人と会うこと
人と会うことは何より大事。
昨日、転職イベントに参加するために都会へ新幹線で行って来ました。
イベント自体は朝から17時頃までの予定でしたが、もともとベンチャーに行くか起業したいと考えていた私は、2社のブースを回った段階で「なんか違うな。ここに私のしたいことはない!」と感じたため、昼前に会場を後にしました。
さて、まだ土曜の昼。明日の予定もない。
ここしばらくの私は田舎の一人暮らしに耐え難き孤独感を抱いており、どうしても誰かに会いたい!と思いました。
そこで、大学の先輩に連絡してみたところすぐに返信をしてくださり、会えることになりました。
昼の電車に揺られ、約1年ぶりの大学。
ノスタルジックな気分になるかと思いきや、意外とそんなことはなく。
まるで心があの時の気持ちに戻ったように、自然に「さて、研究室に行くか」とか「さて、図書館に行くか」という感情になりました。
でも人のいない大学は廃校前のように寂しく、抜け殻のようで、なんとも寂しい気持ちにはなりました。
私の大学時代の転機となったのは間違いなくアカペラサークルに入った時で。
そのサークルに入るきっかけとなった広場を見た時、4年間の思い、経験、人々の姿が蘇ってきて、その青春が2度と戻ることはない事実に気づかされ、胸がキュッと締め付けられるような気持ちになりました。
大学構内を歩きながら、先輩といろんな話をしました。
私の今の気持ち、困ってること、辛いこと。
本当にありがたかったです。
夕方になり。
大学の同期が後輩を引き連れて来てくれ、4人で居酒屋へ行きました。
その時間は久しぶりに人と会って話して、私は一人じゃないんだなと感じることができました。
しかも、転職のこと、起業のこと、ベンチャーのことなどたくさんの情報を教えてくれたり、私のことを教えてくれたり。
私は「自分には軸がないなあ」とか、「何年も先の姿を思い描いて行動したことなんかないなあ」と思っていたのですが、「実は軸があった!」ということを指摘してもらえたことは私にとって大きな出来事でした。
中学校では運動が苦手なことと優柔不断さを解消するためにバスケットボール部に入ったり、人前で話すことが得意になりたいと思い生徒会の選挙に2年連続で立候補したりしました。
大学ではキラキラした人や集団と人前で表現することに憧れがあったので、もともと音楽系のサークルに入りたいという思いがあり、アカペラサークルに入りました。
そのおかげで、たくさんの尊敬する友人ができ、2年生のときには幹部と大きなイベントの班長をさせてもらえることになりました。
中学校でバスケをしていた時、生徒会をしていた時、大学でアカペラをしていた時、辛く、自分には向いていないんじゃないかと思ったり、うまくいかなかったり、夜遅くまで作業をしたりして、家で夜な夜な泣いた時期もありました。
でも、今思い出してもそれは「ただ辛い記憶」では決してなく、「充実していたキラキラした思い出」として残っているのです。
バスケ部の入部届を出した時、選挙の立候補届を出した時、アカペラサークルの入団メールを送信した時。
どれも何度も悩み、緊張し、葛藤した記憶がありますが、どれも本当に良かったと心からいうことができます。
そんな記憶を、飲み会での友人の一言から引っ張り出すことができました。
LINE、電話など人と話したり関わったりする手段はたくさんありますが、やっぱり直接会うのが何より心の栄養になるなと感じました。
LINEだとニュアンスが伝わりきらないし「たくさん送るとくどいかな」とか絵文字とか、余計なことを考えてしまうし、「人と一緒にいる」という感覚に乏しいように感じます。
電話だとLINEよりは相手が近くに感じますが、やっぱり表情が見えなかったり、相手の都合(今忙しかったかななど)を考えてしまって気を遣ってしまいます。
そして、LINEも電話も基本的に1体1のコミュニケーションなので誰かと誰かの会話から新しい話が生まれる、みたいなことがありません。
でも、実際に何人かで集まると、直接顔を見れるし、「この時間に全員が集中してるし、この空間を一緒に共有している」という事実になんだか安心感を覚えます。
昨日という1日が、まさかこんなに充実したものになるとは。
朝の段階では単に転職イベントに参加するだけの土曜日だったはずが、昼にパッと退出したこと、先輩や同期に連絡してみたこと、とりあえず大学最寄りの駅まで行ってみたこと、などによりすごくすごく充実した時間になりました。
あ〜〜やっぱりやっぱり、人って大事!
人に会いたいし話したいしたくさん笑いたい!
大学時代、手相を見れる院生さんに手相を見てもらったときに「え、ほんとに公務員になりたい?人の中にいるのが好きなのになんで壁を作ってるの?」と言われ、ちょっと図星でした。本当は特に公務員になりたくはなかったし、人は多分好きなんだけど少し怖い。
だから、やりたいことが明確にあって、人に対してどんどんアプローチできる人が本当に羨ましい。
でも、やりたいことが明確にないのがダメなんじゃないと思うんだよね、と今の私に言ってあげたい。
だって、中学校の時も「バスケ部に入ること」「生徒会に入ること」が本当にやりたいことだったかと言われるとそうではない。ただ、自分の目標を叶えるために最適な環境を選んだだけだなと思う。
もっともっと、人と仲良くなりたい。それで、馬鹿なことたくさんしたい。馬鹿なことは一人では思い付かない。だからたくさんクレイジーパーソンと仲良くなって、地球の遊び方をもっともっと追求していきたい。
「私は、可愛いより面白いと言われたい」
これは小学校くらいからすでに思っていたことで。
なんとなく私自身をコンテンツにして人から笑いをとりたい、と考えて生きていた。
小学生時代、先生が激怒中にこっそりふざけて友達を笑わせてたら怒られた。
変なダンスを編み出して友達に披露して笑わせたし、写真を撮られるときは変なポーズをしてるのが好きだった。
でも、高校に入って、「みんなと同じじゃなきゃ」と思ってしまったんだよね。
なんなんだろう。なんでだろう。そこから脱出できなかった。3年間。
で、18年間のうちの3年間って大きくて、殻からどう出るか忘れちゃったんだよね。
もっともっと友達を作って変なことして笑ってやり切って出し切って、死にたいね。
変なことを全力でしたいし自分がコンテンツになりたいしインドとか東南アジアとか言って変なフルーツとか食べたいしゾウとか乗りたいしガンジス川は入らずに見たい。
毎日毎日田舎で同じ単調な暮らしはしんどいし、田舎でも生活は面白くできるっていうけどやっぱ限界がある。
し、とにかく私は環境と周りの人にかなり左右されるので、環境選びが最重要課題だなと思う。ベンチャーとか起業界隈とか面白い人たくさんいそうだから私もそっちの世界にgo to the futureしたい。
SNSとか見て丁寧な生活とか美容を真似するのもいいけど、やっぱりどれも「すごく楽しい」ってわけじゃなかった。「こうしなきゃいけないんだ」って勝手に思ってた。自分のみる情報にすごく左右されるから。
もっともっと、気軽に誰かに電話して、会って、どんどん人生遊び尽くしたいな!
今日は以上にしようかな。
今回は比較的明るめの内容だったのではないでしょうか。笑
次も明るい話題を提供できるようにしたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
では、また次回。
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