たってぃ/春日千晶

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たってぃ/春日千晶

毎日更新目指して 小説を連載中 【完結】 【アステリアの鎖】 ブログ【ChatGPTとgdgd交流する話】 制限時間10分小説 【加筆・修正ver】杉藤 俊雄 は××したい

マガジン

  • 【書き出し用】薄桜鬼二次創作

    毎日投稿 書き出し用です

  • 【マルチ投稿】アステリアの鎖

    アステリアの鎖の10話分の話を を加筆修正して1本化しました。 アーカイブと混同して ややこしいかもしれませんが、ご容赦していただければ幸いです。 エブリスタでマルチ投稿しています。 https://estar.jp/novels/25514216

  • 小説宣伝・参考文献、他

    作品の宣伝や使用した参考文献を載せています。

  • 書き出し用__アステリアの鎖

    休載してしまった小説をぼちぼちとかきあげるマガジン。 最終的には加筆修正バージョンをのこして、作業用の小話は消す予定です。

  • ChatGPTとgdgd交流する100日間

    頭が悪い質問者である私とChatGPTがgdgd交流する100日間の記録。 緩い交流記録みたいなものですんで、よろしければみてやってください。 ちなみにタイトルの挿絵は商業用OKの素材を使って自作してます。

最近の記事

  • 固定された記事

【加筆・修正ver】杉藤 俊雄 は××したい_幼少期_1

 狆《ちん》という品種の犬を知っているかい?  体つきはポメラニアンにチワワを足して二で割ったような、小さな体に白くて長いふわふわの体毛を持って、顔はパグのような潰れた顔だけどチワワみたいなくりくりの目玉がかわいいんだ。  そして、僕の顔――【狆《ちん》くしゃ】の語源は、その狆がくしゃみをした時の顔が由来らしい。  つまり顔が潰れている上に、眼や鼻口などのパーツが中央に寄り集まっている配置で、その顔がくしゃみをしたようにぐしゃって歪んでいるんだ。  僕の顔――小さい頃は

    • 【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_29

      「ぬっ……うっ」  風間は苦し気に呻いて、自分の分身が千鶴のぬめる媚肉をかき分けながら、最奥へと収まったことにある種の安堵を覚えた。  千鶴をようやく捕まえて、彼女に受け入れられた喜びも一瞬、全身の毛穴が開いて、頭の中が情欲で観たされていく。  自分の意志とは関係なく下腹部に血が集中してきて、千鶴を味わっている先端が膨らんでいくのが分かった。  風間千景にとって初めての契り、交接……こんなところで無様を晒したくないのに、千鶴の膣肉は風間の先端を抱きしめるように締め上げて、緩急

      • 【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_28

         風間は千鶴を攫うが、同時に風間も千鶴に攫われるのだ。  千鶴は風間をじっと見る。銀色に変じた短かい髪を。いつも自分たちを見降ろしていた切れ長の瞳を。鼻筋の通った顔は記憶力も少し更けていて、肌色の悪く、頬も心なしかやつれて見える。  この三年、風間に見舞われた天災と理不尽を、千鶴は知らないわけではなかった。心を痛めつつも、自分では傍にいられないという言い訳を、幸せを願う祈りに変えて、都合の良い不幸と悪夢に甘えていた。  じっと真剣に、千鶴の疼きを癒すように指を動かす風間を、鬼

        • 【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_27

          「あいにくと俺は優しくできぬぞ」  分かりきったことを言いながら、千鶴の涙をぬぐい終えた風間は、そのまま手を彼女の下腹部に滑らせて、蜜で湿った花びらをなぞりあげていく。  頭領として叩きこまれた房術の知識は、この際、邪魔であり無粋。なによりも、愛しき鬼姫が望むことは、そんなことではないのだ。  確信もちつつも女陰をさぐる指の動きに、これから行われることを予感した鬼姫は、期待と不安で胸を高鳴らせながら、風間の手に己の手を重ねて膣口へと指を導いた。  そして、とろりと熱い蜜を零し

