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絶望と希望

希望することをやめてはならない。

じっさい、たとえ合理的な根拠がなくとも、人間は希望することをやめない。

戦争はおそらく不治の病であるかもしれない。

しかし、われわれはそれを治療するために努力しつづけなくてはならないのである。

つまり、われわれは懐疑的にならざるをえないが、絶望してはならない。

それは医師と外交官と、そして人間のつとめなのである。

高坂正堯 『国際政治 - 恐怖と希望』

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