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【洋画】プラトーン

監督: オリバー・ストーン
出演: チャーリー・シーン、ウィレム・デフォー、トム・ベレンジャー、ジョニー・デップなど
上映時間: 2時間

ベトナムに行く前に、ベトナム戦争の映画を観よう企画第三弾。こちらは以前観たことがあるのですが、当時はベトナム戦争のことなど全く知らなかったので、多少の知識が身についた今改めて観ることに。

めっちゃおもしろい!!こんなに面白かったっけ??受け手の知識だけでこうも作品の見え方が変わるのだなーと。この作品を「まあいい作品だな」ぐらいで観ていた過去の自分が恥ずかしいです(笑)

まずは人間関係の構図が傑作です。同じ軍隊の中でも色んなグループに分かれています。白人グループと黒人グループ、麻薬漬けグループと正気を保っているグループ、過激派と冷静沈着派、鉄の心を持つ人と人間的な弱さを持つ人。
このように色々な派閥があるので色々な対立があり、その人間模様がめちゃくちゃおもしろい!

その中でも主な対立はやはりバーンズとエリアス。特にこの二人がジャングルで対峙するシーンは、この映画の圧倒的名シーンです。

でもみんなオフの場面では一緒に仲良く酒を飲んだり、麻薬を吸って冗談を言い合ったり、人間的な部分も垣間見えます。この辺はやっぱりタイプや人種こそ違えど同じ人類なんだと安心するのですが、同時にこういった一般的な人間が戦場に駆り出される恐ろしさも感じます。

ストーリー、キャラクター設定も素晴らしいですが、やっぱ映像も最高ですね。めちゃくちゃリアルに戦場の様子が再現されています。本気でウエッとなるようなグロいシーンもあって、戦争の怖さがヒシヒシと伝わってきます。

しかしハリウッドの名作はホンマにおもしろい。この映画もストーリー、特に人間模様の複雑さが緻密に描かれており、常にワクワクしながら観ていられました。

もうこれでベトナム行きはバッチリかなと!ベトナム戦争証跡博物館に行くのが非常に楽しみです。しっかり歴史を学び、俳優としてのレベルを上げれるように努めます!

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