        • 固定された記事

        【加筆・修正ver】杉藤 俊雄 は××したい_幼少期_1

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          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_26

          ――今こそ、攫え。  身も、心も。  過去も未来も、絶望も希望もなにもかもから、千鶴を攫え。  二度と悪夢を観ないように。  二度と理想に殉じた、美しくも醜い男たちの影すらも思い出さないように。  雪村の姫ではなく、その半生を人間として生きてきた時のように、風間千景の妻となれるように。  攫われるのを待つ哀れな女は、口吸いから解放された桜唇に銀糸の唾液の糸を垂らした。  濡れた長いまつ毛に憂いの影を落として、形の良い眉の間にしわを刻み、金の瞳から惜別の涙を零す。 「…………」

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_26

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_25

          「…………」  しかし、風間は角を愛撫するのをやめない。それどころか、千鶴がより強い快感を得られるように、角の先端を指先でつまみ、こねるようにしごいていく。  ビクビクビク……っ!  行き場のない甘い毒のようなその刺激に、千鶴の小さい肩が震えて腰が跳ねて、無意識に風間の手から逃れようともがくも、堅牢な檻の如く鬼姫を捕らえた腕はびくともせず、執拗な愛撫から逃げることもできなかった。  快楽を逃がそうと足の指先が布団を掴んだり離れたりして、肢体が妖艶に悶える。そのたびに桜色の乳首

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_25

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_24

          「んっ」  言うなり再び唇がふさがれた。  いつのまにか千鶴の耳元の横で、風間の肘が折りたたまれて、ある予感にうっすらと背筋に冷や汗を垂らす。  偶発的とはいえ暴かれた新たな性感帯に発見は、経験の乏しい風間にとってお互いの経験を埋める術でもあり、千鶴にとっても未知の脅威でもあった。 「ん! んっ! ……っ!」  口を吸われたまま角が触れられる。角の先端に触れてくるたびに全身の血流と神経が反応し、発火するような熱さを伴いながら、貪欲な花門から再び蜜が湿っていくのを感じた。 「ん

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_24

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_23

          「なにを考えている?」  千鶴の意識を割るのは、不機嫌な風間の声だ。  声と共に、桜色の唇が塞がれた。歯列を割って侵入してくる肉厚の舌に、待ち望んでいたように自身のそれを絡める。  あいまの荒い呼吸音や、舌を絡めるごとに交じり合う唾液の味が、官能的な刺激が、理性的に働いていた脳を再び快楽の海に沈めて、鬼姫の動きを封じた。 「なにをって、鬼の角についてですが……」 「ほう」  口づけを解かれて即座に答える千鶴に、風間の顔が安堵で緩む。そして、どこか釈然としない顔になり、じりじり

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_23

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_22月

          「あ、ふぅ、う……」  ただ角を触れ合うだけなのに、こんなにも体が感じることは千鶴にとっても想定外だった。  頬を上気させて桜唇から荒い息を吐き、快楽の海に脳を浸しつつも、医者の娘であったが故の興味が、鬼の角についてある考察をすすめていく。千鶴が我が身の角によって思い至るのはそれは、動物の角ではなく虫の触覚だった。人間の五感よりも鋭敏であり、優れた空間認識能力によって天敵の動きを補足する。同族の匂いを察知する。そのためには、千鶴の知識にはない、いや、人間には存在しない様々な神

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_22月

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_21

          「お前、あの女とも角を触れ合ったのではないのか?」  あの女とは、千姫のことだと気づくのに、少し時間がかかった。  千鶴は金の瞳に玉の涙を浮かべて、肩を小さく震わせながら答える。 「いえ、鬼の姿になるのは滅多なことではないですし、角を触ろうという発想すら浮かびませんでした」 「ほう」と。満足げに風間は笑う。 「俺も触れようなどとは思わなかったな。なるほど、こうして触れてみると、普段から肉体に隠されている理由が分かる」  そう言って、千鶴の角の根元をつまみ、くりくりと弄り始めた

