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【小学生でも分かる】nftを支えるブロックチェーンって何?

こんにちはシャペンです!
今回はブロックチェーンについて掘り下げていこうと思います!

ブロックチェーンをよく耳にするけど、全然知らない。でも知っていないとヤバそう。。みたいなIT系の知識に全く自信がない方に向けて、小学生でも分かるをテーマに解説していこうと思います!

この記事を読んで

ブロックチェーンを近所の小学生に説明できた!!!

となるのがゴールです!

またこちらの記事でも軽くブロックチェーンについて解説していますので、nftと結び付けてもっと分かりやすく学びたい方はご参考に!

そして今回参考にさせて頂いた書籍はこちらです!

ぜひ今回の記事を読んでさらに興味を持たれ、知りたい欲が倍増された方はこういった本も参考にしてみてください!では本編スタート!!


世界で流行してる大きな流れ

今現在、次の時代を考える上で必ず欠かせないキーワードがAI、IoT、クラウドなどの技術ですよね。実はこの単語ってそれぞれが独立して違うように見えるんだけど、裏ではしっかり繋がっています。

IoT⇒モノの中にインターネットを入れて、情報をゲット

クラウド⇒情報を集めておく所

ブロックチェーン⇒しっかりと情報を管理する技術

AI⇒情報を使って分析したり活用する

これだけ見ても何だかよく分からないですよね。
ここで一つ例を出して考えてみようと思います!

今みなさんの目の前には全自動ペットにエサをあげるマシーンがあると想像してください。こんな感じ↓

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時間を設定しておくと自動でエサが出てくるマシーンですね。そしてこの機械にはIoT技術が搭載されているので、いつもどれくらいの時間にエサをあげているのか、どれくらいでエサを食べ終えるのか、イッヌヌコ様がマシーンからエサが出てくるまでどれくらい目の前で待機しているのか。様々な情報が集められます。

そんな感じで全国のエサをあげるマシーンから情報を集めますが、その数は膨大です。管理するのが難しい。そこでクラウドと呼ばれる情報を保存しておく場所をネット上に作ります。このクラウドを見ると、沢山のペット情報が閲覧できます。しかし大きすぎる情報は、漏洩の危険(情報流出)や悪い人達によって嘘の情報にすり替えられる可能性があります。そこでブロックチェーン技術の登場です。このブロックチェーンを使って情報を守ります。個人情報とかは大事ですので、しっかり守ります。これで安心です。安全性が確保された上で、この情報を分析して新しく活用していくのがAIです。飼い主さんがエサを出す時間入力を忘れてしまっても、AIが学習してエサを出してくれる。逆にエサの時間を設定していても、何かしらの理由で家にペットがいない時の場合を考えて、マシーンの近くにペットがいない時はエサを出さない。こういった使い方ができるわけです。

何となくイメージできましたでしょうか?ほかにもたくさん事例はありますが、今回はブロックチェーンのお話です!そもそもどんな技術で情報を守っているでしょうか?次にもう少し詳しいお話をしていきます。


ブロックチェーンてなんだと思う?

ではブロックチェーンの仕組みについて考えていきたいのですが、どんなセキュリティだと思いますか?もう絶対にウイルスに破られることのない最強のファイアーウォールでしょうか。それとも情報の改ざんが出来ないようにパスワードを100個くらいに何重にも兼ね備えた技術でしょうか?実はどれも違います。まずはこちらの画像を見てみてください!↓

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引用:[特集] ブロックチェーンが拓く次の時代

はい。これだけだと良く分からないですよね(笑)。左側のシステムだと、中央に「管理者」がいます。この管理者が悪い人に操作されてデータが変わってしまうと、全てのデータが変わってしまうんですよね。例えば1万円銀行から引き出したのに、100万円引き出したことになっているんだけど、管理者がそれに気づけないから泣き寝入り。。。みたいな感じです。

反対に右側のブロックチェーンだとどうなるでしょうか。この図ははみんなで情報を管理するということを表しています。つまりブロックチェーンとは、誰か一人が中央で情報管理するのではなく、みんなで情報を管理しよう!という技術なのです。(ノードとは点のことで、この図ではパソコンや参加者の事を指すよ)え?でもみんなで情報って管理できるの?と疑問に思うかもしれません。ですが安心できる理由がちゃんとあります。例えば先ほど引き出した1万円の話です。もしみんなで情報管理していたら100万円引き出したのっておかしくない?と指摘できます。情報の管理者がたくさんいるので、一人の情報が変なデータに改ざんされても他のデータは守られているので間違いだ!って気づけるんですよね。ブロックチェーンは、誰か一人でも不正しようものなら周りが指摘できるので、情報の信頼性がめちゃくちゃ高い。これで膨大な情報を管理するクラウドの安全性も確保できるというカラクリです。


可能にしている特徴4つ

ということでブロックチェーンの概要は分かったと思いますが、大人向けにもう少し詳しく解説していこうと思います。実はブロックチェーンは大きく分けて4つの技術的な特徴がありますので、こちらを解説していきます。

➀暗号化技術
他の人に知られたくない情報をやり取りするときに暗号化(よくわかんない数字の羅列とか文字の並びとか)が使われ、それを戻すときに復号化という技術が使われています。そして暗号化と復号化の際には鍵が必要になるのですが、その鍵が暗号化と復号化で同じなのが一般的なんですが、ブロックチェーンの場合は異なる鍵が使われます(公開鍵暗号)。

他にも電子署名(コンテンツの作成・所有者が本人であることを証明する)やタイムスタンプ(電子署名が押された時刻を検証する)を使ってさらに情報の信頼性を上げていきます


➁コンセンサスアルゴリズム
コンセンサスアルゴリズム。長いですね(笑)。簡単に言うと、みんなで情報を管理するので、管理するときにルールが必要になります。そのルールを確認し合う、合意し合うという仕組みです。難しい言葉で言うと、「不特定多数の参加者の間で正しく合意形成を得るための仕組み」ということになります。

➂P2P

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引用:P2P(ピアツーピア)とは?仕組みから活用例まで詳しく解説

この図のまんまです(笑)コンピュータが1対1で直接通信を行う接続方式の事をP2Pと呼んでいます。このP2Pだと、一つのPC・システムがダウンしても、全体のシステムは稼働できる特徴があります。ブロックチェーンはみんなで合意しながら情報を守るので、誰かシステムに異変があっても稼働できる状態は必須ですよね。


④DLT(分散台帳)
こうしたみんなで共通の情報を持ち、一緒に管理していくことを分散台帳と言います。詳しく話していくときりがないのですが、DLTという大きなカテゴリーの中にブロックチェーンという技術があるんだな~くらいでOKです!明確な定義があるわけでは無いので、ブロックチェーンって何?と聞かれて「あぁ、分散台帳の事ね(ドヤッ!!)」で良いと思います。

最後に

ここまで読んで頂きありがとうございました。IT技術系の話に詳しくなろうと学びつつ、こうした形でインプットしていければと思います。もしよければ他の記事もご覧ください~~!!

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