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【ヒメヒナ考察】「天唱神楽」の歌詞考察(2023/06/19時点)

はい、今回のアルバムの中でぶっちぎりで難易度の高い考察です。ヒメヒナ考察をしてるといろんな勉強をすることになってヒーヒーしてます。ヒーハー!

カタカムナ文献。
全80首ある歌ってことで「…ハオー!…じゃねえか……読むしかねぇじゃん…!!」と書籍を買って一読してきました。なるほど、わからん。
言葉だけをパッと見ると日本神話じゃんってなるのですが、カタカムナでは神とかはなく物理学的な意味を持ってるみたいです。「素領域理論」と同じことを話してるらしいのですがよくわからないので理系の民の力を借りたいところ。ヒィ…ハァ…
めちゃくちゃ浅いけどジョジ民がとっつきやすい言葉で表現するなら「神っぽいけど実は科学」じゃないかな。

今回は7首あたりを重点的に読んでおけばこの歌詞は読めそうな気がしたので気合いで考察してみたものです。今回はトップの画像と見比べながら読み進めてもらえればと思います。ではどうぞ。



📌前段

基本的には「夢のおわりの菊の花」と同じ流れと考えている。
以下考察はそれを意識した言葉選びをしている。
また、カタカムナ文献の全首(80首)訳を一読した程度の知識で考察をしているのでちゃんと理解はできていないことはご留意してほしい。今のところカタカムナ文献は古の高次元の科学書という位置付けで認識している。

📌①ノボリミスマルノタマ

古事記などで御統珠として登場もするらしいが恐らくここではカタカムナ文献上での意味として使われていると思われる
「実質が目に見えない潜態の状態で現象粒子として存在している」という大意があるが文献上ではさらにさらに深い意味を持つ。
とりあえず、「生命の根源」「目に見えないが存在している」というキーワードだけ意識しておこう。

これが昇るという。玉が昇ると考えて後の歌詞を受けると「太陽」ではないかという考えに至れるがどうだろうか。

📌②チラスツキヨニハオ

[散らす]
菊(終わりかけの命)。命を散らす。

[月夜]
このときの舞台は夜。そして月が浮かぶ。
これまでの月考察を出すと、月(ヒナ)が死んだ夜としても解釈できる。ただ、これはまだ信用度の低い考察。

[ハオ]
我々ジョジ民目線では「挨拶」として使われている。
ヒバリ文書中央上では「Matte,hao」とあるので物語上の登場人物である可能性もある

ここまでを合わせると、命が散りゆく月夜に「ハオ」が生まれたか、単純に何かが生まれたと捉えることができそうだ。広くうけるために一旦後者で検討しておこう。

📌➂ヨミシガミカタカムナ

[ヨミ]
恐らくここの「ヨミ」は「詠み」で詠うの意が主意かと。

[シガミ]
嚙み締めるの意。言葉を刻み込む様子のように見える。

[カタカムナ]
簡単なイメージ「カタ」が現象として表出するもので、「カム」が目に見えない潜象であり、「カタカムナ」という言葉はそれがこの世の現象の基本であるという意味として捉えておくのが一旦よさそう。ムズカシイ…
たぶんこれは陰陽の考えに繋がっていくのではないかと思うが一旦ここまでに留めておく。

カタカムナは現象概念全体を指す言葉なので、しがむ対象がカタカムナなのであれば、これは世界の理なのだと心に言い聞かせてたり、納得する様子が目に浮かんでくる。

📌➃ムスヒカミフタリフタリ

[ムスヒカミ]
恐らくここは日本神話の造化三神のことを言っているのではないかと思われる(アマノミナカヌシ、タカミムスヒ、カムミムスヒ)。この三神はカタカムナ文献でも同じ言葉で書かれてるが神的な意味合いは持たない。あくまで神の主観があるのではなく理とか世界の基本システムみたいな位置付けのイメージ。

[フタリフタリ]
まずは二人としての意味はあるだろう。「浮たり」という歌詞もあることからもっと深い意味もあるだろう。これはカタカムナ48音表の意味からのイメージだが、「潜象から2つへ分離しながら現象として表れそれが繰り返していく」という意味を持つのだとしたら、「複製」に繋がるか、「2手に別れて世界を繰り返して(世界を繋いで)いく」という一部考察と繋がったりしてくるのではないかと考えている。