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_21

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_20

          「馬鹿を言うな」  攫わねば。と、己と千鶴の浴衣の帯を解いていく。かすかに聞こえる衣擦れの音すらも艶めかしくて、風間の心臓はうるさく高鳴るが、余裕のある振りをして千鶴を見下し口を開いた。 「お前は美しいな、千鶴」  初めて生まれたままの姿で向かい合う。千鶴も風間も髪の色が完全に銀色に変わり、額には角が輝いていた。 「千景さん、千景さんの角に触っても良いですか?」  風間の額に頂くのは王冠のような四本の角だった。  体内に埋もれていたはずなのに血に塗れることなく、象牙のように白

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_20

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_19

           耳元で紡がれた言葉は、残酷なほどに甘くて、美しくて、それでいてどこかほろ苦い。  報われたような悦びが胸の内をくすぐって、風間の全身の血が音を立てて循環し、心臓が早鐘を打った。顔が熱く、尖った耳までも赤く熱を帯び始めている。 「このっ……」  悪態をつこうにも、言葉がのどに詰まってもどかしかった。 「千景さん、照れていらっしゃるのですか?」 「うるさい……」  くすくすと笑いだす千鶴に、風間が不機嫌な声で言う。しかしそんな姿さえも愛おしいと思うのだ。たまらなく幸せで、嬉しく

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_19

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_18

          「千景さん、愛しています」  自然と口から出た素直な告白に、一瞬、風間が固まった。この男にとっては、突然の告白であり、喜んでいいのか泣いて良いのか分からない顔で、無理やり口の端を持ち上げる。 「分かっている。そんな当たり前のことをいうな」  彼の声は震えていた。風間千景の脳裡にあるのは苦い記憶。千鶴との大半の思い出は、新選組を間に挟んだ拒絶の記憶がほとんどだったのだ。  今回のことも、どさくさにまぎれた強引な手段を取り、千鶴の選択肢を取り上げたからこそ、関(かかわ)りもてた束

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_18

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_17

          「ん……、ふっ」  千鶴は風間の舌に自分の舌を絡めて、そして強く吸う。すると風間が驚いたように一瞬動きを止めるも、すぐに主導権を奪い返すように激しく舌を絡ませてきた。 「んっ……はぁ……」 「ぁ……」  熱い吐息を混ぜ合わせるように、互いの舌を吸い合う。さぐりさぐりと息を合わせて、唾液を啜り合うような深い口吸いをしながら、ゆっくりと布団の上に横たわり、布団を背にして風間と向かい合う。風間の瞳に映る自分の顔が、どこか歪(いびつ)なのは気のせいではない。  白銀に染まりつつある黒

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_17

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_16

           あの時、土方さんは……。  脳の片隅にある記憶をたぐりよせて、千鶴は呼吸を整えるような自然な動作で、風間から顔を離した。互いの舌が唾液の橋で繋がり、そして途切れて、乱れた呼吸音が室内に淫靡に響く。 「ふっ……、なんだ? もう限界か?」  千鶴に対して虚勢をはる風間は、唇を艶やかに濡らして、陶酔をおびた甘い息を吐いていた。頬が上気して紅の瞳を蕩けさせている表情。この顔を今から自分が歪ませていくのかと想像すると、千鶴の胸の内に強い嗜虐心と優越感が心臓を高鳴らせた。  土方も、も

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_16

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_15

           そう言って鬼姫は、愛しい人の胸に埋めた顔を上向かせると、紅の瞳をじっと見つめて言うのだ。  同様の覚悟と同様の熱量と同様の愛を――。  永遠を望めないのならば、せめて刹那のこの時だけでも、共にありたいと。  千鶴は風間の首に手を巻き付け引き寄せると瞳を閉じる。風間はそんな千鶴の顎を摘まんで上を向かせると、金色に輝く栗色の瞳に誘われるままに可憐な桜唇を塞いだ。  千鶴にとっては数多の男たちと繰り返した、けれども風間にとっては初めての口吸い。もどかしく動く風間の唇の感触がなんだ

          【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう2_薄桜鬼_狂咲鬼哭_15