地球上で最も効率のよい移動体はどれだ!

人類がクルマを作ったのは、1886年のメルセデスベンツとダイムラーと言われる。
まだ、148年しか経っていない。
また、ライト兄弟の初飛行は、1903年であるから、121年しか経過していない。

これに対して空を飛ぶ鳥の先祖は、約1億5000年前の始祖鳥と言われるから、年季は、まったく違う。

そこで、陸上を走ったり、空を飛んだりするエネルギー効率を人類が創りだしたクルマと自然界で進化した鳥(渡り鳥)について比較してみたいと思う。

クルマとしては、いま話題の電気自動車(EV)として、テスラモデル3 とTOYOTA新型プリウスを取り上げる。

自然界の動く動物としては、南極から北極までノンストップで飛行すると言われるキョクアジサシ(Arctic Tern)を取り上げる。

このような比較は、人類の歴史上で初の試みだ!

また、これにより、将来、電気自動車(EV)が、どれくらい進歩するかの予測ができる。

しかし、ここに問題がある。
というのは、渡り鳥のキョクアジサシの体重は、80グラムしかなく、テスラモデル3 の22850分の1しかない。

図1 キョクアジサシ


したがって、体重補正する方法を考案しなければ、比較は意味を失う。

そこで、ワシは、20時間をかけて体重を補正する画期的な方法を編み出した。詳細は、省くが、体重の3/4の項を入れることにより、体重補正ができることを示した。
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前置きは、これくらいにして、それでは、テスラモデル3、TOYOTAプリウス、およびキョクアジサシの輸送コスト(Transport Cost)を表1に示した。
これは、世界初である。

驚くべき結果が得られた。

幾つか挙げる。

🟣人類が創ったクルマは、渡り鳥に遠く及ばないこと
----1997年に世に出たTOYOTAが誇るハイブリッド車プリウスの輸送コスト(エネルギー効率)は、
6.43 kJ/kg^3/4・kmである
----これは、キョクアジサシの16倍も劣っている!

🟣天才 イーロン・マスクが創ったテスラモデル3 AWDの輸送コストは、1.492 kJ/kg^3/4・kmと人類が創った地球上の移動体の中で、キョクアジサシに最も近い!
----将来は、0.7程度まで進化する可能性がある!

🟣現在、電気自動車(EV)に対する風当たりが強く、ガソリン車やハイブリッド車が見直される風潮が見られるが、これは、重大な誤りだ!

もう一度、下の表1の比較を見てほしい。

テスラモデル3 に欠けているのは、車載充電器 シンラタービン(Shinla Turbine)だ!

(c)harbeman240319
Deep thinking yields imagination


表1 地球上におけるテスラモデル3、プリウスおよびキョクアジサシ(渡り鳥)の移動効率比較