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【シェア街住民紹介】誰もがキャリアについてもっと気軽に相談できる場を提供したい人事・キャリアカウンセラー ゆーさん

人材系会社に人事として勤め、プライベートでは国際シェアハウスで多国籍の人たちと暮らす関係住民のゆーさん

誰とでもすぐに打ち解けられる才能をお持ちのゆーさんですが、実は高校生ぐらいまで人とまともに話すことができなかったといいます。今回は、そんなゆーさんが人事としてのキャリアを築くまでの道のりや、シェア街で取り組んでみたいことなどについて、お話を伺いました。

大学時代の活動が、人事としてのキャリアを築く原点となった

─現在の仕事や活動について教えてください。

現在、全国各地に拠点をもつ人材系会社で人事として勤めています。また、7年ほど国際シェアハウスに60人ほどの人たちと住んでいます。そのうち半数は日本人で、残りはブラジル、カメルーン、セネガル、ドイツなど全世界から集まった外国人。毎日がパーティのようで、楽しく生活しています。

─どのような経緯で人事の仕事をしているのでしょうか?何かきっかけはありますか?

今勤めている会社は2社目です。大学卒業後、勤めた1社目の建設会社でも自ら希望して人事部に配属されました。

振り返ると、人事に興味を持ったのは大学時代、文化系サークルを統率する委員会で活動していたことが大きなきっかけだと感じています。

高校時代、部活動に入らず、いつも決まった友人たちだけで過ごし、特に何にも熱中することなく過ごしていました。卒業式の際に、周りの部活動をしていた同級生は後輩たちから挨拶をされていたり、卒業アルバムに寄せ書きをもらっていたりする中で、自分にはそれがなかったんです。そのときに「遊んでばっかりいずに、もっと高校生活を満喫しておけばよかった」と後悔しました。

その教訓から、大学時代は何かに打ち込めるものがほしいと思いました。入学直後にサークル紹介の冊子を読んだ中で、この委員会の活動が目に留まりました。「たくさんのサークルと関わりを持てる」「学校と学生とをまとめる役割を担う」「サークルや人をサポートできる」「交流会などのイベントを主催し、司会進行役として場を盛り上げる」といったことが好きで、興味があり、新入生1人でありながら入会しました。

サークルは愛好会、同好会、部というように階級分けされており、昇格すると活動費の予算が大幅に増えます。昇格するためのサポートをしたり、学内の域を越えて活動の幅を広げられるように協力したりしていくうちに、人の悩みを聞くことが得意だと気づくようになりました。

こういった活動で見つけた興味や得意を活かせるような職に就きたいと思い、ここでの経験は人事としてのキャリアを築く原点になったと感じています。

─学生時代の活動が仕事選びに活きているようですね!どんな場面で仕事のやりがいを感じますか?

今の会社では、人事という立場からやりたいことを自由にやって、従業員から届けられる要望に応えられるよう社内に改革を起こせていると思います。

社内には、従業員が自身のやりたい仕事、希望勤務地、会社に望むことなどを書き込めるキャリアプラン申告書があります。それに書かれた要望を吸い上げて、導入できるものは導入しています。例えば、地方の営業所から挙がってきた「人事の研修制度に対して、手厚いフォローがほしい」という声がしばらく手付かず状態だったものを整備しました。

自分の行動によって、周りの人が応援してくれたり協力してくれたりするとそれが喜びになり、やりがいを感じます。

シェア街に入会直後から自分なりにコミュニティ活動を楽しめている

─シェア街に入ったきっかけはなんですか?
長年、同じシェアハウスに住んでいるので、マンネリ化を感じ、新たなコミュニティを求めていたところ、シェア街の存在を知りました。シェア街はリアルとオンラインの2面性があり、そこに魅力を感じました。

─ゆーさんはどのようにシェア街を活用されていますか?

2023年10月にシェア街に入会した直後、シェア街のメンバーたちと1泊2日で日光へ行きました。初対面の方たちと過ごす旅行はメンバーと親睦を深めることができ、とても楽しかったです!それを機に、そこで仲良くなったメンバーが関わるイベントに参加したり、旅行や写真好きなメンバーを募ってフォトウォークの企画を立ち上げたりしています。

キャリアカウンセラーの資格を活かして、働くシェア街の皆さんをサポートしたい

─今後、シェア街で取り組んでみたいことはありますか?

シェア街で「100人カウンセリング」を企画してみたいです。

私自身、1社目から2社目への転職活動をした際に、仕事や転職に関する相談先がエージェントやハローワークくらいしかないことや、家族や友人に相談しても愚痴になりがちで的確な答えが返ってくるわけではないことを実感しました。

そういった自分の経験から、もっと気軽に定期的に自分のキャリアについて話せる機会を増やしたいと感じ、6年前に国家資格であるキャリアカウンセラー資格を取得しました。実際に、その資格を取得したことをFacebookに投稿したところ、「カウンセリングを受けたい」という声が殺到し、思いがけない反響と需要の高さを実感しました。

「カウンセリング」と聞くと、心が病んでいる人が受けるものといったイメージが先行し、敷居の高さを感じてしまいがちです。そうではなく、キャリアカウンセリングは自分のキャリアを見つめたり、内省したりできるもの。一人で悶々と悩みやストレスを抱えながら働き続けるのはもったいないことです。シェア街のメンバーの皆さんがイキイキと働けるように活用してもらいたいと思っています。

一歩踏み出した先に見えるのは、あなたにとってのサードプレイス

─シェア街を知らない人や、コミュニティについて気になっている方にメッセージをお願いします!

シェア街は心理的安全性が高く、温かいコミュニティだなと感じています。そして、皆さん、オープンマインドの精神があり、動きがとにかく速いです。やりたいことを呼びかけるとスピーディな反応が返ってきます。

はじめは誰もが新参者。コミュニティに飛び込む前は疎外感を感じても、入ってしまえば実はそうでもないものです。物怖じせず、勇気を出して最初の一歩を踏み出せば、シェア街がいつの間にか自宅や学校、職場でもない心地の良い「サードプレイス」になります。一緒にコミュニティ活動を楽しみましょう!

写真:提供写真
執筆:はらぐちまりか

シェア街新規住民募集中!
2024年4月1日~4月7日まで
申し込みは以下公式ホームページから!

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