この二つの要素が絡むとすれば、フタリフタリは世界の理の上で行われるという行動の舞台設計を示す言葉になるのではないだろうか

📌火の道、日の道

太陽のことだろう。天照大神的な意味合いの方が強いかもしれない。

📌息を止め

死。生物的な死を意味しているのかも。世界の理となるみたいな意味が含まれているかも。端的に言えば神になるということ。

📌霏々

雨や雪が絶え間なく続くという意味があるが、雨や雪で表現される比喩に着目するべきだろう。これらの言葉はおおむね何かの困難や障害などのマイナスイメージの言葉として使われている。

📌千代

千年。非常に長い年月。

📌千代の巫女と命為れ

永遠の時を行く命となること。そして巫女要素があるということは神事が関わる。神の遣い的な意味合いを持つのだが恐らくこれはカタカムナ的な側面は大きいだろう。ただ、周囲の目にはまさに神事として映るのだろう。とどのつまり、世界の理と繋がる存在となるということなのだろう

📌終の宿命よ別れよ別れよ

神となるには一度死ぬ必要があり、二人は別れる必要がある

📌潜航と閃光

カタカムナ的な目線で言えば潜象と現象のような印象がある。(ホントォ?)
恐らく二人が別れた後の行先を示しているのではないだろうか。

📌灯り奪われ落散る悲し世

灯りは希望なので、希望が奪われている。
落散るは「落ち込む」「散る(命が終わる)」の二つの意味がある。
希望を奪われて悲しみと終焉に落ち込む世界という意味だろう

📌盲刻

盲刻は時間を「失った」「壊れた」「存在しない」などの意味がついてきそう。
「永遠」という意味の比喩として受け取るのもいいかもしれない。

📌歌唱潜航 歌唱閃光

先ほどの「潜航」と「閃光」に「歌唱」が両方についたもの。
歌が二人の共通行動である可能性は高い
歌を軸にして世界を救うという使命を持っているのではないだろうか。

📌臥竜天昇

臥竜は優れた能力を持ちながら、世に知られていない人物のことをいう。
選ばれし者とか潜在的な有資格者である人物が天に昇る。
ここではヒメヒナであると捉えるのがよいだろう。

📌仮草電生

恐らく「WWW」のことだろう。
死後の行先はWWWである可能性が高そうだ。
※ただ、ライブのキービジュアルを見るとWWW世界の中で天に昇っているようにも見えるので要検討。

📌歌唱天昇

歌をもって天に昇る。ヨミシガミはこれにかかってきそう、

📌仮想電照

仮草電生と同様に「WWW」のことだろうが、言葉の違いに着目してみよう。

[草→想]
こちらでは仮想(ホログラム)の意味が強いだろう。(「草」は仮想特性について説明する言葉ではなかったので)

[生→照]
「生」は電気特性を持ったWWWで「生きる」ことを示し、「照」は世を照らすみたいな想いが込められているのではないだろうか。

📌菊の散りぬるを、花は水に落ち

命が終わるのを見届けている
誰が?ヒバリ文書左上と紐づけるならキャロル達
※この辺りで「夢のおわりの菊の花」と同じシーンの歌詞では?という考えが出てきた。

📌茅(チガヤ)の花言葉

「親しみ深い」「子供の守護神」「みんなで一緒にいたい」
これはキャロル達のことを指しているのかな?

📌稀人

これは臥竜のことだと思うが、首とは…?
もしかしたら、この時点で二人は機械の身体なのかもしれない。ここの状態については今後要検討。

📌神楽 神喰たり

神を喰うという表現は、「一矢報いる」という意味よりかは、神を内包するという意味の方が合ってるかもしれない。そしてそれをカタカムナ的な解釈をしつつ認識する必要があるのだろう。

📌八乙女、祓八家、臥竜八衆

新規要素なので今のところさっぱり。とりあえず今後「八」には注目だ。
これらの人物は後に続く神喰陰士という集団に含まれる。

📌神喰陰士の幟り歌

神喰陰士という集団にとって意味を持つうた。のぼりうた。
鯉幟(こいのぼり)と共通点を見出すなら、WWWに出てきた鯉の要素はこれに繋がりそう。中国には鯉が龍になる伝説もあるので、変身要素もおさえている。



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