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コロナ禍の結婚式で悩んでいる方へ。2021年1月末に結婚式をするにあたってたくさん考えたこと。

はじめに

この記事は、今結婚式をやるべきか否かたくさん迷っている人たちに向けて、2021年1月に結婚式を開催する東京在住の人間が、少しでも前向きな考え方や選択肢になればという想いで書いた文章になります。日々あらゆるSNSで結婚式のキャンセルや延期についての悲しい投稿を目にすることが非常に増えてきましたので、今同じ環境下で自分なりに考えた「コロナ禍での結婚式」について、ひとつの考え方をお伝えできればと思います。

※ただこれはあくまでも一個人の考え方です。当人の置かれる環境によって考慮しなければならないことが変わってくると思いますので、こんな考え方もあるんだなあ程度に受け取っていただくようお願いいたします。

※タイトルからわかる通り、実際にまだ式を挙げてはいません。一度計画中の考えをまとめて、今同じように悩んでいる方へ届けばという想いで書いていますので、実際に式を終えた後にどうだったのか、という内容をまた別の記事でお伝えできればと思います。


2021年1月に開催すると決めたまでの経緯ときっかけ

簡単に私たちのこれまで・これからのスケジュール感をご紹介させていただきますね。

・7月 正式にプロポーズされる

・7月 新婦の家へ結婚の挨拶

・8月 新郎の家へ挨拶

・9月 両家顔合わせ

・10~11月 引っ越しと入籍

ということで、実はまだ顔合わせも入籍も済んでいない状態です笑。なのに来年の1月末に結婚式ってはやくない?と思われる方がほとんどかと思います。というのも、式場で日取りを抑えるのはだいたい1年~1年半後。しかしながら私たちが式場を見学し、日取りを抑えたのはなんと8月中旬でした。つまり、予定日まですでに半年を切っているわけです。

そもそも8月頭までは結婚式をいつやるかなんてことすら全く考えておらず、とりあえず入籍までのスケジュール感や一緒に住む場所の検討などに考えを巡らせておりました。そんなある時、ふと今の時期の結婚式ってどれくらいの費用でできるんだろう?と気になって検索をしてみたのです。すると驚くべきことに、どこの会場も特別プランが出ているではありませんか!通常よりもかなりお得、かつ普段用意していないプランも出ているような状況で、式場もコロナによる大打撃を受け、必死に呼び込みをしていることがわかりました。

だったら今やっちゃった方がいいのでは?と式場探しを始めたのがきっかけとなります。

今の時期に結婚式を行うメリット

もちろんこの時期に結婚式をやることに対して、一見デメリットの方が多いのではないかと思いますよね。そもそもメリットデメリットの話以前に、めちゃくちゃリスキーだろと考えられる方もたくさんいらっしゃると思います。後ほどそのリスクとの向き合い方についても記述いたしますので、一旦この章ではネガティブな事柄を置いておいて、「メリット」について考えてみたいと思います。


①とにかく通常よりもお得

これは先ほども簡単に述べましたが、どの式場をみても通常よりもかなりお得な価格設定になることがわかりました。(私が決めた式場ではなんと-80万円!)そこまで多くの式場を調べたわけではないので、肌感ではありますが、格式のある高級ホテルなどはよりお得感が増す価格設定になっているように感じました。(もともとが高いので…)

②本当に大切な人たちだけで式ができる

これは「大人数で盛大にやりたい!」という人からは逆にデメリットになってしまうのですが、私のようにもともと盛大な披露宴をやりたくなかった人間にとっては、今回のような事態はむしろ好都合かなと思いました。今考えている規模感としては、親族約40人+親友6人+会社10人(社内婚のため)の約56人程度を予定しています。親族が多いために小規模とは言えないですが、それでも会社と友人に関しては、私たちにとって本当に本当に大事な人たちに厳選してご招待させていただくことにしました。(それに、義理ゲストを呼ぶ必要のない、本当に大切な人だけで行う結婚式の方が素敵じゃないですか?)

