ライブに行き慣れてない人へ、中3から40回はライブに行っている私から伝言

あくまで個人的意見なんですが、ライブ行き慣れてない人の視野が広がればいいなと思って書きます。

①ライブは行きたいタイミングでは開催されていないものだと思え

私が好きになったアーティスト(毎曲ではないが新曲出ればMステに呼ばれるレベル)の話になりますが、ライブは「ツアー」と「ワンマン」に分かれます。大半の場合「ツアー」のライブに行くことが多いのでその話をします。

例えば新曲をMステで聴いて「素敵だ!ライブに遊びに行きたい!」と思うとします。でもライブはすでに2か月前に終わっていた、ということがよくあります。なぜなら、「ツアー」は新曲ではなく「アルバム」が出て初めて組まれるものだからです。

だから新曲が素敵でその曲がライブで観たいと思ったら、大半の場合次のアルバムが出るまで待つ必要があります。アルバムは大体年1回発売されます。もし、その好きになったアーティストのツアーが2か月前に終わっていたとしたら、残念ながら半年位は次のツアーはありません。Youtubeを徘徊しまくったり、過去のライブDVDを買い漁って士気を高めておいてください。距離が愛を育てる、アーティストに限ってはマジです。

でも、ここまで愛が深くない音楽ライト層ってこうは思わないんだよね。下手したらその1曲ヘビロテして終わりとか。おいおいその曲が心に響いた理由を考えなくていいのか…美しいものに触れるきっかけが目の前にゴロゴロしてるけどいいのか…

②無料ライブは有料ライブの縮小版じゃない

無料ライブなんてね…もうそのアーティストの上澄みオブ上澄みなんです…セトリ(=セットリスト。そのライブで歌った曲一覧のこと)の攻めなさったるやもう。聴きまくったシングルが生のパワーで新しい迫力を帯びたり、古すぎて知らなかった(ほとんど聴いてなった)曲を突然ぶち込まれて新しい魅力発見してしまうところとか、思い入れがある曲がなぁなぁな感じで歌われる怒りとか、そういう感情が無料ライブには無い。「あーこの曲知ってるー」って足を止めてもらうためだったりチャリティーのためだったり、「名前知ってるだけの人向け」が無料ライブだと思います。

無料ライブが「名前知ってるだけの人向け」だとすると、有料ライブは「アーティストの価値を体系的に理解出来ている人向け」です。無料ライブが楽しかったら有料ライブに行こう、というのも直感的に理解出来ない。別物だから。理屈は十分分かります。アプリだって動画見放題サイトだって、最初は無料会員で良かったら課金するもんね。でもライブは無料と有料では主旨が違すぎると思う。何なら無料ライブはつまらなくて有料ライブは楽しいということだって有り得る。ライブに行きたいくらい愛があるのなら、ツアーに行ってくれ。ライブが始まって客席の照明が落ちてから本人が登場する2分間、語彙力ゼロになる興奮を感じてほしい。無料ライブでは絶対そんな凝った演出しないので。

③明らかに旬になる1年前にはファンクラブに入れ

これは2016年の私に言いたいんですが、やっぱり旬になってしまったアーティストって、もうチマチマしたファンサービス(握手会、リリースイベント、ファンクラブツアー)をやってくれないんです。私もあと1年位早くファンクラブに入っていれば、もっと近い距離で三浦大知を観れたのに。当時は「そこまでファンじゃない」と思ってたから仕方ないんですけど、こればっかりは判断ミスでした。もし似た境遇の人がいるならお伝えしたい。ファンクラブ、早めに入ろう。今ポチろう。ライブのチケットも取りやすくなるよ。会場によっては9割ファンクラブ席ってこともあるらしいよ。

というわけでライト層の皆さんに向けて、音楽ファンをやるうえで(多分)穴場的な内容を伝言させていただきました。ライブは年1回のお祭りです!みんなで盛り上がって参加しましょう!


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