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暮らしを紡ぐ

部屋の中には
旅で出会った羊たちのウールを紡いで
結ったマットや編んだひざ掛け、厚手の靴下など
もう何年も使っている。

この秋に編んだメリノの薄手のインナーセーターは
毎日氷点下の通勤で活躍している。
もう一着リトアニア羊の並太ウールで編んだアウターも
休日のお出かけでデビューした。

特に凝ったものではなくて
とてもシンプルで何年、何十年と日常使いのためにと思って編んでいる。

週末、帽子を編もうとおもって
夏に藍で染めたウールを選んで紡ぎ始めた。
ウールの時も美しい青だったけど糸にすると輝きが増して美しい。
少し前、羊の原色のウールを紡いだ糸も静かに魅力的。
新しい靴下を編みたい。

この秋冬から
毎日着る衣類を
紡いだ糸を編んだもので選べるくらい
編んでいこうと思い立った。
いつの間にかそういうことができるようになっていたんだ...


今朝、仕事場に着くと
鶴たちが鳴き合う声に出迎えられて
仕事の合間には、鶴が数羽並んで優雅に飛んでいく姿を眺めていた

そんな日常の中に手仕事がある幸せを紡いでいきたい。






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