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【カナダへ母子留学】一番上の子の受験について考えた2019年頃~…🖊

当時小学3年生になった一番上の長男。0歳児~幼稚園年長まで夫の駐在により海外のNursery・International schoolに通っていたため、小さいながらにも彼が得た経験を日本でも伸ばしてあげたい!と思っていたところ、通っていた帰国子女向けの英語塾で帰国したタイミングのせいで「帰国子女枠」には該当しないながらも「英語で受験」ができる中学校が増えていることを知り、これだ!と思い込み、中学受験させてみよう、と考えていました。

しかしながら、日本で英語を話すような環境もなく、英語を話すことにメリットを感じられていなかった彼からしたらこの選択は苦痛でしかなかったようでした。帰国子女向けの英語塾では定期的に帰国したての子供たちが入塾し、彼らが話す英語を聞くたびに劣等感を感じるようになったのではないかと思います。

塾での宿題も年々レベルが上がってくるため、下の子2人が未就学児かつ夫も出張で不在のことが多かったため私自身も彼の宿題を手伝うのに時間がかかり、長男は集中力が切れ、好奇心の塊でエネルギー溢れる次男は家で退屈して騒ぎ、下の子も目が離せなかったりと結局私自身がこの現象に耐えられず爆発してしまい…ということが続いてしまっていました。。

結局最終的には、長男が無断で塾を休むようになり、アメリカ人の先生からも厳しいフィードバックをいただき、翌年度は次のレベルに上がってもついていけないことは目に見えており、かといって現在のクラスにとどまると長男よりも1-2学年下の子と同じクラスでやっていくことになり、劣等感にますます拍車がかかってしまうということも明らかだったため、退会することに決めました。

長男の強みを目に見える形で伸ばしてあげられなかったことに勝手ながら罪悪感を覚え、また学年が上がるにつれて周りはお受験塾で夜遅くまで勉強するようになりました。まだまだ遊びたい年頃の子供たちが8時半~15、16時まで学校で勉強し、帰宅してからは塾で21時近くまで勉強するというのを聞いていると、なんだか違和感を覚えるようになりました。

その後主人といろいろ話した結果、机でガリガリ勉強させるよりも、外へ出て経験させる方がうちの子には合っているのでは、という話になり、駐在時代にも住んだことのあるマレーシアを中心にInternational schoolやカナダ、オーストラリア、ニュージーランド等の現地校を調べたり、セミナーに参加したりするようになりました。
もちろん、子供だけ頑張るというのは私の中では絶対NG×なので、私自身も子供たちと同じように新しい環境に身を置き、目標をたてて勉強し、何か成果を出してから日本へ帰る、ということを考えていました。(こちらはまた別の機会に)

それからコロナが流行、海外へ出るということが難しくなっていたのですが、逆にこのタイミングで子供の海外留学について考える人も増えていったのか、海外教育移住について調べ始めてから数年でオンライン形式の留学セミナーの参加者がものすごい勢いで増えていっていたのを覚えています。(特にマレーシア)

数年調べに調べた結果、アカデミックな部分を重視するならばマレーシアが断然おすすめ、ということでしたが3人子供がいる我が家はマレーシアで希望するInternational schoolに入れようと思うと、学費だけで最低650万円/年かかってしまうという結論に行きついたため、行き先をカナダに変更し、手続きを進めることにしました。

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