もちろん、はじめは会社関係を一切呼ばないことも考えたりもしたのですが、むしろ相手側からこんな状況でも絶対にいくと言ってくれる素敵な人たちばかりでしたので、お呼びさせていただくことに。本当にありがたいことです。。涙

ここでちょっとばかり余計なお話なのですが、結婚式ってゲスト側も相当お金がかかるじゃないですか。ご祝儀代、美容院代、ファッション代などなど…かかる金額のことを考えたらあまり気軽に呼べるものではないですよね。しかしながら中には明らかに人数合わせと思われるような招待もあったりするわけで…今回のコロナをきっかけにそのあたりの悪習も見直されていったらいいのになあと思ったりします。

③会場内での混雑回避ができる

貸し切りの式場だったら関係ないのですが、特にホテルなどは一日に何組もが結婚式を挙げるのが普通ですよね。そのため、スケジュールはぎちぎちで行き交う人々も多数。時には花嫁同士がすれ違うこともしばしば…という噂を耳にしました。しかしながら今のコロナ禍では会場側は徹底的に密を避けるためにできるだけ開催する組数を減らし、新郎新婦側もゲスト側も決して混雑することのないように努めてくださっています。そのため、落ち着いてゆったりと式を挙げることができると伺っています。実際に何度も土日にホテルへ伺っていますが、ホテルのロビーから会場まで本当に落ち着いているので、その雰囲気やゆったり具合も含めて今のうちにやろうと決めました。

④「コロナが落ち着いたら」は精神的に辛い

一番のメリットはこれなんじゃないかなと思っています。

結婚式を泣く泣くキャンセルもしくは中止した人々は、それこそ1年~1年半前くらいから検討していたかと思いますが、これからいつやるかを検討している方にお伝えしたいのが、直近1年半以内に以内に「大規模・大人数」で開催することはできるだけやめた方が良いということです。

なぜなら、そのためには「コロナが収束すること」を待たなければならないからです。正直いつ収束するかなんてことは専門家も目途すらたてられず、誰にもわからない不確実極まりないことです。そんなあてのないことをひたすら待ち続けるほど辛いことはありません。

元の生活様式に戻れるのがいつになるのかわからない以上、「落ち着いたら」の考え方は絶対にやめた方が良いというのが私の考えです。


リスク回避のために計画していること

さて、メリットばかりを述べてきましたが、もちろんリスクと向き合うことが必須条件となります。まだ計画中ではありますが、今現在計画をしているリスク回避方法は以下の通りですのでご紹介させていただきますね。

・110人規模の会場に約半分の56人

・高齢者にあたる祖父母は招待しない(挙式のみオンラインで配信)

・ソーシャルディスタンスに配慮した座席配置

・ゲストの若者と親族の年齢層が高い人々の座席を徹底的に離す

・最後ゲストのお見送りは新郎新婦の二人だけ(両親も高齢にあたるので、なるべく接触の機会を減らす)

・分散入場・退場(コンサートとかでよくあるやつ)

今のところ計画をしているのはこんなところです。また、もちろんホテル側の徹底した配慮やガイドラインがあるので、そちらをベースに二人で考えていきました。特に注意をしたのは、祖父母は招待しないとはいえ、両親や叔父叔母も55-70代なわけで年齢的には立派な高齢者であるということです。普段家庭で接している者同士が近くにいることは家庭にいるのとほぼ変わらないので特別視することはないのですが、親友や会社の若者たちとできるだけ距離を離し、両親のお見送りなしや入退場の分散型で接触機会を極限まで減らすということを意識しました。

これでも100%安全とは言い切れないですが、上記のやり方で家族みんなが納得し、合意形成がとれているので、このやり方で進めていければと考えています。

このあたりの対策も実際に式を挙げてから、感想や改善点などをまとめていけたらと考えております。


コロナを機に結婚式の在り方も変わる

結局何が言いたいかというと、結婚式の在り方もwithコロナの到来により、ついに変化する時が来たということです。
だから決して諦めないで欲しいし、「コロナが収まったら」ではなく「今でもできる形」という考え方にシフトしていって欲しいと切に願います。でないと大きな金額が動く不安と、いつできるかわからない不確実性という二大ストレスと毎日付き合っていくことになるからです。
だからみんな、「今できること」について考えることをやめないでください。
今の時代をポジディブに生きていくために、ぜひ一度考えてみてもらいたいです。







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