藁科佑輝

uguisu-naku(黄鶯睍睆)/ 真舟とわwithヒュードロドン / 歌、ギター、…

藁科佑輝

uguisu-naku(黄鶯睍睆)/ 真舟とわwithヒュードロドン / 歌、ギター、ベース、作詞作曲、小説、短歌、詩

マガジン

  • 世界史の構造ノート

    柄谷行人『世界史の構造』のノート

  • 引き写し

    引き写し

最近の記事

神戸⇄長浜往還記28

2024.5.29(水・くもり?) 自宅にていよいよ黄鶯睍睆(uguisu-naku)、レコーディング開始。スタジオオーナー兼ドラマーの山健さんが抜けたので、もう他にドラムのあてはないおれたちは、それならいっそ完璧なドラムを打ち込むといきごみ、機材を無理言って買った。買ってもらった。正確には。妻に。ちゃんと返すつもりだ。 それで、デモのドラムを(別のパソコン・ソフトで作っていたため)再度打ち直すところからスタート。今回は「濡れた洞窟」の音、なんて出してみたい。ウワガワ氏がが

    • 神戸⇄長浜往還記27

      2024.5.25(土・晴れ) エリアーデ『永遠回帰の神話』読み終える。訳がところどころ日本語になってない。 晩豆腐麺、サラダ、餃子、鶏もも、全部セブンで、これらノンアルで流し込み、風呂につかり、終了。 信仰だけが、唯一、物理を超越するのではないか? と考える。 ● 2024.5.26(日・晴れのちくもり) 昨夜は風呂場で溺死体を見つける夢を何度も見て目覚めた。おまけにひどい咳が続いた。酒を飲まないからこうなるんである。 で、今日部屋でぼさっとしてると、いつもより飛蚊症

      • 神戸⇄長浜往還記26

        2024.5.22(水・晴れ) 真舟とわ「春一番」リリース。祝。辻くんが書いてきたベースラインに手を加えて演奏した。老人の鼻歌みたいに。 大魔法みたいな音楽。言葉も曲もすごい。聴くべし。 午後、ウワガワ氏と、向田さん映画用の音楽の編集作業。マサラ合流し、すこし手伝ってもらう。それから、尖clubのカイトくん、付人? のゲンキくんと引き合わせてもらう。いかつい人たち。カイトくんは以前ジョーさんの店で会ったことがある。「一味同心」へ。みんなよく食べる。おれは炒飯でちみちみビール

        • 神戸⇄長浜往還記25

          2024.5.15(水・晴れ) 昼から夜まで向田さんの映画の音録り、制作。 未来の音楽。宇宙船の中で聴かれているのは、こんな音楽か、『メタル・マシーン・ミュージック』みたいな音楽だろう。グロフの定義する基本的分娩前後のマトリックスを知ると、それはほぼ確信に変わる。遡行、倍速、再誕生。そういうイメージの音楽。 夜中、書き物。 ● 2024.5.16(木・晴れ) 夕方まで真舟とわ練習。くたくただったが収穫あり。全体を見ながら演奏することをやってみる。 家に帰り、妻と市場の

        神戸⇄長浜往還記28

        マガジン

        • 世界史の構造ノート
          3本
        • 引き写し
          5本

        記事

          神戸⇆長浜往還記24

          2024.5.13(雨) 飲んだのでくたびれている一日。神戸へ戻る。ちょうど妻と同じくらいになりそうだったので、合流する。Galaxie500聴く。『Today』。この幻のような音。ミックスだ。ミックスが曲の持つ「ムード」を決める。 ● 2024.5.14(晴) 朝一で書き物終え、スタニスラフ・グロフ『脳を超えて』とっかかる。とんでもない大著。何年かかっても読みきれないだろう。分からない言葉が次々に出てくるのでそれも調べなくちゃいけない。 スタニスラフ・グロフはおそらく

