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【中学入試本番記:後半】2月3日〜6日

それでは後半です。ここまではこちら。
上記の画像はミライコンパスの合格発表です。桜の花も入っていて嬉しい。

■2月3日(木)     β校(2回目) :チャレンジ校

5:30に起き、いつも通りYoutubeを見て出発。
最寄り駅でクラスメイトの父子と出会い、「お互い頑張ろうぜ」と言って別れる。今日は国立・都立の受験日でもあるなぁ。
ふと、「4年生から日能研に入っていたら、もっと上を狙えたかな」と言ってきた。「そうかも知れないね。4年生で集団塾に入るのは難しかったかな。でも、個別塾があっていたと思うし、この二年間の頑張りは誇っていいものだし、その結果が2月1日・2日だったと思うよ」と伝えました。個別塾と親塾で伸ばせたと思うし、それが本人なりの頑張りだったとも思います。

学校に到着。今年は昨年より10%ほど増えており、すごい受験者数。本人は「埼玉受験の方が多かったと思うよ」とあまり気にしていない様子。受けておいてよかった。体育館を抜けて体温を測定し、そのまま二手に別れます。急に分岐になり「落ち着いてね!」とだけ伝えます。校舎に入って行きました。
この学校は授業体験はなかったものの、文化祭やイベントで参加することができ、一番生徒を近くで感じられたかなと思います。何故か、最終の四谷大塚模試ではこの会場を選んだし(あとから聞くと、近かったから選んだだけと言っていましたが(笑))。説明会の教室中継の雰囲気も、一番本人にあっていたんだよなぁ。でも、過去問では毎回あと一歩最低点に足りなかった。

今日もマンガ喫茶で待機後、集合場所の体育館に戻ります。すごい親の人数。整理券の順番で呼ばれ、出てくるのを待ちます。
会って早々に「覚醒したかも」と言います。算数は最終大問の(2)(3)以外は大丈夫で、社会もできたとのこと。理科も初めての問題が出たけど、何度か読んだら解けたと。「合格するかも」と言います。あまり今までも、できたと言ってダメだったことがないので、今回は問題が本人にあっていたのだなと思いました。問題用紙は持ち帰り不可なので、どうだったかは今でも分かりませんが。「いい調子!やったね!」と伝えます。
今日は節分。恵方巻を買って帰宅しました。

明日のα校再チャレンジに備え、夕方から算数の苦手な分野を再チェック。
20時から発表。なんと合格!!「うぉー、やったぜ!」と大喜び。すばらしい!!妻は大泣き。チャレンジ校が合格で、言うことなし!嬉しい予想外だった。
いつもどおり、一問一答をして21時には寝ました。「まだα校残ってるよ」と声をかけ、気が抜けないように。

■2月4日(金)     α校(1回目) :チャレンジ校

5:30に起き、Youtube後出発。やはり気が抜けてる気がします。
「個別塾の先生にずっと見てもらっていたし、Ω校まで受けようね」と言うと、「うん、まだ続けるよ」と言います。

α校の最寄り駅に到着。α校の隣の中学はもう受験は終わったようで、通学しています。「きのうは何がよかったんだと思う?」と聞くと、「算数がよかった。見直しで2問間違いを発見できたよ。」と言います。「2問だと12点ぐらいだね。これで合否決まった可能性高いよ。今日も見つけよう」と伝えます。
「4勝1敗にしてくるよ」と言うので、「その意気!今日も落ち着いて丁寧にね」と言って別れました。

今日もマンガ喫茶で。コロナ禍で約2年間、自分なりに子供と一緒に中学受験をして、チャレンジ校から合格をもらえる結果をいただけました。少し手が離れる来週から、どうしようかなと考えてしまいます。

今日も校庭で試験が終わるのを待ちます。もう1日と比べると人数は少なめ。30人の教室ごとに出てきますが、10人ぐらいしかいない感じ。
「社会はマイクロプラスチック・全国水平社が出て書けた。円グラフの問題は分からなかった。」「算数は場合の数が面白かった。立方体を切る問題は最初だけできた。」大きなミスはなかったように思えます。
帰りの電車の中で、「α校がだめだったら、β校にしようと思う」とポツリと言います。ずっとα校に向けて準備してきたもんなぁ。「そうだね、あとは5時を待とう」と言いました。

17時発表。残念ながら不合格。縁がなかったんだと思います。
β校が合格していたので、それほどショックもない雰囲気。
本人の希望で現時点までの結果を塾に報告に。「とっても先生達に喜んでもらえたよ」と帰ってきました。自分としても、今日の受験で一区切りです。

■2月5日(土)     β校(2回目) :チャレンジ校(欠席)

今日はβ校の入試日でしたが、合格したので空き日に。
β校・γ校の手続き締切日なので、改めて本人と進学先を確認しました。
・β校に手続きをする。
・入学したら、小学校と違って、今まで同じように頑張っている子ばかりになる。
・これまで算数の途中式を書かないで済む学校を受験してきたけど、中学に入ったらそうはいかない。先生の言うことを聞いて守っていく必要がある。
・これは発達障害とは関係ない。中学・高校の間に慣れることが必要。
確認の上、本人の選択としてβ校に入学金を支払いました。

明日のΩ校に備え、最後の勉強をします。
・前年度の過去問算数を解く。6割取れているから、良い方。
・社会のできる子ノートを最初からやりなおす。ほとんどミスなし。1年前に始めたことを思うと、よくやったなと思います。

21時に社会の直しを終え、中学入試勉強はこれで終了としました。
「もうここまで来たら、早く終わって欲しい。長いよー!」と言って寝ました。

■2月6日(日)     Ω校:憧れ校

いよいよ受験最終日。3時半ぐらいに「寝られないよ」と声をかけてくる。やはり緊張しているのか。
今日は日曜日ということもあり、車で学校に向かいます。
「今日、Ω校受かっても、深海魚なるのイヤだから、β校にするかな」と言います。β校で深海魚になる心配はない?(笑)

校門前を車で通り過ぎ、近くの駐車場へ。校舎に向かいます。
「この学校はあまり来ることができなかったけど、ずっと第一志望だったもんね」と声をかけます。正直、どうしてこの学校を第一志望にしたのか、親としてよく分かりませんでした・・。
検温し、「それじゃ、行ってくるわ」と言います。「落ち着いて、丁寧にね」と答えます。廊下を振り向きもせず歩いていきます。1日は何度も振り返って手を振っていたのに、この数日でも成長したなと感じました。

今日は妻と喫茶店で待ちます。「お互いお疲れさま」と言います。本当にこの6日間は長かった。自分の受験の方がどんなに楽だったか・・。
試験が終わり、校舎前で待ちます。QRコードで受験教室を確認し、たくさんの親が待ちます。
出てくると「社会けっこうできた。でも難しかった。」「算数は仕事算が複雑だった。塗り分けで線対称になる図形とか出た」とのこと。会場は寒かったらしいです。

途中、おにぎりを食べながら帰宅。そして早速ゲーム再開。
問題を見ると、さすがはΩ校。難しい問題だった。
よくここまで頑張ったよ。こんな問題、よくチャレンジできるようになったと思います。

17:30発表。残念。あとから確認したところ、倍率は約10倍。合格者の最高点と最低点がわずか16点だった。これは仕方ない。ずっと第一希望としていた学校にチャレンジできたことで良しとしたいと思います。

これで受験は無事終了。β校に進学を決めました。
長い2年間でした。努力することで結果が出た、ということが良い成功体験になればいいなと思います。

あと少し、総括をまとめて書きたいと思っています。


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