完璧でないこと
私はいつもどうでもいい忘れ物をする。
別に無くても大丈夫だけど、あったら少し自分の気分の良くなる部類の物の。
たとえば、香水をつけること。
たとえば、ピアスをすること。
香水のボトルを持ち歩けばいいんじゃないか?なんて考えたりもしたけど、これ以上鞄の中の錘が増えるのは御免だ。
忘れ物防止用チェックリストはどうか?
いや、多分ストレスになるし時間通りに家を出ることができなくなる。
私は自分のことを完璧主義だと思っていた。
ずっと脳が自動で考え事をするから、先回りの行動も得意だ。
たまに先回りの取りこぼしがあると悔しい気持ちにもなる。
けれどここ最近、自分が完璧でないことにやっと気づいた。
そもそも完璧ってなんだ?
壁は土で、完璧の方は玉って覚えるといいねなんて、なんで玉なんだ?
これくらいでいいのだ。
やりたいことと、やりたいことの為にやらなくてはならないことのバランスを取って、ただそのまま"自分"で生きていればいいのだ。
ただエッセイを書こうと思ったのに、こうやって纏めたがるのが私であるように。
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