          神戸⇆長浜往還記24

          神戸⇆長浜往還記23

          2024.5.8(晴れ、くもり) どことなく肌寒い日。これが普通の気もするが、天気がどんどんおかしくなっていってもう正常なんてわからない。いまSuicideなんて持ち出して聴いてる、たまらない、「Ghost rider」、こういう文章を書かなくてはと思う。 届いた機材をウワガワ氏とセッティングし(というかしてもらい)、昼向田さんと電話、晩西川やってきて三人でサムギョプサル。妻帰ってきて、みんなでバンドのことなど話し、おれがいかにスコット・ラファロのベースはビル・エヴァンスのピ

          神戸⇆長浜往還記23

          神戸⇄長浜往還記22

          2024.5.4(晴れ) 日焼けしそうな一日。朝コンビニのサラダチキン。まずい。昼は「たい風」へ行きラーメンライス。晩は豆腐、ブロッコリーとエビのサラダなど。飲まず。ホテルに戻り読書。エリアーデ『永遠回帰の神話ー祖型と反復ー』。翻訳の問題か、文意がかなり掴みづらい。でも出てくる言葉が面白いので別に文意など掴まないまま読む。人の話をいちいち全部理解して聞こうと思わないように、こういう本は小難しいインテリ泥酔おじさんの話を適当に聞いてる体で読むと楽しく読める。 ところで鏡を見ると

          神戸⇄長浜往還記22

          神戸⇄長浜往還記 21

          5月3日(晴) ゴールデン・ウィークはほとんど夏並の暑さです、猛暑日が続くようです、というようなことを、出先のホテルで毎朝一応つけるテレビを(テレビの話はしないでおこう。きりがないから)見て知った、にしても、とびきりの暑さ。黒いスーツは、さらに太陽の光を集める。 昼、「ひよこ」で混ぜそば食い、無事に四国から関西へ戻ってきた石段氏との計画進め、別れて長浜へ。JRの駅で、来ない電車を待っている時、この暑さにはたしておれは、世界は、耐えられるのだろうか、などと考えた。 窓に映る景

          神戸⇄長浜往還記 21

          神戸⇄長浜往還記20

          4/24(くもり、のち雨) 昼:ロケ弁 晩:チーズナゲット焼くなど 一日、向田さんの撮影。 ● 4/25(晴れ) 昼:サンドイッチ 晩:「どん亀」でホタルイカ沖漬けなど 家で茄子とひき肉の焼きそば、ソーセージパン 十三まで出て真舟とわの練習。なんじゃこの忙しさは。あっというまに一週間がすぎる。いろいろとあるのに。 練習終わりに軽く飲みに行く。三宮まで。十三では飲まない。根が生えて帰れなくなるからだ。おれはどんどんわがままで偏屈なじじいになる。 ● 4/26(くもり

          神戸⇄長浜往還記20

          神戸⇄長浜往還記19

          ● 4/13(晴れ) 朝:おにぎり二個、納豆 晩:純豆腐、セブンの惣菜(麻婆茄子、ずり塩など) 昼、曳山まつりをすこし見に行く。あくびするような一日。いい意味で。アンナ・カヴァン読み進める。 ● 4/14(晴れ) 朝:おにぎり二個、納豆 晩:「魚民」でいろいろ頼む 長浜の人々とはじめて飲みにいく。飲む。ふざける。倒れ込む。 ● 4/15(晴れ、夜は雨) 昼:おにぎり二個 晩:「たい風」チャーシューメン、551の甘酢団子 神戸へ。『パルプ・フィクション』観ながら

          神戸⇄長浜往還記19

          神戸⇄長浜往還記18

          2024.4.11(晴れ) 昼:豚肉とわけぎの塩焼きそば 晩:白ごはん、豚肉とわけぎと卵の中華炒め、ベーコンといぶりがっこのポテトサラダ、新玉ねぎの味噌汁、しば漬け、焼酎 妻を見送り、ヤフオクで買ったレコードを聴く。サンセッツ『ヒートスケール』。細野晴臣+久保田麻琴、さしづめ和製トーキング・ヘッズ。買い出しに行き、妻がもらってきたわけぎを使って焼きそば。はじめてわけぎというものを料理した。ほとんどねぎ。美味い。昼寝して、また書き物終わり、夕飯の支度、妻迎えに行き、梅を入れた

