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【ヒメヒナ考察】「提灯暗航」の歌詞考察(2023/06/16時点)

このアルバムを考察していて思ったんですが、結構同じシーンについて書かれているように見えるんですよね。なんか似てる。アルバムのテーマに合わせた歌詞抽出だからなのかもしれないのですが、シーンも一緒に見える歌詞がチラホラあるように見えるんですよね。ナンダロウナぁ???

ではゴゴぴょん先生の赤ペンを先に貼って考察を始めていきましょう。
ちなみにこの赤ペンシリーズの歌意のところで「。」を「.」にしてる意味はまだわかっていないです。最近のゴゴウタ告知のときもこれにしてらっしゃるのですが、わかってナイデ。「点」にしてることから「天」を意識してるのかなと思ってるんですが、全然わからナイデ。


📌人間界不適合者と似てる?

祭りから逃げる構図は「人間界不適合者」の内容と似てる
全体的な構成も似ているが、大きな違いは「光」があるかどうか
今思いついているのは次の2パターン。
・祭りから逃げた後、いろいろあって「光」を見出すことができ、そこから過去を振り返ったときの情景
・世界がループしていることを認識しているとして、「人間界不適合者」のときから何周目かした後の同じシーン

📌光とは

基本的には希望と紐づけられている。
他にもとも表現が重ねられている。

📌沈む視点と月の視点

冒頭から「月(ヒカリ)すら掬えない底で」まではかなり暗いのに、その後から希望を持つような歌詞に変わっていることから、ここで視点が変わっているのではないだろうか。
月の視点と言っているのは希望の持つ要素に月が含まれており、人物として捉えているから
ここのシーンにヒメとヒナがいると仮定した際に、希望を与える月の役割を担うのは他の考察から考えるとヒナのように思えている。

📌ひとつになるとは?

ゴゴノートの「僕等は一つの生命体になる」から異種生命体になるのではないだろうか
一つの肉体を共有する精神的な融合かな?(小並感)
あるいは肉体無しで精神を融合するという線で、二人で一つの光になるという事をしているのかも。
ただ、肉体が無くなるということは生物的な死を意味するところと思える。
ここで「生きていく」という言葉につまずくことになる。
ここら辺は「WWW」が大きな鍵となるのではないだろうか
まあこっちが本命。

📌流れるように命

「流れ行く命」との関連性を見出そうとするならば、ここで沈む人物はこれから死を迎える事になる。愛しい人の胸の中で。

📌両性の特徴を持つといえば

ふたなりは両性の特徴を持つ。日本神話の最初の方を思い返すと、初めの方の神は両性の特徴を持ち途中から男神と女神に別れていったという話がある。
※この辺りは「天唱神楽」考察のカタカムナの方の意味合いを意識した方がよさそう。
※カタカムナ文献読んだけど超難しかったゼ☆

📌墓原

墓要素と言えばハインとハイムだがここではそこまで関連深くなさそう。
心海の深いところなのでMr.VIRTUALIZERのダイブ表現は頭の片隅に入れておこう
ここでの墓は沈む人物の死に場所の意が強そう。

📌地球と月の関係性への同一視

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月はまるで
地球が垂らす提灯みたいね
あ、そっか
僕等すでに一つだった
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この地球と月の関係性への同一視は、「地球=ヒメ、月=ヒナ」のような共通認識がないと成立しない。
今までの考察ベースで考えるとヒナの方はどちらかといえば月なので、ヒメが地球に同一視するパターンを考えてみよう
地球→二人が生きる世界が地球と月で分かれている。(それが融合でつながった)
提灯→希望という光を持ってそれを追うというという構図が似ているから
    これは「希望という名の提灯をたよりに進む」から

まあ、提灯側の方がそれっぽい感じはする。

📌彼女らの希い

浮かんで、沈んで、不器用でも
ただ生きていたい

この言葉から「生きる」ということが彼女らの大きな希いであることがわかる。

📌地球と月の提灯鮟鱇の思想

今私が考えているこの歌詞の大きな流れはこう。
※「地球」と「月」はそれぞれ人物として読んでください。

1.地球は絶望し希望を求めることを諦めようとする
2.月は地球とひとつになり、希望を持って進むことを続けさせようとする
3.その旅路には明確な目的地もなく、道中また虚無感に苛まれるかもしれない
4.でもそれでも進むんだ
5.その旅の果てに死が待ち受けていようとも構わない。死ぬつもりでいい。
6.希望をたよりに進み続ける

このとき実際に身体がひとつになるのかもしれない
蘇り要素と時間要素が散らばっているのでここで時間がループするのかもしれない
「Out:夢の跡」で語られる「やり直し」に対する口調からこの精神性が根底にあってループに入るという線は強めに見ても問題なさそうである

📌アンコール

蘇り、生き返りなどがこれにあたりそう
片道切符と言うのがこの行動に伴うのが死だからだろう。
本当は生きたいけどこうするしかないとか誰かのためという想いがあるのではないだろうか。
その道中に希ったのだろう、「できることなら生き返りたい」とか。
もしかしたら、その願いが時間ループとして現れたのかもしれない。


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