などのフォローをお願いできないか聞いてみました。
答えは、できないとのこと。でも、学習アドバイスや可能な範囲で学習プリントの提供は受けることができました。
ならば、と、今度は入学予定の日本人学校にオンライン授業のフォローをお願いしてみましたが、こちらもできなくて。学習進捗状況の情報提供は可能とのこと。

これらを受けて、出国前の1か月間に、新旧の学校の教科書の指導計画書を調べて、中学校は5教科、小学校は国算2教科の、どの辺りが空白の5〜6週間の学習範囲になりそうかを確認しました。(中学生の子どもは、塾の補講も入れました。)
そして、本屋さんで問題集を買いました。(量がかさばると重いので、全教科が1冊に入っているものを好んで選択。)

出国前は、子どもたちが少しでも長く学校に行きたいとのことで、実質1日の欠席となる日まで通学。
入国後、1軒目のホテルから2軒目のホテルの移動日まではバタバタしていた&疲れが溜まっていたので、3日間は全く学習時間はとっておらず、その翌日から学習時間を設けて過ごしています。

<時間割>
8:30〜9:45 学習
9:45〜10:15 中国語(ラジオ講座、携帯アプリ)
10:15〜11:00 学習
12:00〜14:00 学習
14:00〜15:00 体を動かす(Switchのソフトや動画)
15:30〜17:00 学習

やはり、兄弟で遊びたいという誘惑やお昼寝などで、この時間割は一度もそれ通りに進んだことはなく・・・。
でも、「いまは何をすべき時間か」という目安にはなっているようです。そして、どちらかというと、時間で区切るというより、勉強する部分のプランを作っておく感じで進めています。
下の子は「国語ドリル2ページ」「算数ドリル2ページ」「全科ドリル3ページ」「脳トレ2ページ」「計算カード1回」を毎日のタスクに。
上の子は、本人にプラン作成を任せていますが、全科ドリル何ページかと、新たな学習部分の教科書学習とその部分の練習問題を組み合わせて、毎日2〜3教科をしている様子。(私自身学生時代にバイトで塾講師をしていたので、教えてと言われた単元を時々レクチャーしています。)

最近は、余った学習時間には「中国生活の間にしたいことや行きたいところを考える」ということも入れていきたいねと話しています。(やり始めなきゃ。)

教科書類は、出国直前まで通学していたため航空便で送ることができず、スーツケースやダンボールで運んできているので手元にあり学習ができています。が、教科書は結構な量なので、他の荷物を圧迫して持ってくるのを断念した物も多々あります。
ノート類は自由帳を含めて何冊か持ってきていましたが、もっと必要だったと、大後悔!!!
落書きしたり、問題を解いたり解説したり、まとめノートを作ったり、妄想を書いたり・・・とたくさん必要でした。
(結局あとで、夫に隔離中のホテルへ届けてもらいました。)

日本人学校で新たに必要となる教科書については、前の学校と重複していない科目のみあらかじめ支給されているので、航空便で発送しておいてホテルに届けてもらい、学習に使っています。

折り返しを過ぎた隔離期間。
学習については、そろそろ入学予定の学校に学習範囲を確認しながら、徐々に集中時間を長くしたり、問題集から教科書に移行したりして、スムーズに学校生活に入っていけるようにしたいなと思っています。

ちなみに。私自身も学習の時間には、読書(なかなか読み進まない本20ページ)、中国語(アプリ2単元、参考書0.5単元×2冊)、Noteをしています。
みんなで学習、です!

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