          神戸⇄長浜往還記18

          神戸⇄長浜往還記17

          4月6日(晴れ) 朝おにぎり二個、納豆、晩セブンにてレンチンするチキン、ずり、豆腐、メンマ、春雨、焼酎 ホテルに置いてある『花より男子』につかまる。面白い。 ● 4月7日(晴れ) 朝おにぎり二個、納豆、晩おにぎり二個、チーズ、ナゲット、黒霧島飲みながら、春巻き 神戸へ。明日は真舟のレコーディング。帰って練習する。自分で考えておきながらむずかしいフレーズ。げんなりする。 ● 4月8日(くもり、雨) 昼「くりやん」にてポパイ丼、晩おにぎり二個、ナゲット、焼酎 真舟R

          神戸⇄長浜往還記17

          神戸⇄長浜往還記16

          2024.4.4(晴れ、くもり) 昼「鬼平コロッケ」鶏蓮根メンチカツ、ちくわ半分、晩「かね竹」ふき山椒煮、いか、焼きサバ、「鬼平コロッケ」からあげ、ちくわ、チーズ、豆腐、焼酎 朝真舟ベースライン考え練習、書き物して長浜へ。だんだん長浜が現実で、神戸が夢のように思えてくる。民俗学の言葉を借りるなら、長浜が「ケ」で神戸が「ハレ」だ。異界だった長浜のほうに暮らしが結びつき、反対に神戸こそバカンスであり、異界なのだ。 ぼんやり考えていたことが、安田登『異界を旅する能』を読んで言葉に

          神戸⇄長浜往還記16

          神戸⇄長浜往還記15

          2024.4.2(晴れ) 昼「いなみ」天ころうどん、唐揚げ、晩「コーヒーハウス ロッキー」ポークカツ飯 妻の車に乗り込み、彼女が生まれ育った地域の名店をまわる。「いなみ」で名物の天ころと鶏の唐揚げを。唐揚げは一番好きなタイプ、大きいが薄く、衣と塩胡椒のかげんが最高。天ころも美味い。濃いめのつゆに溶けたわさび、きれいに揚げられた天ぷらたち、つゆに浮いたたくさんの小ネギのざくざくした食感。 そこを出て、「万葉」でお茶。わらびもちが美味いとのこと。ひとしべもらった。たしかに美味か

          神戸⇄長浜往還記15

          神戸⇄長浜往還記14

          2024.3.28(くもり、雨) 昼いなばプチナンカレー、晩豆腐、焼き鳥盛り合わせ、納豆、チーズ、焼酎 旅終わり銭湯に行き、どうにか疲れごまかしつつもやはり身体重い、その身体のまま今度は長浜へ。書き上げたものを送り、曲作り、道中であたらしい書き物進めながらすこし飲みすぎたか。 2024.3.29(晴れ) 朝おにぎり二個、昼サラダチキンバー、晩「ラーメン大学 都」にてカツカレー、サラダ 誘惑に負けビール一杯だけ飲んだが、ひさしぶりにほとんど飲まずにすんだ。カツカレーのおか

          神戸⇄長浜往還記14

          神戸⇄長浜往還記13

          2024.3.23(雨、くもり) 昼「グリル一平」ポークカツレツ、晩「かね竹」惣菜など 本来であれば家内とうちの両親会う日だったが、家内のほうの母が転んでしまい、怪我で来れなくなったのでうちの親だけ来る。 夕方、湊河湯へ行き、晩は市場で買ったご飯で飲む。両親、泊まる。 2024.3.24(雨、くもり) 朝コッペパン(ツナ)、昼「北海」餃子、揚げ麺、炒飯、晩「かね竹」惣菜など 「北海」で昼とったあと、市場でまた買い物し、両親を送り、家で晩酌。それからデモに歌入れ、晩嫁が寝

          神戸⇄長浜往還記13