新しいあり方を考えよう(野球の新しいあり方を考えよう編)

新しいあり方を考えよう(野球の新しいあり方を考えよう編)


以下は語り手の台詞


新しいあり方を考えよう。本日は、野球の新しいあり方を考えてみましょう。


ではまず、センターフライの新しいあり方を考えましょう。

私は、キャッチする守備者に変化を加えることを提案します。グローブの他に、“父の形見である脇差し”を携帯してみてはどうでしょうか。

こうすることで、仇討ち感がよくにじみ出ていて盛り上がると思います。

センター以外の守備者には毒の吹き矢を携帯させてもいいでしょう。


次に、エンタイトルツーベースの新しいあり方を考えましょう。

私は、二塁ベースに変化をつけることを提案します。

打者が進塁した際に、“ご予約済みシール”を貼ってみてはどうでしょうか。

こうすることで、あの二塁ベースは既にあいつのものなんだな感が溢れ出ていて、大変盛り上がると思います。

そして、審判は打者に対して「いい買い物しましたね」と声をかけてあげてください。


さてここで、プレイ中に起こる「アウトか、セーフか」問題について、新しいあり方を考えましょう。

この問題は、当事者はもちろん、第三者にも完全な答えは出せないのかもしれません。

しかし私は「アウトか、セーフか」の問題が起きた場合、一旦、みんなで“バレーボール対決”を行う解決法を提案します。

罰ゲーム付きで行えば、さらに盛り上がると思います。


そして次に、「振ったか、振らないか」問題について、新しいあり方を考えましょう。

この問題もまた、判断がむずかしくて完全な答えは出せないのかもしれません。

しかし私は「振ったか、振らないか」問題が起きた場合は思い切って、“それよりも、これから皆で海を見に行かないか”解決法を提案します。

大きな海を眺めていると、なんだか自分がすごくちっぽけな存在に感じられるでしょう。


そしてやはり、ストライクゾーン。

この問題は、国や場所、審判によって大きな違いがあるものなので、新しいあり方を考えるのは必須事項でしょう。

私は、ストライクゾーンの他に色んなゾーンを提案します。

気分だけ味わえる“優勝監督風胴上げゾーン”、“まるでアイドルの始球式ゾーン”、たまにはゆったり箱根で“夫婦水いらずゾーン” などを設けてみてはどうでしょうか。

そのほかにも、離れた時に初めて気付く“あたし、こんなにもアイツのこと好きだったんだゾーン”や、“落ち込んだ時はいつもアイツがそばにいてくれてたっけゾーン”などもよいのではないでしょうか。

こうすることで、ゲームがよりドラマチックでスリリングな展開になるでしょう。


以上のような、新しいあり方を導入することで、野球のさらなる進化、発展が望めるのではないでしょうか。みなさんも、野球の新しいあり方を探してみませんか。きっともっと野球が好きになりますよ。


私は、ゴッリゴリのサッカーファンですが。

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