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購買力のランキングとYAGPのファイナル

YAGPファイナルが終わりました。
日本から参加したダンサーの皆様、本当に素晴らしかったです。娘とライブ配信を見ながら応援しておりました。

実は、去年の日本予選には娘も参加しました。
しかし、前日入りしてすぐに発熱してしまった為、舞台に立つことは出来ずにそのまま辞退となってしまいました。
バレエのお祭りを楽しむことができず、泣きながら辞退だったので…本当に悔しい思いをしました。(東京に戻ってからも、さらに1週間以上症状が続き、大変でしたね。)


今年娘が参加(予定)するのは、ジュニア(女性)になります。
12~14歳までになりますね。

みなさん、とても上手でしたが、結果は下記のようになりました。

Junior Women Winners
3rd
397 Tamara Arandia (メキシコ)
445 Crystal Huang (アメリカ、中国?)
2nd
457 Krysante Shiren Bianinova (インドネシア)
360 Yuzuki Okubo (日本)
1st
495 Chae Eun Lee (韓国)

1位のイ・チェウンさんは韓国の芸術中学に在学中で、また韓国芸術総合学校の英才院所属でもあります。

(韓国の予選動画)

2020年の映像、サタネラ

55分15秒からイ・チェウンさんのオーロラです。
バレエ英才の奨学金をもらう子たちの舞台映像です。

過酷な受験があるせいか、皆さんの体型がめちゃめちゃ綺麗ですね。
特に、YAGPのファイナルでもイ・チェウンさんは欧米の方々と比べても劣らない美しさでしたね。もう…感動。

YAGPの感動に浸ってると、仕事でこういうチャートを見ました。
購買力ランキング推移。

チャイナ。すごいですね。
このチャートで注目すべきは、アジア勢の台頭ですね。
インドネシが5位、インドが3位に入ってきているんです。

西側と呼ばれている、アメリカ・西ヨーロッパの国々はかなり力が弱くなってますね。また、カナダに関しては…チャートから消えてしまってます。w

購買力が高いってことは、その国の生活水準が高くなるということなので、文化的な欲求も高まるのです。

最近、Instagramでもインドネシアのバレエ関連のフィードがすごく増えているのです。そして、YAGPファイルのジュニアの2位に、堂々とインドネシアがいるんですよね。

近頃、ヨーロッパでは若者がバレエダンサーになりたがらないという話を聞きました。育てるのが大変な割に、給与は安いので、割に合わないとw
今は、バレエの本拠地はヨーロッパですが、購買力のランキングからすると、あと何十年もすれば、それも変わっちゃうかも知れませんね。

結論
・韓国のエリート教育、恐ろしい。(OUTPUT良すぎ)
・購買力=その国の文化的水準
・バレエの中心地も移動するかもよ?



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