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連続ドラマ「密告はうたう」小説よりすごいんじゃないかな。

連続ドラマW「密告はうたう 警視庁監察ファイル」(2021年)を見たくなったのは、このところ横山秀夫を続けて読んでいるせいだ。

原作は伊兼源太郎「密告はうたう」。警視庁警務部人事一課監察係主任の佐良が警察幹部の不正を暴くハナシ。
大ヒットだったってことで、続編の制作が決定したという。ストーリーは重厚ですスリリング。アクションシーンなどは大迫力。登場人物たちの葛藤、確執、苦悩もリアルに描かれている。松岡昌宏、仲村トオル、池田鉄らの演技がすごい。
原作は読んでないからかもしれないが、こういうのを見ると、小説ではこれほどの迫力は出ないんじゃないかって気がしたり。
でも佐良の心理は原作の方がもっと濃厚に描かれてるかも、って思ったり。
いつか原作を読んでみようと思うが、今はその続編ドラマの方を先に見たいかな。そのくらいこのドラマはよかった。