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ときには現実でも、オートバトルモードが求められる時期もある。

ビジネスメン(社会人)には、感情を無にすることも求められる。

それはときに心の防衛線として必要であったり、はたまた前進のためブルドーザーのような日々を過ごすために必要であったり。

仕事は社内研修や通話アドバイスをする「コールセンターQC」と、同じ会社の「広告PR」チームの2つの部署の主任をかけ持ちしている。どちらも5:5くらいの配分。主任なので、係長の下くらいの役職。ぜんぜん偉くはない。

最近、毎日2~3時間の残業をしている。
これが多いのか少ないのか、人に寄りけりかもしれないけど、この働き方改革のさなか、ただのサラリーマンだと考えれば少ないほうではないと思う。
ていうか3時間はしたくない。

さらに3月は繁忙期ということで、これから1ヶ月間、現場の最前線で部下たちと一緒に顧客対応をガンガンする。1年に1度、ヘルプという立場で駆りだされるが、1年もやってない仕事を「もちろんできるよね」と、あたりまえにやらされるのは結構な負担。

そしてさらに、ことしは3月が終わったら出張に行くべし、と話がきた。

何足もわらじを履くほど、視野が広がり、成長もある。
でも、便利屋のようにあれこれ対応し、脳みそを切りかえるのも楽ではない。同じ仕事をまいにちするよりいいじゃないですか、と言われれば、たしか。それもつらいと思う。

だから結局、なにがどうこう、誰がどうこう、と言っても茨の道は避けることができない場合、グチを通りこして、心を無にしたほうが楽。

けっして、後ろむきな意味じゃなくて、あれこれタスクをこなしていったらスキルも上がって見聞も広がるのはたしかなんだから。

だからといって「よし、やるぞ〜!」と情熱的になれないのは、へたに経験があるから。経験は身をたすけるが、危険を察知して踏みこみを遅らせることもある。

だから負荷にもメリットにも目をむけず、ひたすら目の前のタスクをこなす。ゲームで言ったらオートバトルモードにするようなもの。時間が過ぎたら、経験値が増えて、お金も増えているはず。

とはいえ、回復薬のチェックだけはおこたらないように。
この調整を間違えると、けっこう死にます。
自分はなにがいちばん癒やされて、なににコブされるのか。
でも、それこそ経験でおぎなえるはず。



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