見出し画像

私だって例外かもじゃない?

先日『そんな彼なら捨てちゃえば』(原題:He's Just Not That Into You)というラブコメ映画を観ていて、"例外"という言葉が印象に残った。
この映画はオムニバス形式のようにいろんな登場人物が登場するのだが、その中の2人、なかなかうまくいかない恋愛の正しい法則を追い求めるジジとそんな彼女にアドバイスを続けていた恋愛のプロ(?)、バーテンダーのアレックスとの会話。

※この後ネタバレあります


ひょんなことから恋愛の相談をしたり、乗ったりで良い友人となった2人だが、ある時ジジが「アレックスは自分のことが好きだ!」と勘違いしてしまうことでケンカ、すれ違ってしまう。その後、離れてみて初めてジジへの想いに気づいたアレックス。普段女は消費するだけ、の彼が居てもたってもいられなくなり、ジジの家の玄関まで行ったシーン。(映画のほぼラスト)
自分が胸に飛び込んだ時には行動がなかったので、「これは法則と違うんじゃない?」的な話をするジジに、アレックスは

君は僕の例外だ。

と言って2人は結ばれる。名シーン。(拍手)


ああ、そうだ。"例外"ってあるんだった。

私はこの映画を観終わった時、深くうなづいていた。
この映画の本質とはずれちゃうかもしれないけど、このストーリーにすごく救われていたのだ。

最近の私は仕事でも友人関係でも恋愛でも…
なんでも、誰かに「これは正しいか?」と確認していたし、
うまくいくための"こうしなきゃいけない"を確かめようとしていた。
そうすることで、先の不安をなくし安心しようとしていたのだと思う。
(法則や正しさを追い求めていたジジ…気持ちすごくわかるよ。)

私の人生は私のものだから、正解は私が決めるものだ。
そんなこと知っていたし、何度もそう思っていた・・・
でも私たちは、友人との会話から、
Facebookやインスタのキラキラした投稿から、
素敵な漫画やドラマから、
"これが正解っぽい"ことと自分の人生を付き合わせて、答え合わせしたくなってしまうんだ。

たぶん人生は思ったより複雑だ。
自分の人生、他の人が語れるようなものなわけがない。

法則や正しさはどうしても気になるし、「その通り!」ってこともあるけど
それには当てはならない"例外"って場合もある。

どんな状況になっていても、大丈夫。
もしかしたら今、前例がない新たな歴史を作っているのかもしれない。
私らしく考えて、私らしく生きていたっていいんだ。

世間ではそう言われてますが、
私"例外"なので♡

そうやって思えるうちに思っておこう。

自分の選択だって、キャリアだって、誰かとの関係性だって…
普通とは違っているかもしれない。
でもいいの。誰がなんと言おうとこれは私の人生。


PS
正解なんてないんだ!って投稿ばっかりだから、これが私のクセであって、乗り越えたいところなんだなあ…とnoteを書きながら自覚したりする日曜の夜です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?